ぴろしま通信

ぴろ通とは:紙の笛「ぴろぴろ」が、ぴゅーっと出てぴろっと戻ってくる様と、ありみつのひろ…

ぴろしま通信

ぴろ通とは:紙の笛「ぴろぴろ」が、ぴゅーっと出てぴろっと戻ってくる様と、ありみつのひろしまへUターンとを掛け合わせてのぴろしま通信。時に現実的に、時にぷっと笑えるこころゆるむ「ぴろ通」を作っていきます。毎号、紙やインクが楽しめるリソグラフ印刷しているZINEです。

マガジン

  • ぴろしま通信 vol.05

    今号は、トド江たんにロックオン。府中市の情報も盛りだくさんです。

  • ぴろしま通信 vol.04

    地域おこし協力隊の活動、府中市上下町をさらに深掘りしていきます。

  • ぴろしま通信 vol.03

    地域おこし協力隊、府中市上下町の暮らし、トド江たんをさらに深掘りする第3号。

  • ぴろしま通信 vol.02

    2016年10月に発行した第2号。地域おこし協力隊の生活費を深掘りしています。

  • ぴろしま通信 vol.01

    2016年8月に発行したぴろしま通信の第一号。編者たちの自己紹介もかねた移住・田舎で暮らすことについてのZINEです。

最近の記事

ぴろ通 編集後記

寒すぎた冬が終わり、もやもやした春を越え、酷暑が来てしまいました。 全てが凍りついた冬の屋内凍結と水道管破裂、夜に部屋が水浸しで、最悪の気分を味わっていたのに、この夏の西日本で起きた水害と土砂災害は、水道管破裂なんて甘っちょろく思えるものでした。 (ありみつりさ) 先日の大雨で、直接的な被害は無かったものの、断水が続きました。 幸いにも、三原には井戸がある家が多いので、断水期間中は近所の井戸水を使わせてもらえましたが、暑い季節にお風呂に入れないのは、非常に辛かったです。 我

    • 牧場後継者はパティシエ級の腕前

      上下町井永の道の脇、可愛らしいアイアンアートの池田牧場♡の看板が目に留まる。その道を進み、坂道を登り切ったあたりから、青々とした牧草地帯と野生の匂いが私たちを迎えてくれる。上下町内にも数件、酪農を生業とされる方々がある。池田牧場さんも創業71年の酪農一家だ。現在は3代目となる小川かなさんが夫婦で日々の仕事を切り盛りされている。そこで育つ牛たちからいただく牛乳は、山陽乳業の牛乳として購入することが出来る。筆者は時折、悪だくみを聞いてもらいに、時々かなさんに会いに行くのだ。 行

      • この後どうする?

        2018年現在、日本全国には約四千人の地域おこし協力隊が存在しているが、気になるのは任期満了後の生活。なかには延長、雇用など、各市町独自の制度もあるが、平均すると三年の任期が満了すれば役目は終わり、収入もなくなる。一体どのような任期満了後があるのだろうか。 調査したところ、さまざまな方向性やその実が挙げられる。 協力隊活動が休みの日に準備をし、任期満了後に創業する人・任期満了を待たず着任地で創業し協力隊制度を卒業する人・協力隊を続けながら創業する人・年度ごとの契約更新の場

        • あらためまして、はじめまして、ぴろ通です。

          一人でこのフリーペーパーつくってるの?と、尋ねられる、ありみつです。ぴろしま通信5号目となりましたが、ここで改めて、フリーペーパーのつくり手たちをご紹介いたします。一人芝居ではなく、3人の生身の人間でつくっています。 (2018年時点の情報です) ありみつりさ ぴろしま通信発行責任者。現在は広島県府中市地域おこし協力隊として地域の活性化にかかる活動をしています。府中市役所からお仕事をいただいていますが、雇用契約は無いので、フリーランスに近い働き方をしています。2015年、

        ぴろ通 編集後記

        マガジン

        • ぴろしま通信 vol.05
          7本
        • ぴろしま通信 vol.04
          8本
        • ぴろしま通信 vol.03
          8本
        • ぴろしま通信 vol.02
          8本
        • ぴろしま通信 vol.01
          6本

        記事

          風船の旅

          伝えたいことは頭の中に〜旅するエッセイ〜  岡山県井原市とゆうまちの名前を知ったのはわたしが小学校3年生の時だった。当時通っていた広島県世羅郡世羅町立大見小学校は木造校舎で、老朽化も進み、建て替えが行われた。落成式には、「学校が新しくなりました」と短冊に書き住所と氏名も記し(今では個人情報漏洩になるのでこんなことはもうしてないのかな)風船に結んで空高く飛ばした。  飛ばした風船は気流に乗り山を超え谷を超え、井原市西江原の山の中に落ちた。およそ50キロ以上の距離を飛んだこと

          トド江たんの HOW 収入?

          トド島トド江の1ヶ月の収入と支出 トド島トド江の1日の暮らし (トド島トド江)

          トド江たんの HOW 収入?

          トド江たんのWHY 移住?

