こんにちは、ぴぴちゃいるどです！

バナーは今日紹介する作品に出てくるキャラクターのぬいです。
私の睡眠時の相棒です。

本当は今年最初に読んだ本の紹介をしようと思っていたんですが…
「やっぱり第一弾は好きな漫画紹介したい！」ってことで、紹介させてください。

チェンソーマン！！！

私は藤本タツキ作品を哲学書だと思って読んでいるフシがあるので、今日は個人的に響いたシーンをランキング形式で発表させてください！！
（私が楽しいだけの企画！！最高！！）

藤本先生の過去作品である【ファイアパンチ】は国語の成績が上がるマンガとしても紹介されているので気になるかたはぜひ！！

特に【社会、宗教と人間の関係がわかる漫画】として紹介されています。
精神的に元気なときに読んで下さいね（笑）

ちなみに宗教といえば、マルチ商法とナンパ界隈はカルト宗教と通ずるものがあるので深く調べるとビジネスモデルとしてはめちゃくちゃ興味深い業界なんですよ。
カルト集団のドキュメンタリー番組とかからも分かるように（オタク特有の早口）
…と、いう話は機会があればするとして！（笑）

早速、本題いってみよう！

【チェンソーマンの作品紹介】

まあ、スカッと系の王道少年漫画ではありません。
結構グロいので人は選びますが、私は大好きです。

【好きなポイント】

私自身がどちらかといえば考えさせられるような、アングラめの作品が好きです。
じゃなきゃカルト宗教が〜、とか言わないよな。

（例えばファイアパンチ、亜獣譚、不滅のあなたへ、火の鳥、ビースターズ、ウシジマくん、九条の大罪あたりが好きな漫画作品ですね。）

自分の倫理観を振り返りながら読めるような作品や社会風刺的な作品に興味をそそられるので「うわ、ヘビーだなぁ…」と「面白すぎるだろ！！」の間を反復横跳びしながらつい読み進めてしまう。

ちなみにアレコレありつつ、最後に愛が勝つやつが好きです。
心は純粋なんで。

ウシジマくんや九条は愛もクソもありませんが。

そんな私がチェンソーマンの劇中で好きなシーンを紹介していこう。

【好きなシーンBest5】

第５位

主人公（以下、デンジ）が初めてパワーちゃんの胸を揉んだときのシーンですね。

このあともデンジは「なんか違う」「妄想して追いかけてた頃のほうが幸せだったのかもしれない」「また違うものを追いかけた時も同じ感想になるのかもしれない」と、狼狽えます。

これは気持ち分かるなぁ…
何事もやってみると「あっ、こんなもんか。」って思いません？

良いことも悪いことも意外とやってしまうと「こんなもんか」なんですよね。

だからこそ、良いことは「こんなもんを自分なりに楽しむ」であったり、悪いことは「こんなもんならやっぱり自分には必要ない」と撤退する理性も必要

人間って悪いことでも自分に利益があるとエスカレートして感覚おかしくなり易い生き物ですからね…

「こんなもんか」を侮っちゃあいけないよ。
…社会風刺作品の読み過ぎか？

第４位

第５位で紹介した「こんなもんか…」の虚しさをデンジが上司（？）のマキマさんに相談したときのアンサーがこちら。

初見の私は心のおぢサンが下心丸出しでのたうち回ってしまい、まさに下のような状況だった。。。

しかし、冷静になってみるとマキマさんは凄く大事なことを言っている。

それこそ過去の投稿でも少し触れたけど、人間関係において相手を深く知るってのは大切だと思う。

相手のことは知れば知るほど心地よく、気持ちよく過ごせますからね。
同時に傷付けかたも分かってしまいますけどね…
それは辞めましょうね。

このシーンはエッチなことについて話していますが、マキマさんは人間関係で大事なことを教えてくれている気がします。

ちなみに最近は目の前の相手と深く関われない人たちも増えていると言われてますよね。

SNSを通じて気軽に色々な人と繋がれるのは良い反面、もちろんデメリットも沢山あると私自身も感じています。

深く関われない回避依存症のような問題以外にも、感情的になってしまったり、周りと比べて自己肯定感が下がったり。

SNSでは大なり小なり誰しもが仮初の姿で普段の自分より大きく見せてると思っとくぐらいが丁度良いですよ。
…話、逸れましたが。（笑）

第３位

父親が遺した借金を返済するために、今まで悲惨な生活を送ってきたデンジ。

デンジはずっと【普通】の生活に憧れていました。
彼の言う【普通】とは【普通の家で、普通のご飯を食べて、働いて、出来たら恋人と付き合って、隙間時間は自分のやりたい様にやって、柔らかい布団で寝る】ということ。

…しかしデンジの考えていた普通の生活が手に入ったあとの心境がこちら。

「なぁに言っとんじゃい！！！」と思いつつ、人間の本質を突いてて刺さりすぎたシーンなので２位にするか迷った。

人間の欲求ってエグいよなぁ…

人間が欲に振り回されて堕ちそうになる作品は個人的に大好きです。（悪趣味）
だからファイアパンチも読んでください、めちゃエグいんで。（すかさず布教）
でもまあデンジくんは少年漫画のヒーローだからなんだかんだで大丈夫なんですけど。（そこも好き）

