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人前でゲームができない病

あなたは人前でゲームをすることがありますか?
ここで言う「人前でゲーム」というのは、ゲーム機を使って何らかのソフトをプレイすることです。

スマホのアプリゲームをする人はいるかもしれませんが、外でゲーム機を持ってゲームをする人は、特に大人の場合は中々いないように感じます。

ニンテンドースイッチを例にとってみます。
スイッチ自体、本体が大きいし目立ちますよね。また何よりも、今はスイッチのゲームもオンラインで対戦するようなものが主流になりつつあるので、オフラインでできるゲームが限られてくるというのもあると思います。
スプラトゥーンとかは対戦相手ありきのゲームなので、特にそうですよね。

子連れの親御さんも、子供にはゲーム機というよりタブレットやスマホを用いてゲームをさせている印象です。
確かに今はゲームのソフトよりもアプリゲームの方が主流で、よりゲームに対する楽しみの幅が広がっています。
無料で楽しめるゲームを気軽に遊べて、今の子達が羨ましいですね。

話を戻します。
人前でゲームをすることに対して抵抗があったかという話ですが、「今から20年以上前、私自身が子供の頃は人前でゲームをしていたかな?」と思い返すと、意外とそうでもなかったなと思うようになりました。

私が子供の頃はゲームボーイアドバンスやニンテンドーDS、PSPなどが主流でしたが、小学生くらいの頃から「人前でゲームをすること=恥ずかしい」という認識が芽生え、カバンの中でコソコソと3DSのすれ違い通信を確認したりしていました。ゲームを遊ぶのは専ら誰も見てない車の中が多かったですね。

そんな「人前でゲームをするのはどこか恥ずかしい」という認識に対する転機は、高校生の時に訪れます。

実は、私が通っていた高校はゲームを持ってきて良い高校でした。
休み時間に、当時流行っていたポケモンや初音ミクのリズムゲーム、モンハンをやってましたね。

元々ゲーム好きな同級生が沢山いたので、休み時間にポケモン交換や対戦をしたり、逆に持ってないゲームを試しに遊ばせてもらってました。
帰りのマクドナルドでDSを出して友達と一緒に遊んでました。

それでようやく「人前でゲームをすることに対する恥ずかしさ」から解放されました。

普通の高校なら持ち物検査で没収されて怒られるに違いありませんが、自由の幅が普通科高校に比べて広い通信制高校だからこそできたことだと思います。

それから社会人になり現在に至りますが、電車の中や会社の休憩室でゲームをするような大人はまず居ません。

最近あつ森ブームが再燃してきたので、仕事のストレス解消も兼ねて、休み時間中に自分の車に戻ってオフラインであつ森をプレイしてました。
流石に職場の休憩室でスイッチを出してゲームをする勇気は私にはありませんでした。

お気に住民みぞれの家

人前で堂々とゲームができるメンタルを手に入れたい。そう思いながら住民達と戯れる、そんな昼下がりでした。

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