あなたを攻撃する人はあなたのことがうらやましいのではないか。
私は児童施設で働いていましたが、苦手な上司がいました。 (仮に上司をKさんとします)
退職してから4カ月ほど経ちましたが、いまだに思いだします。夢にも出てきます。
なぜ苦手だったのか?
例えば芝刈り。私が勤めていた児童施設では、経費削減のために職員が芝刈り機を使ってグラウンドの整備をします。ぶきっちょな自分は覚えも悪く、なかなか上手く芝刈りできませんでした。
Kさんは機械に強く、他の職員には手厚いサポート。それに対しわたしがミスをすると容赦なく罵声を浴びせてきます。
これは極端な例ですが、私の短所を見つけては指摘をされる日々で、Kさんにはかなり苦手意識がありました。
今はもう退職して関係ないし、時間が経てば忘れていくんだろうなぁとは思っているんですが、何度も思い出すのでちょっとキツかったんですね。
このことを友人に相談すると、
「うらやましかったんじゃない?」
と一言。
ん?
友人いわく、自由に行動できている私がうらやましかったのではないか、とのことでした。
例えば、定時後。
Kさんは、定時後に誰かを捕まえては児童のことをずっと話していました。私と言えば仕事が終われば極力定時で帰る。そのことで指摘を受けましたが、気にせず次の日も定時で帰っていました。
また、私は間違っていると思ったら施設長にも遠慮なく指摘をしていました(そのせいか施設長にも避けられていました)右にならえが出来ない人間なので、組織で働くのは向いてないんだろうなぁと思います。
Kさんはもうすぐ定年。施設内の政治的なしがらみに苦しみながらも、毎日遅くまで残業し児童のために尽くしている。一方で思うままに行動し、さっさと定時で退社するぶきっちょな職員。
腹が立つのも無理がないかなーと思います。
Kさんが私のことをうらやましかったのかどうか。真実は分かりませんが、もし事実なら、芸能人がちょっと失敗したときに容赦なく叩く人たちみたいですね。
そう考えるとなんか笑えてきて、少し気持ちが楽になりました。
あなたは周囲から嫌がらせを受けていませんか?
ひょっとしたらその人は、自分にないものをもっているあなたのことがうらやましいのかもしれません。
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