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千賀担in台北 オタクが勢いだけで台湾遠征した話

勢いで生きているオタクが台湾にいったはなしです!
※注意
この記事は特性上、前半部分はオタクの自分語りがめちゃくちゃ多いです。
渡航内容とかTipsは後半の台湾セクションまで飛ばしてください。
ちなみにFiNGAiSM in TAiPEiは12/10まで台北で開催中!みんなで行きましょう!


渡航前

発表

10月末、千賀くんの個展が台北で開催されることが決定!
第一印象:へぇ〜〜〜がんばれ!
期間を確認したが、すでにディズニーや観劇の予定が入っている。っていうか海外飛ぶのに1ヶ月前は短いんだわ?!しかも台湾か〜いや行かなくていいかな…うん…東京も行ったし…などと思っている私を尻目に、TLの千賀担は生き生きと動き出していた。速やかにパスポート手配し、初海外旅行を企てるフォロワー。まって?みんなすごくない??と半ば他人事で見守っていた。

行かないと決めたものの、行く千賀担を応援したい気持ちは存分にあったので、フォロワーの「パスポート取れた!」や「飛行機抑えた!」などの準備ツイートを見守りながら静かにいいねしていた11月中旬。
千賀くんが是非来て欲しい、と千賀担に向けた呼びかけのブログをあげた(有料ブログなので引用は控えるけど)。痛む心。とは言ってもいけないしさ〜〜〜だけど、いわゆる「いけないけど頑張って!」勢になりくないので必死で絞り出したのがこれ。行くよとも行かないよとも言わずに返事だけした。

転機、北海道公演

そして北海道公演。藤ヶ谷担のお友達とお話してる時に「マイちゃんは台湾いかないの?」と聞かれる。行かないということを明確にはしていなかったので、お友達が疑問に思うのも当然な気がした。「アクティブな印象があったから行くのかと〜!」と言われた。
確かに、結構アクティブだし行きそうだよな、と自分でも思いつつ、改めて行かない理由を言語化してみてわかったことがある。

  • そもそもアジア旅行に興味がない

  • スケジュール的に厳しい

この1点目がかなり大きかった。辛いもの、生以外の魚介類、スパイス系、豆系、ワチャワチャした市場での食べ物を好き好んで食べない私は、アジア旅行に行くモチベがほとんどなかった。その場でも藤ヶ谷担さんに「逆にヨーロッパ開催だったら即決で行ったと思うんだけど…」と伝えたら笑われたけど、本気ですこれ。やろうよFiNGAiSM in フランスあたりで。
というのはさておき、自分の中での行かない理由と向き合ったことと、行きそうというイメージがあるんだな、というのに気づけたことは後ほどの判断に結構大きな影響を与えた。

北海道公演は、FiNGAiSM開催決定後初の公演地ということもありMCや会場でもその内容を目にすることが多かった。
双眼鏡を使って会場を見ていると、FiNGAiSM関連のうちわも多くて、それにニコニコ反応する千賀くんはかわいかった。
そしてMC。宮田くんが個展に触れてくれた時、千賀くんが「日に日に不安!」と答えていた。インスタを確認していたので、毎日予約方法を配信しているのは見ていたし、もしかして埋まっていないのでは?と私も少し不安に感じていたし、そのようにツイートしているファンもいた。
最終公演、千賀くんはずっと手袋を外さなかった。指には絆創膏が光っていて、怪我をしたのかな?と思った。もしかしてアートだろうか。命削って頑張っている、とか言っていたし頑張っているのだろうか、初の海外個展のために。
ということは、やっぱり台湾に行くのが一番千賀くんを喜ばせられるのでは…???

決断

最終的に決めるきっかけになったのはまさかのファンサ。
昨年の夏頃から「千賀くんおいでってして」といううちわを持っていた。これにした理由はあまり覚えていないのだが、読みやすくてやりやすいものという考えで作ったものだった。
北海道公演の千賀くんは本当にカッコよくて、その上ファンサももらいメロメロ。かわいかったな〜と甘い思い出を噛みしめ、千賀くんに会いたい…とロスに陥った頭でぼーっと考えていた時に、思いついてしまった。
「もしかして、これって(台湾に)おいでって、ってコト!?」

準備

まずは行ける日程を洗い出し、各日程の台湾行きの便の時間/値段を調べた。出来れば行き帰り同じ航空会社が良かったので、それも踏まえて決定した。結果、ディズニーの予定が入っていた翌日に早朝5時発、帰りは深夜0時発のスケジュールで台湾に行くことになった。ちなみに予約したのは渡航の10日前。未だかつてこんなに短期間で海外旅行を決行したことがなかったので不安しかなかったが、「狂ってるくらいが今はちょうどいい」ので…(PSYCHO)。

