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『チェイサーゲーム』リーディング公演の舞台裏の話

『チェイサーゲーム』リーディング公演Vol.3

2024年4月26日から29日の4日間7公演開催予定の『チェイサーゲーム』リーディング公演Vol.3のチケット予約販売がスタートしました。

上のポスト(ツイート)にも書いてある通り、どうやらS席もA席も凄い速度で(日によっては)完売したりしているようで、詳しくは公式サイトでご確認いただきたいのですが、チケットの予約購入は急がれた方が良いようです。

このリーディング公演も2022年から毎年開催していて、いよいよ今年2024年で3回目(Vol.3)となります。

一応念のために説明しておくと、このリーディング公演というのは巨大なスクリーンに映し出された動く漫画のコマにあわせてキャスト陣が目の前で生アテレコを実施しつつ、音楽までもが生演奏という非常に豪華な体験没入型の朗読劇なのです。

私は他にも数多くの朗読劇(他劇団のもの)を拝見してきましたが、ここまで徹底的に豪華に演出されたリーディング公演を観たことがありません。

「そういうのあんまり観たことが無いなぁ」という方にはぜひともオススメしたいところです。

きっと想像の何倍も楽しくて凄いと感じてもらえると思います。

目の前にいる声優さんたちの演技の迫力に圧倒されると思いますよ。

まず声優さんの演技を目の前で生で見る機会なんてなかなか無いですからね。(貴重な体験になること間違い無しです)

私は(今回も)全公演を視察に行きますし、公演終了後には物販&サイン会も予定していますのでぜひ遊びに来てください。

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第一部&第二部のダイジェスト映像準備中

今回の公演はVol.3となっているので「前のやつ観てないと楽しめないのでは?」と気になっている方もいるかもしれませんので説明しておきますね。

このリーディング公演は漫画『チェイサーゲーム』を題材としています。

過去に開催された公演Vol.1は単行本の1巻&2巻(第一部=現在:仕事編)の内容になっていて、Vol.2はその続きである単行本の3巻&4巻(第二部=過去:学生編)という内容で構成されていました。

なので今回の公演Vol.3はその続きでそのまま単行本5巻以降の内容となっているのです。

「えー、これまでの公演を観てないけど、いきなりVol.3から観に行っても楽しめないんじゃないの?」

そう思われるかもしれませんが、ご安心ください。

実は漫画の単行本1巻&2巻の内容である第一部(現在:仕事編)と、3巻&4巻の内容である第二部(過去:学生編)を、映像としてダイジェストでまとめたムービーを制作中です。

ナレーションテキストは私自身が新たに書き起こしたものです。

Vol.3の公演開始前にYouTubeで無料公開する予定なので、ぜひそれを観てから会場に足を運んでいただけると安心かと思います。

(ちなみに漫画原作の単行本の1巻から4巻までを読んでから来ることでも同様の効果は得られますよ)

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さて、ここからはそんなリーディング公演というイベントの舞台裏というか裏話をお届けしたいと思います。

そもそもこういうリーディング公演ってどうやって決まるの?

どこまで監修してるの?(口を出してるの?)

どういう条件で許諾してるの?

もし、これからこういうイベントをやりたい!と考えてらっしゃる方や、こういうイベントの裏側を勉強したい!と思われている方には参考になる話になるかと思います。

それでは順番にお話ししていきますね。

リーディング公演の舞台裏の話

まず最初にお伝えしなければならないのが、このリーディング公演を主催&制作&運営を行っているトライディアという団体のことですね。

トライディアとはマウスプロモーションに所属している声優・本多諒太が幹事を務める団体なのです。

で、私はその本多諒太とはもう結構長い付き合いでして、プライベートで遊びに行ったり飲んだりボードゲームやったり脱出ゲームを一緒にやったりするような仲なのです。

(だから敬称略で表記してしまっていますが)要するに友達なんです。

「あー、友達だから実現したのか」と思われるかもしれませんが、実はそういうことでも無いのです。

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なんか題材として使える漫画無いですか?

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