中学1年生の勉強 ~期末試験 国語編②~

 今日は、家に帰ると息子が一枚のプリントとにらめっこをしていました。みて見ると、教科書にある「誌の世界」についてまとめるとの内容ですが、まったくもって難しい。

 教科書には3つの詩があって「てがみ」「太陽」「魚と空」という内容なのですが、詩はこの歳になっても、いまだに読んでみてもわからないことだらけで、なんなら作者以外はほんとのところはわからないと思っています。でも、まあ多分こんなところだろうということで、推測をしていくのですが、コナン君の推理と同様、ある程度、周辺知識とか、いろんな人生を経てきていないと、ましてや、中学1年生には、この情景はわからんだろうなぁと思いながら、一緒に勉強しました。

 自分の勝手な解釈を息子に押し付けながら、そうでもしないと、息子は2時間でも3時間でもひたすらプリントをにらめっこしそうな勢いでしたので、親父なりの論法で進めてみました。

 最初の「てがみ」は、ひらがなばかりで優しい感じがするのですが、つきよのうみにてがみを流すという情景からは、とてもさみしい気持ちがするなぁと、これは僕の勝手な解釈だけれども、てがみを女子に送ろうとしたけど、やっぱり送れなかったんじゃないかって、で、うみに来てさかなを見ていたら、結構そんなやつもいるんじゃないかって思って、でもまあ、なんかさみしいわみたいな感じ。

 次の「太陽」は、太陽をひとつふところに入れてみたいで始まります。太陽って普段毎日見るものだけれど、実際にふところに入れたら熱いじゃないですか、身近なんだけれども、近くにあるものじゃない。そんな太陽をいじったりしてみたいっていうところが、太陽という力強い象徴のものを身近に備わせておきたいってゆう気持ちかなぁと読み取りました。まあ、太陽なので男性なのかな、一つ目のつきよは女性なのかなぁっても思いながら、いやもしかして、この太陽も女性なんじゃないかっとか言いながら、そんな感じと勝手なことを言うていました。

 最後の「魚と空」はわかりやすい。一瞬の出来事たる鳥が魚を捕る様子が、テンポよく小刻みに文が切られていて、スピード感がものすごい。それなのに、最後の連では「空の高みでもう一つの空にのまれる」というのが、ものすごく青くて広大な空を連想させて、さきほどまでの時間の経過と打って変わったような静寂さが広がっていいなぁ。っていうそんな感じ。

 どれもこれも、おそらく教科書の参考書があれば違った解釈が書かれているんだろうなぁと思いますが、とにかく書いていることから想像をして、それを書き込んでいかないと、まったく点数にならないし、時間ばかり経過してしまうわけで、ちょっとくらい間違ってもいいから、書いていることから連想することが大事やでと話しながら、まあ、明日、授業で先生の言うことをよく聞きなさいというのが何よりの答えです。

#中学1年生 #期末試験 #詩の世界

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