あとの基本情報は全てlineオープンチャットから入手した。
フォロワーが作ってくれた、台北に行く千賀担のためのオプチャ。ちなみに現状約60人の千賀担(を筆頭としたキス担)が参加している。渡航に関する基本情報から、メトロの乗り方、台湾でのルールやマナーまで。軽く読んでいるだけでなんとなく頭に入ってきたし、実際ノートにまとめられていたリンクやアプリをめちゃくちゃ活用した。
大好き千賀担、ありがとう千賀担。千賀担がこんなにマメでテキパキしてるということにびっくりした。担タレのかけらもない

台湾

さて、ここから渡航経験を書いていく。オプチャに書くほどではないけど…という私がした間違いを書いていくのでみんなは気をつけてね!
ちなみにスペックとしては

  • 初、海外での一人旅

  • 話せるのは日本語と英語

  • 留学時期は年4回ほど12時間超のフライトを経験していたので飛行機は得意

  • アジアはマレーシアとタイへの渡航経験あり(だけど、自分で手配などは初めて)

  • 公共交通機関は苦手

何回か「なんでそんなミスするかな〜〜!?」みたいなミスもしてますが、誰かの参考になるかもなので全部赤裸々に書いていく(笑)

飛行機

今回はtigerairを使用。台湾発の便でないとオンラインチェックインできないため、カウンターオープン直後に現地でチェックイン。カウンターの方は日本語話せたし、機内アナウンスも日本語あった。日帰りなので預け荷物なし、リュックとFiNGAトートのみ。
ゲートに向かうと機材到着の影響での遅延とのアナウンスあり。そういえば前評判調べていなかったなーとツイッターで「tigerair 遅延」で調べたら4時間遅延して二度と使わないとかキレてる人もいた。今回は出発が45分遅延、到着は20分弱の遅延。日帰りで滞在期間が短いこともあり、もっと遅れたらどうしようと焦った…。
乗った瞬間爆睡したのでわからないけど、無料の機内サービスはなかった認識。
あると便利なもの:防寒(飛行機はなんやかんや寒い)、保湿系(蒸気でホットアイマスク、うるおいマスクなど)、耳栓、アイマスク

入国審査

入国カードはオンラインで渡航前日に済ませ、準備万端で臨んだ…が普通に並んでいた。臨時カウンターも稼働していたので、多分ピークタイムだったのかな?受付自体はスムーズで、そもそもオンラインで事前申請したとすら言ってないような…カメラに向かって顔の照合と、機械で指紋だけ確認。

空港からの移動

空港からの移動方法は色々あったが、一番簡単そうだったのでMRTを利用することに。
たまたまKKdayで安いクーポンを見つけたので、MRTの空港から台北の往復チケットを搭乗前の4:24に予約完了。15分以内にバウチャー送付予定とあったのに、まさかの10:31まで来なかった。空港で手間取っていたので問題なかったが、これ乗れなかった可能性あったのでは…?
ちなみに受付カウンターは到着ロビーのKKdayのカウンターじゃなくて、桃園メトロ空港線(MRT)に向かう途中にあるEzflyのカウンターです。普通に上のリンクに書いてあるけど、見逃して一回間違ってKKdayの方向かっちゃった。
カウンターで往復分の2枚トークン(乗車時に使用するコイン)をもらったけど、改札通過後に早速どっちに入場記録をつけたかわからなくなったので、いい子の皆さんは気をつけてください…(台北駅のインフォメーションで状況説明して入場記録を確認してもらったよ!)。

セブンでの発券

Ticket Plusへのログイン後表示されるibon取表の操作説明PDFが普通にわかりやすかったので問題無かった!

言語

中国語は全く話せないので、オプチャでオススメされていたGoogle翻訳アプリで意思疎通、情報の読み込みには主にGoogleレンズを使用。
最初の挨拶で「ニーハオ」してしまうとその後も中国語で続けられてしまうことが多かったので、後半はこちらから「Hello, sorry, I can't speak Chinese」と言っていくスタイルでやっていた。これとセットでGoogle翻訳アプリを見せれば大体意思疎通できた…気がする。

