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私の弱点は克服できたのか

①見通しをもつこと
 まず、私は見通しをもつことが苦手である。というか、今までしてこなかったのである。スケジュール管理とかしたことないし、しなくても何とかなったのである。だから、予定を立てることなく、その時の感情で行動することが多かった。 

②誰かと一緒に物事を成し遂げること
 私は、自分が面白いと思ったことを、時に迷いながらも一人で突っ走ってきた。だが全くそれは、独り善がりだし、自分だけではどうしようもないことがあることに気づいた。

 これは昨春に投稿した記事の引用だ。(詳しくは「私の弱いところ」という記事を参照)ここで、私は2つの弱点を独自に結論づけた。これらの弱点であるが、転職し、新生活が始まった今、どのぐらい克服できたのか?また、新しい課題はあるのか再び考えてみようと思う。

①について

現在の評価:弱点とは言えなくなってきている。
課題:PDCAサイクルにつなげられるか

 まず、結論から言うと「弱点とは言えないほどになってきている」と言える。やはり、一人暮らしを始めたことで食事やプライベートを管理するようになった。また、仕事面でも「仕事をどうやって進めたらいいか」考えられるようになった。今では公私ともに見通しをもって行動することが不可欠になっている。
 つまり、これは先天的な欠点ではなく、経験がなかっただけである。経験を積んでいけば最早弱点と言えなくなってくるだろう。
 経験を積む中で、浮き彫りになったこともある。それは、「PDCAサイクルを確立できているか」ということである。見通しをもつこと&行動することはP&Dにあたる。「見通しをもって行動する」ことができるようになったとしても、「やって終わり」「一つ終わったらまた次」のように単調なことが多い。これでは、P➡️D➡️P➡️Dにとどまり、全くC&Aができていない。
 もちろん、「見通しをもって行動する」ことは今後も鍛えていきたい。まだ自信をもって完璧と言えないからだ。ただ、その見通しも甘かったり、全くの検討外れだったりすることもある。そうなると、行動を冷静に分析し、改善につなげることが必要となる。今の自分の行動は適切だったのか、無駄がないか、今よりもっとよくなるためにはetc.こうすることで、見通しをもつ力も同時に鍛えられるのではないか?

②について

現在の評価:協調性はついてきている
課題:自分の考えを端的に伝えられるか

 こちらも結論から言えば「以前よりはましになった」程度だ。前職では、自分が意固地になる余り周囲から孤立する事態を招いた。しかし、それが引き金となり、退職へ追い込まれた。この反省を踏まえ、「素直さ」「謙虚さ」をしっかり身に付けようと一からトレーニングしてきた。そのおかげもあってか、以前よりは自分にも他者にも寛容になったように思う。
 ただ、「面白いものをつくりたい」「面白いことをしたい」という気持ちは燻っていない。確かに素直さや謙虚さは大事だが、同時に「自分の考えをもつ」こともしなければ仕事はできないのである。
 本当に大事なのは、「協調性をもちながら自分らしさも発揮していくこと」である。使い古されたような表現だが、本当に不可欠なスキルなのである。
 ここで必要になってくるのが「自分の考えをいかに言語化・可視化し、相手に伝わるようにしていくか」である。 自分が面白いと思ったことについて、何が具体的に面白いのか?そしてその価値はどこにあるのか?相手には何を求めたいのか?突き詰めて考えることがコミュニケーション能力の土台となるであろう。(コミュニケーション能力においては、これらだけでなく、臨機応変さも大切だが。)

まとめ

結論:弱点は克服しつつある。

新課題①:行動を分析できるようにすること。
新課題②:自分の考えを言語化・可視化できるようにすること。

 まとめると、上記のような感じだろうか?やはり環境が変わったこともあってか、弱点は日々克服しつつあるようだ。ただ、まだ完璧ではないし、よくなったと言いきれない。さらに良くしていく(意識しなくてもできるようにする)ためには、今もやっとしている部分を明らかにする以外ない。

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