『サンクチュアリ -聖域-』

Netflixで配信されたドラマ『サンクチュアリ -聖域-』を一気に観ました。全8話という構成だったこともあって一晩で夢中になって観ることが出来ました。間違いなくここ最近の一番のお気に入りです。

もうノリが完全に少年漫画のソレなんです。

無作法で野蛮な素人が格式高い（国技でもある）大相撲の世界でのし上がっていきながらその世界をブッ壊す、なんてまさに少年漫画。

こういう主人公が世界を「面白くする」んですよね。

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役者はみんな1年かけて肉体改造

インタビュー記事などでも話題になっていますが、演者さんたちは皆本物の力士にしか見えませんが、なんと全員ちゃんと役者さんなんですよね。

皆さん1年かけて肉体改造と力士としての訓練を受けられてから撮影が行われたようですよ。

正直、映像として観ていても全員が本物の力士にしか見えません。むしろ「たった1年でこんな身体が作れるのか！？」と衝撃を受けましたよ。

それぐらい本物感がヤバイです。

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キングオージャーのあの人も

あの『王様戦隊キングオージャー』に出演中の佳久 創（かく そう）さん（カグラギ役）もこの『サンクチュアリ -聖域-』に出演されています。

由緒ある厳格な相撲一家で育てられたサラブレッド力士として登場するのですが、例によって体形は完全にプロの力士にしか見えません。

役柄どころか体形も全然違って見えるので気づくまでに時間がかかりましたよ。

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監督は江口カン（福岡出身）

この『サンクチュアリ -聖域-』は映画の『ザ・ファブル』の監督も務めていて、実は私と同じ福岡県出身なんですよね。（地元で何度か飲んだことがありますよ）

ずっと福岡を拠点に活躍されていたローカル映像ディレクターというポジションでしたが、一気に売れっ子映画監督にステップアップした感じがします。

年齢は私よりも年上ですが（3つ上）Netflixで大ヒット作品を手掛けると一気に世界中に名前が知れ渡るので本当に夢がある世界です。

カンさん、大ヒットおめでとうございます！

ちなみに実写映画『ザ・ファブル』も滅茶苦茶面白いのでぜひ観てください。原作漫画をこよなく愛する私が実写映画の出来の素晴らしさに感動したほどです。（『1』以上に『2』の出来がめっちゃいい！）

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人生の第二幕はいつ始まる？

あの新海誠監督だって売れるまでおよそ15年以上の年月がかかっています。

大ヒット作品が生み出せれば人生逆転できるというのがこの世界の面白いところです。

しかし一方で、サラリーマン人生を歩まれている方の多くは自動的に『定年』という名の終着地点が必ずあります。

というか、世の中のほとんどの人がサラリーマンだと思いますので、だいたいみんな仕事をするのは60歳までという人が多いです。

（もちろん定年後も業界的な天下りだったり、自分で新たに独立して仕事を続けられる人もいますが、たぶんそういう方はレアケースでしょう）

ある意味で、サラリーマンとしての勤めを終えて60歳前後で定年退職されてから、新たな第二の人生が始まる！とも言えるのではないでしょうか。

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兄であり父であり大先輩で恩師で師匠

さて、ここから先は日記形式でお送りします。（写真付き）

というかここからが今回の記事の本懐であり本題ですね。

つい先日、私がこれまでにも随分とお世話になってきた兄のようであり父のようであり業界の大先輩でもあり恩師で師匠でもある、そんな人物のお宅にお邪魔してきました。

それはバンダイナムコエンターテインメントをご退任されたウノさん（鵜之澤伸）です。

これまでに私自身が書いてきた本や色んな記事の中でも触れてきた方なので、ご存じの方も（名前くらいは）多いかもしれません。

『.hack』シリーズや『Solatorobo ～それからCODAへ～』、『NARUTO－ナルト－ ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険』などの、サイバーコネクトツーが手掛けてきた数々のゲームソフトのエンドクレジットにバンダイナムコエンターテインメントのエグゼクティブプロデューサーと表記されていた人物です。

鵜之澤伸さんはこの2023年3月末でバンダイナムコグループを完全に定年退職されました。

私自身は仕事の面でも個人的な部分でも長年にわたって大変お世話になりましたので、「退任のお祝いというか『お疲れ様会』的なことをぜひやらせてください！」とお願いしたら「ウチにおいで」というので訪問してきたのでした。

本来であれば福岡までご招待して色んなおもてなしを！と思って提案も差し上げたのですが「愛犬がいるので遠出はしたくない、いいからお前がウチに来い」と言われてしまったので、ワインと花束とお土産を持参してサイバーコネクトツー副社長の宮崎と一緒に訪問する流れとなったのです。