見出し画像

新しい環境になって

 半年ぶりの投稿でしょうか?お久しぶりです。私事ではございますが、長らく暮らした地元を離れ、新たな地に就職いたしました。今は、新しい暮らしが始まって1カ月が経とうというところ。その中で、私が何を感じているのか、まとめようと思います。

終わりは始まり

 「終わりは始まり」そういう言葉をよく耳にします。古いものが終わると引き換えに、新しいものが始まる。世の中は常にそうやって動いてきました。
 私の中でも、これまでのキャリアに区切りをつけ、新しいキャリアをスタートさせました。ただ、新しいことを始めるという期待よりも、「今までの人生を見つめ直したい」という思いに溢れている気がします。これまで何不自由なく(受験勉強などの苦労はありましたが)、レールの上を歩んできたが、果たしてこれが自分にとって正解なのか?学生時代終盤や前職で挫折した時にそのような疑問が湧きました。それがきっかけとなり、転職という大きな決断を下したのです。
 転職に加え、これまでのキャリア形成を育んできた地元を離れるという決断。今までの積み重ねを整理するところから始まりました。

何もかもが未経験という世界

 新しい仕事、新しい土地、初めて出会う人々。私にとって、すべてが未経験の世界です。確かに、新たな土地へ渡るにあたり、不安はありました。引っ越してきた当初は、地図を見ても、方向を間違えたり、方言や文化の違いに戸惑ったりする日々。まだ今でも不慣れは払拭できていませんが、徐々にこの環境を愛せるようになってきたと思います。

戸惑う日々。それでも、実家には帰りたくない。

 土地や生活は少しずつ愛せるようになってきました。肝心の仕事はどうかというと、不安要素が大きいです。全くの未経験の仕事である上に、多種多様な人と出会いました。当然中途で入ってきたわけですから、年下の先輩がいますし、同期も多くいるわけではありません。時たま「本当にこの仕事を選んでよかったのか」「今後何年もこの仕事でやっていけるのか」不安になることがあります。今は、研修を終え、配属が決まった時期。まだ大きな仕事を任されているわけではありませんが、徐々に責任が大きくなっていきます。当然失敗もあるでしょうし、怒られることもあるでしょう。そういった時に、きちんと自分の非を認められるか、成長してやろうと思えるか?ここに仕事を続けるための秘訣があると感じています。
 もちろん、これまでも挫折経験は重ねてきた身ではあるので、リスクマネジメントもとっています。それは、「別にやりたくてやっている仕事ではないから、一生懸命になりすぎない」「安定したパフォーマンスのために心の安定も必要」「嫌だったら逃げていい」この3つを常にモットーに掲げています。確かに、逃げていいとは思っています。ただ、どうしても実家には帰りたくないという、譲れない信念はあります。その理由まで説明すると話がややこしくなるので、ここでは割愛しますが。
 まだ「安心して過ごしている」と言える段階ではないですが、もっと仕事や人のことも愛せるようになりたいと思います。

今後どう生きたいか

 新しい環境が始まって約1カ月。今も不安や戸惑いと闘う日々ではあります。友達はおろか、親戚も知り合いすらも1人もいない場所ですが、幸い気の合う同期にも会えましたし、職場の人間もいい人が多いです。そうやって些細な幸せを見つけ、生きる活力にしていけたらと思います。
 これまでのレールを歩む人生に区切りをつけ、新たなレールを目的地が見えないまま進んでいます。ざっくりではありますが、「お金がほしい」とか「もっと認めてもらいたい」とか「愛せる異性がほしい」とかそんな感じでしょうか?
 今私は何をしたいか、どうなりたいか、物凄くぼんやりした状態です。迷い探し続ける中で、答えが見つかるといいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?