普通で良いと言いつつ、いざ普通が手に入ったらもっともっと上を求めてしまう。

私も若い頃はそうでしたし、みなさんもそういう経験あるのでは…？

私自身、20代半ばまでは仕事の肩書きに、お金に、贅沢な暮らしに、結婚するならハイスペが良いなとか…欲しかなかったです（笑）
黒歴史ですが、愛おしいですね（笑）

今は色々あって自分が大切なものが分かるので、価値観も初期にデンジが求めていた【普通】が1番という気持ちに変わりましたが…
その理由は今後発信する【全国表彰と共に失いかけたもの】の回で詳しくお伝えしますね。

そして私自身似たような経験があったからこそ気持ち分かるんですが、デンジは【欲】以上に人から「認められたい」「受け入れられたい」「求められたい」気持ちも大きかったんじゃないでしょうか？
所謂、自己肯定感的なやつですね。

デンジ【THE 男の子】って感じで可愛いですね。
私は女の子ですけどね。
気持ちは分かります。

まあ「自己肯定感は他人じゃなくて自分自身で満たせよ（笑）」とも思いますが…
（自己肯定感の捉え方もいつか話したい！）

人間は社会的な生き物なので、誰かに必要とされてた方が生きがいにはなりますからね。

第2位

シンプルにこの考えは大事だなと思います。

【知らぬが仏】とか言いますからね。

例えば、友達や恋人が倫理的におかしいことをしてたとしましょう。
知ってしまえば受け入れられず関係崩壊の危機ですが、知らなければ仲良しなまま一緒に過ごせるかも知れません。
自分の知りたいことだけを知り、信じたいものだけを信じる。
そうすれば理想の世界で過ごせる。
ある意味では最高に幸せですよね。

無知でバカで、なにも知らず生きることもある意味幸せなのかなって思います。

知らない方が幸せだったなぁ…って経験は誰しもあるんじゃないでしょうか。

ちなみにクァンシには4人のバディ（いずれも恋人）が居るのですが、その1人にコスモという女の子がいます。
あまりに素っ頓狂で「ハロウィン！」しか言わないので当初はイロモノ枠かと思われていました。

しかし後に彼女は宇宙の森羅万象の情報を司る「宇宙の魔人」だということが判明します。

コスモの能力は相手に「ハロウィン！」と声をかけることで相手を自分の精神世界に引きずり込み、宇宙の情報を流し込むというもの。

膨大な情報量は人間の脳では到底処理できるものではなく、その能力に触れた人間は思考が「ハロウィン」に侵されてしまうのです。
結果、相手は「ハロウィン」のことしか考えれない狂人や廃人になってしまう…
（呪術廻戦にも似たようなのがあったよね）

コスモ（恋人）を通して【全てを知ってしまった人間の末路】を知っているクァンシのセリフだからこそ余計に響くものがあります。

第１位

これは私のなかで新しい【物事の捉え方】を得たシーンです。
初めて読んだときは衝撃でした。

それまでの私は、友達にせよ恋人にせよ嫌な過去や一面が見えるとプリプリして「なんで裏切るようなことするんだ」とか「期待させといてそりゃないよ」とか思ってましたし、当たってしまうこともありました。

でも結局、裏切られたと思ってるのも期待してたのも自分自身なんですよね。

嫌な過去や一面も相手の一部なんです。
むしろ自分の勝手な理想で相手を見ていただけ。

それこそ第４位にも通ずることですが、相手を知らなかっただけ。
新しい一面が見えただけなんです。

だからそこを受け止めるのか、クァンシのように離れるのかは自分次第。

この考えかたが出来るようになってから、良い意味で相手に期待し過ぎずフラットに接することができるようになってきました。

以上！
好きなシーンをランキング形式でお伝えしました！

みなさんの心にも響くシーンはありましたか？

【番外編】

ちなみに普段の私はこの3つのマインドで生きてます

めちゃくちゃオススメです！！
真似しても良いですよ。

これは自分に好意的な女の子に対してチョロすぎるデンジのセリフですが…

男女問わず、自分に好意的な方々に応えていくのが穏やかに過ごす秘訣だなと。

来るもの拒まず、去るもの追わず、帰ってくるものは心に余裕があれば受け入れる。
これくらい大きく構えてると生きやすい。

ピンチなときこそ、この軽やかさを忘れたくない。
心の余裕のなさは人生の大敵ですから。

最後はコチラ
少し自意識過剰ですがオッケーオッケー！！

私は私を選んでくれる相手に対していつも「見る目あり！！」「分かってるな！！」「センスあるね！！」と、思って生きています。

こう考えるとハッピーな気持ちになりますし、相手のことも好きになれるので一石二鳥です。

ちなみにレゼ編、映画化するんですね！！

レゼ編だいすきなので嬉しい。
絶対観に行く！！！！

本日もお付き合いいただきありがとうございます！

みなさんも好きな漫画の刺さるシーンありますか？
めちゃくちゃ知りたい…

今日はここまで。
それでは皆さんお手を拝借、ぃよーお👏🏻
解散！！

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