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Salesforceレポートのバケット化について

Salesforceをもっと使いこなして、データドリブンな営業組織を作っていきましょう!

今回はレポートのバケット化についてご紹介します。

こんな時におすすめ
成約する確度をA~Cにランク付けして案件数を確認したい
住所を地方ごとに振り分けて表示させたい
営業グループごとに案件数を確認したい

「特定の項目に大項目のようなグルーピングをして表示させたい」「そのために新しい項目を作成するのはちょっと手間」といった時に使えるのが項目のバケット化です。

今回は「成約する確度をA~Cにランク付けして案件数を確認したい」を叶える方法を共有します。


新規の商談レポートを開く

まずは商談レポート新規作成します。
今は項目の『確度(%)』で行をグループ化し、ドーナツグラフで表示している状態です。
細かい%ごとに商談レコードが表示されていて、一番案件数が多い%の相場がどの辺りか判別しにくいです。

レポート編集画面で『この列をバケット化』をクリック

確度(%)の右横にあるプルダウンから、『この列をバケット化』します。

バケット列を編集する

バケット名をつけ、どの範囲で区切るのかを設定します。
バケット名=このレポートで表示される項目名を考えてください。
今回は確度70%以上をAヨミ、確度~69%をBヨミ、確度~49%をCヨミ、それ以下をその他としました。
編集が完了したら、適用をクリックします。

アウトライン下部に作成したバケット列『ヨミ』が追加されました。

作成したバケット列でグループ化

『ヨミ』をクリック&ドロップで行のグループまで持っていきます。
これで設定は完了です。
レポートを保存&実行します。

確度(%)がAヨミ〜その他に分かれた形で反映されました。

バケット化により確度がすっきりして高確度な案件数の把握が容易になりました。

バケット化は数値項目以外でも使えるので、ぜひ試してみてください!

参考資料:Salesforce Help
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.reports_bucketing_overview.htm&type=5


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