Google翻訳の画面、スピーカーボタンを押すことで発音もしてくれる
Googleレンズでメニューとかショーウィンドウの説明を読み込んで翻訳できる

お金

色々調べた結果、エポスカードの海外キャッシングが最も手数料が安いというようなブログを見たため、そちらを使用。TPE第一ターミナルで銀行atmを探し、サイト記載の説明書に沿って手続きできた。
海外に行った際に現金が余るケースが多いので、800台湾ドル(約3800円)ぐらいで良いかな…と思っていたら機械の100台湾ドル札が札切れで、仕方なく1000台湾ドルを入手。
※12/17 追記:日本に戻ってから2日ほどしてから、キャッシング履歴がエポスネットに反映されたので、リボ払いからのまとめて払いで支払い完了。結構簡単!
私は夜市などに行っていないからかもしれないけど、どこもクレカ使えた印象。一箇所だけ、台湾銀行に紐付けられたクレカじゃないと使えなかったので、その時だけ現金を使用したよ!

観光

台北での滞在時間は約10時間。FiNGAiSMの訪問がメインなので、あとは小籠包を食べ、台湾茶を買い、カフェに行ければ御の字!と目標を決め、観光を開始。
ちなみに公共交通機関苦手なので、空港からのMRT以外は全部歩いた。ひたすらGoogle Map。
他の方もツイートしてたけど、台湾の信号の残り秒数が表示されるの新鮮だったし、青信号のときに歩く姿がアニメーションみたいに動いてるのコミカルでかわいかった。
やっぱり木とか、景色を見ると海外だ〜…となる。気候あったかくてお散歩日和だった。あと謎の蝉?みたいなのが鳴いてて、海外だ〜となった(2回目)。

台北のマップ上での大体の位置関係

今回私が探索したのは主に中山エリアと、永康街。雑貨屋さんやカフェが多いおしゃれエリア。今回の旅のテーマはアートなので!
台湾茶のお店はたくさんあったけど、Googleレビューで一番店員さんが英語話せそうなところにした。店員さんとお話ししながら試飲して好みのお茶を選べた〜!!
夜に千賀くんがおすすめしていたアメリカ大使館の建物をリメイクしたカフェに行ったけど、そこも素敵空間でした。お外にある水紋を模したベンチがすごくかわいくて、こういうのを千賀くんも素敵とか思うのかな〜とニコニコした。

FiNGAiSM in TAiPEi

いやーーーー頑張って来てよかった。
これに尽きるぐらい、本当に素敵な空間。表参道のものにも3回行ったけど、異国の地で個展を開催しているという事実だけで胸がいっぱい。
今回に向けて新たに制作されたものや、変更も踏まえて全てが今千賀くんが見せたいFiNGAiSMなんだろうな、と感じた。
スペースが広いのもあり、展示の感覚が開けられていてとても見やすかったし、写真も撮りやすかった。スニーカーエリアはもうちょっと近くで見たかったけど…(笑)
FiNGAたち動いてるのかわいい。特に触れたいのがSTAGEのセクションで、本当に今の千賀くんが作ったものなんだろうなと思えるし、Instagramの方のダンス動画なども含めて、全部ひっくるめて千賀健永!という感じが大好き。

グッズ売り場は入場自由っぽく、付近で開催されていたフェスの参加者と思わしき方々がふらっと立ち寄ってくれたりしていたように見受けられたのが嬉しかったな。ファンがメッセージを書くことができるボードも設置されていて、千賀くんが全てをひっくるめてアートとしていそうなところがすごく好きでした。

おまけ

ってなわけで無事帰国して勢いで書き上げました。もはやターゲットが誰かわからない怪文書だけど、誰かに届きますようにー!!(笑)
本当に弾丸で計画したので、逆に「これから先何を楽しみにすれば…」感がない(笑)人間はやる気になればいつでもどこでも行けるしテクノロジーがあれば言語伝わらなくてもコミュニケーションできるんだなと勉強になった。
改めて千賀くん、台湾に行く機会をくれてありがとう!絶対にこれがなかったら行く機会がなかっただろうなぁ、と思うのですごく貴重な経験でした。

ちなみに最後グッズ売り場で千賀くんを見かけることができたんだけど、スーツで足早に歩く姿がすごくかっこよかった。スタッフの方や招待した方々とコミュニケーションしながらスーツで歩いている姿とか見るとあまりに普通にお仕事してるお兄さんで胸を押さえてうずくまってしまうやめて好きです。そんな中で千賀担であったり個展を見に来ている人に笑顔を向けて、「みんなぁーありがとぉーしぇいしぇいー」(ひらがな)って言ってるのかわいすぎた。かわいい生き物すぎる一生おいしいものだけ食べて幸せでいてほしい。

おしまい


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