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結論

行きたくない飲み会は行かない。(終)


一行で結果が出ましたが
自分なりに深堀してみたいと思います。
いろいろな前提を置きながら
飲み会について
頭の中を整理してみたいと思います。

前提

ヒト・カネ・時間の枠組みで分類します。

①時間
業務で勤務時間・業務外
②カネ
会社負担・自己負担
③ヒト
経営者・上司・部下・フラットな関係者

結論が簡単にでる順番で並べてみました。
それでは各論に入ります。

①時間

会社命令で参加を要請されたら業務時間で
費用は会社負担になるのが自然です。
この条件で業務外+自己負担なら
転職活動することをお勧めします。

私の経験上は勤務時間になりません。
私が経営者でも勤務時間にしません。
勤務時間にしないということは
自由参加であり
参加するしないにかかわらず
公式には評価に影響しません。

時間に関しては
勤務時間にならないことが基準なので
これを勤務時間として
生産性が上がると
考えている経営者がいたら
いろんな点で従業員のことを
考えている可能性あり
いい会社かもしれない。
しかし、勤務時間にしている会社を
私は見たことがありません。

②カネ

これもシンプルで会社公式の行事は会社負担。
それ以外は自己負担だと考えています。
①決済権のある人が参加者
かつ
②飲み会の費用は生産性向上に役に立つ
と考えている人が参加したら
自己負担が減るあるいはなくなるでしょう。
私は会社のお金の流れは
社内で共有したいと考えています。
そのため、飲み会費用をいくら使っているか
社内で公表しようと考えています。
その費用が無駄だと考える人は
離れていくでしょう。
その費用の使い方が
良いと思う方は残るでしょう。
使った費用について
株主以外に説明をする義務はないですが
費用について説明してくれる経営者の方が
自分はいいなと思っているので
飲み会の費用についても
社内で説明したいと思います。

③ヒト

ここが一番大切なところです。
それぞれの立場から考てみたいと思います。

経営者視点

飲み会で会社のお金を使うとき
あるべき姿は
飲み会の時間が会社運営のために
良い影響を与えるから。
飲み会に参加することで
参加者自身の視野が広くなったり
仕事がしやすくなったりと
プラスの効果が期待できます。
参加者が成長した分は
将来転職することになったときも
生きてきます。
飲み会による投資は
今すぐに売上につながるものではないですが
参加者の意欲低下を防ぎ
近い将来の業績向上になると考えます。

しかし注意点もあって
それは経営者が楽しむ割合が多い飲み会です。
視野広くならない
仕事がしやすくなっていない
など感じるときは
参加者にメリットがありません。
飲み会に参加するということは
時間外も会社の人と会うということなので
時間外に会うことが苦痛にならない
文化を作るのは経営者の仕事の一つです。
その文化ができて
飲み会を継続できると思います。
また、参加者に気づきを与えたり
視野を広くするためには
経営者自身が成長しながら
視野を広くする必要
があります。
とは言っても経営者が
何をやったら成長するか、
視野が広くなるかは
手段が決まっていないので
自分で探さなくてはいけません。

上司視点

正しく飲み会ができたら
部下との関係が良くなり
翌日以降の業務に良い影響がでます。
その一方で、
上司は一般的に部下よりもストレスが強く
それを発散する飲み会の場合最低です。
説教とかいやだな。ごますりもいやだな。
上司の目標としては
翌日から仕事中に部下が話かけやすく
なるように仕事に関することの
相談のハードルを下げるのが
最大の目標になると思います。
これが実現して
職場環境の改善につながるなら
経営者も喜んで費用を負担するのでは
ないでしょうか。

部下視点

飲み会にいかずに
プライベートな時間を過ごしたいと考える人が
多いのではないでしょうか。
仕事のときですら、上司と過ごすのが
ストレスなのに飲み会まで
一緒だとつらすぎます。
また、いやな時間なのに
自己負担まで発生するとつらさ倍増。
このように参加することが
マイナスになる飲み会もありますが
その一方で仕事時間中は時間がなくて
同僚や上司と話をあまりできず
仕事時間外でゆっくり話ができる
飲み会もあると思います。
いろんな価値観に触れて
翌日以降の話しかけるハードルが低くなる
と価値ある時間なのだと思います。
それなら自分で費用出しても
価値ある飲み会だし
会社がお金を出してくれるなら
いい会社だと思います。

フラットな関係者

経営者同士、管理職同士、同僚同士、
あるいは職場自体がフラットな組織など。
時間外にその人と過ごしたいか
どうかが大きく関係する。
時間外には一緒にいたくない人と
仕事するって苦痛ですね。
時間外でも時間を過ごすことが
ストレスにならない関係の人と
仕事をするということはが
私は大切だと考えています。

まとめ①~③を考慮して。

私が経営者として考えていることは

  • 時間については時間外。

  • 費用については全員参加可能な
    形の場合会社負担。

  • 時間外で会うことにストレスにならない関係を作る。

これをいつもの仕事のときからできていて
開催できるものだと思っています。

弊社でも飲み会ができる文化
および参加したくない人を
減らせるように活動したいと思っています。
もちろん、全員が参加したい
ということは不可能なので
なるべく多くの人が参加したくなるような
関係性作りを目指します。

おまけとして

飲まない人の費用どうするか問題

かみさんから聞かれました。
個人の見解としては

  • 費用は一緒でいい。

  • 飲まない人から費用を減らしてほしいと言われたら考慮する。

でしょうか。
そこで費用減らすことが
面倒であると考える人が多いと
次回からその人には
声がかからなくなるでしょうし、
飲まなくてもその人がいることで
飲み会に良い影響がある人なら
参加メンバーも費用負担が少なくても
納得できるのではないでしょうか。
つまり、費用を減らして欲しいという提案
をする方は

自分の費用負担が少なくても
周りのみんなが納得できる状況を作る

ことが大切なのかなと思いました。

また、かみさんが飲み会に行くとき
費用負担なしで参加できるものがあり
いるだけで楽しいと感じている相手がいる
という極めて重要なことを学びました。

世の中にこのような人が
いることは知っていましたが
身近にいると少し衝撃的です。

個人の価値観による
問題なので答えはないのですが
自分の見解を書いてみました。

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