おままごと

テレビでエッセイストさんが自身の台所の紹介をしていた。台所の紹介よりなにより、私が思ったとは

エッセイストってカッコいい肩書
私もなってみたかったな、今更無理だけど

である。
ぼーっと流すようにテレビを見ていたら、エッセイストさんのお子さんのおままごと用の小さな手作りキッチンが映し出され、ふとnoteを思い出した。

あ、エッセイストのおままごとならできるかも。
noteにエッセイスト(おままごと)として書けばいい
なんだ簡単じゃん

そんなこんなで、私は秒で憧れのエッセイスト(おままごと)になった。
今更無理だけどは今だからできるけどに変わった。noteというツールがあって、気軽に書き込めるスマホがあって、ついでに育休中で隙間時間がちらほらある。
今だからできる。

37歳アラフォーのわたしは〝今更無理だ〟をよく思う。転職するとか勉強するとか今更遅くないか、とか。今更家族への接し方や態度を変えられない、とか。もっと学生の時に海外旅行にいけば良かったな、今更だけど、とかとか。でもそれは私の気持ちが無理なだけ、勇気がないだけだと分かってる。私は失敗が怖いし、将来が不安だし、恥ずかしがり屋で臆病なのだ。

けれど、私は今憧れのエッセイストになった。しかも秒で。おままごとではあるが、随筆という新しいことを始めたのだ。
新しいことを始めるとは、まぁ、なんと気持ちが晴れやかなことか。
とてもとても低いハードルだったのに、こんな気持ちになれるので、皆様に是非おままごとをお勧めしたい。
さてエッセイストわたしはどんな言葉を紡ごうか。乞うご期待!

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