ヒトカラ民、そろそろ誰かと歌いたい
私、ぴろろ。
無職になりもうすぐ1週間。
今日は久しぶりに一人カラオケに行った。
カラオケは高校生の頃に友達に誘われてからハマった趣味。
大学生の頃は週一で学生寮を抜け出して、フリータイムで夜な夜な歌ったこともあった。
時が過ぎ社会人になり、無職になり、同時期にコロナ禍になってどこのカラオケ店も閉まってしまう事態になり。
そんな風に近年は、行く相手も機会も限られる中で、カラオケ自体が年に数回行ければ良いかなみたいな趣味に遠ざかってしまっていた。
今日は、久しぶりにフリータイムで歌ったものの、アラサーの体力では4時間が限界でね。
勿論ぶっ続けでなんて歌えないよ。
10分くらい休みながら曲を入れた。
激しいアニソンや高音のボカロ、aikoのような音階迷子な曲は疲れた喉にはかえって辛いので、昭和のブルース、歌謡曲を中心に歌うことにした。
特に最近は朝ドラ「ブギウギ」の影響でブギウギを歌うようになり、レパートリーが広がった。
買い物ブギ、ラッパと娘、東京ブギウギ。
笠置シヅ子さん、もとい服部良一氏の曲は今から70年以上前の曲とは思えないくらいハイカラであり、どの曲も歌うと爽快だ。
それに加えて、普段人前で歌えないような曲も。
ヒトカラの良いところは「この曲入れてみたけどテンポが速すぎて疲れて歌えない……!」となってもすぐに演奏停止を押せるところだ。
あとどれだけ間違えてもぜんぜん恥ずかしくない!
「練習したいから」と、同じ曲を何度入れたって良い。
誰かと一緒にカラオケに行って同じことをしたら、場合によっては白けてしまう。
そんな意味で、ヒトカラはお気楽で自由なのだ。
そんなヒトカラの唯一のデメリットといえば、聴かせられる相手がいないことである。
せっかく上手に歌えたならば、誰かに聴かせたい。
だから私はヒトカラに行った際は、自分が歌った曲をいくつか録音している。
場合によってはSNSに上げることもある。
絵だって文章だって、見てくれる読んでくれる相手がいるから創作のモチベが上がるものだ。
もう自分は、誰かとカラオケに、5年くらいは行けてない。
コロナが明けてから何人かと「今度カラオケ行きましょうよ」というお誘いがあったが、疎遠になって流れてしまった。
大人の「今度◯◯でもしましょう」というのは、具体的な日程をこちらから提案しない限りは、だいたい流れるもの。
それはカラオケとて例外ではないのだ。
あぁ、地元に友人の1人でもいれば、「カラオケ行こうぜ〜」って誘い合えるのにな。
社会人になると恋愛的な出会いは勿論、友人を作ることのハードルがグッと上がると感じる今日この頃。
誰かとリアルで歌を楽しみたいし盛り上がりたい。
アラサーのささやかな願いだが、近いうちに叶えば嬉しい。
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