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子どもがいる夏休みを“地獄”にしたくなかったから、私は子どもと旅に出た。

2019年4月
わーちゃんはナイスな園に入園できることとなり、平日に毎日いなくなった。

今までずっと “捧げてきた” 対象の不在は、わたしをびっくりもさせたし、寂しくもさせた。けど、わたしを “わたし” にさせた。


そうしてゆっくりゆっくり取り戻していった “わたし” と、ずっと “捧げられていた彼” の関係性はバランスが変わっていった。


「当たり前」が変わるとき、けっこうツラいのだな、と思った。


「自分の時間があるのが当たり前なわたし」は、またひたすら彼に捧げなければならない日々が来るのを想像しただけでツラかった。

今日は彼とどこ行こう。今日は彼と何しよう。今日は彼に何食べさせよう。

それだけを考え遂行していたわたしは、もういないのだ。

「いつだって“ママ”と呼べばこっちを向いてくれて、気にしてもらえて、捧げられまくっていた彼」もきっと、変わってしまったわたしといっしょにいることはツラくなるだろうことが容易に想像できた。


そんな憂鬱を前に、「夏期保育の申込み書」を出す日が迫っていた。


美容院でだったかな?

「もうすぐ夏休み。ヤバい。夏休みどうしよう」という話をしたら、
『あぁ〜。子どもの夏休み、お母さんたちにとっては地獄って言いますよねー』
と言われた。

うん。確かに地獄……なんだろうけど。…けど。
そのまんまじゃヤダな、と思った。

このまま、夏期保育をお願いして働いて、子どものことは園に任すこともできた。けど、なんかヤダなと思った。

ラクだけど、楽しくない。

わたしは楽しく生きたいのだ。


妊娠してるわけでもない。
下の子がいるわけでもない。

………。じゃあ、旅に出よう!!!!!

そう思って旅に出た。

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午前中にふだん通りに遊ばせて、発散させて、(何泊分ものハハコの荷物を抱えていたので)「新幹線だよ。新幹線乗るんだよ!楽しみだね〜!!!」と、それを誘い文句になんとか新幹線の出る駅まで歩いてもらい、無事に新幹線に乗車。

そこで力尽きて、お昼寝をしながら向かって、けっこう眠れたころに軽井沢に到着♡
…というのを思い描いていたけど、新幹線に興奮しまくり、なかなか…寝ない。。。

やっと寝たと思ったらもう駅に到着。全荷物をもって、わーちゃんも抱えて新幹線を降りることになる、というハプニングを最初からむかえ(苦笑)

それなりに大変だったけれど、やっぱ、残っているのは楽しさなんだよなぁ。いやはや濃かったなぁ。楽しかったなぁ。

というわけで、今さら旅のときのことをまとめていこうかなぁと思ってます。

そして、次の #ひろみとわたるのハハコ旅 についても考えている最近です。


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