          “なぜ広島へ移住して来たのか”については、以前(2016年夏号)にも書きましたが、「なんとなく」です。今回は、どういった経緯で「なんとなく広島へ移住」する事になったのかを詳しく書いてみます。 私が広島へ移住してきた経緯を正直に書きますと、最初は特に広島への移住を希望していたわけではないんです。そもそも、本気で移住する気もありませんでした。 なんとなく「知らない土地で暮らしてみたい」「家賃が安くて広い家に住みたい」という気持ちはあったので、ヒマな時にネットを使って日本全国の

          トド江たんのWHY 移住?

          ぴろ通4コマ 4

          ぴろ通4コマ 4

          トド江たんの活動記録

          2017 山菜の春 春ですね、桜色のトド島です。そういえば、広島のスーパーには必ず地産地消コーナーがありますね。新鮮な野菜を手頃な値段で買えるのは、非常にうれCです。 府中市上下町 ありみつさんに誘ってもらったので、弟子を連れて上下町でのイベントに参加してきました。 車を持っていない私は、三原から上下まで約2時間半かけて電車で行ってきました。府中駅からの福塩線は、山の中を走るリアルアトラクションみたいで楽しかったです。 普段は人通りが少ないらしいんだけど、私が行った日

          トド江たんの活動記録

          なつかしい響きだわ ・・・ ひ・な・ま・つ・り

          お雛さまは早く片付けないと婚期が遅れる、という言葉ばかりが耳に残るお年頃。 広島県府中市上下町で、ひなまつりが盛大なイベントとして行われるようになって10年が過ぎている。毎年2月中旬~3月中旬の一ヵ月の期間中には、何万人もの観光客が上下町を訪ねられる。写真を撮ったりお人形を眺めて歩いたり。地域の方々の努力と創意工夫によって、新旧さまざまなお雛さまが個人宅や資料館、芝居小屋の翁座に飾られ、ひなまつりの町として知られるようになった上下町。この祭りは町民有志で結成された「ひなまつ

          なつかしい響きだわ ・・・ ひ・な・ま・つ・り

          教えて、トド江たん! 第4回

           主にプログラマーやネットを活用するクリエイターなどのためのシェアハウスで、全国各地に展開されている。広島では初となる「ギークハウス広島」が、三原市久井町に2017年冬にオープン。  ギークハウスと名のつくシェアハウスは全国で30軒を越えるぐらいありますが、チェーン店では無いので管理者や地域でいろんな特色があります。ギークハウス広島は「いなか×ギークハウス」をテーマに運営していますので、いなか暮らしに憧れる方が、その良い部分だけでなく現実的な部分も知る場所として利用して欲し

          教えて、トド江たん! 第4回

          府中市と上下町

          文化も観光スポットもそれぞれある府中市と上下町。府中市は「首なし地蔵」という地蔵尊がある。首のないお地蔵さまをさすれば願いを叶えてくれる巣鴨のような聖地。三郎の滝は滝滑り。河佐峡も川遊びやキャンプスポット。羽高湖もバーベキューや自然を満喫。オオムラサキという蝶々の生息地もある。家具モノづくりでは暮らしの音のとこはオリジナル家具や雑貨を扱う。国産スニーカーならスピングルムーブ。趣ある建物、恋しき。カフェやギャラリー、美容室が入居しているリノベーション物件・季のむら、コーヒー焙煎

          府中市と上下町

          洋食屋のマスターお面を作る

          マルシェという名の洋食屋が、上下町にある。白壁の町並み商店街から歩いて3分ほどの場所。ランチタイムには超お得な日替わりランチ680円が楽しめる。夜もアラカルトやコースメニュー等あり、ワイン片手にゆっくりと洋食を味わうことのできるお店だ。 そんな店のマスター、得意なのは料理だけではない。子どもたちのために、節分の時期になると本格的鬼の面を手作りしていると聞いた! 早速マスターを訪ねると…そこには大人の顔がすっぽりはまるサイズの面が。 段ボールと、肉を巻くのに使うタコ糸で基

          洋食屋のマスターお面を作る

          あらためまして はじめまして ぴろ通です。

          広島県に移住をキメた3人、クーテネール・トド島トド江・ありみつりさでお送りするフリーペーパー「ぴろしま通信」4号目春号、読み進めて頂き感謝申し上げます。 ありみつりさは地域おこし協力隊、トド島トド江はウェブの世界でサーフィンしながらブロガーとしても活躍、クーテネールは食って寝てる?わけもなく、毎日深夜に謎の小袋80袋を作っているのです。そんな3人の出会いを遡ると東京でもすれ違っていたであろう距離に暮らしていたことが判明。運命とは、不思議なものですね。 (ありみつりさ)

          あらためまして はじめまして ぴろ通です。

          地域おこし協力隊は東京に出掛けて一体何をしているのか?!

          (2017年時点ての情報です) ありみつりさは地域おこし協力隊として広島に移住しましたが東京へも時折出かけています。 前号で大公開した協力隊の「運営費」の多くを占めている「出張旅費」。また東京か!?と言われるくらい頻度の多い東京。ゴールデン街を飲み歩くでもGINZA SIXを徘徊するでもなく、事前にプレゼン資料を夜なべで作り、お初にお目にかかる方々の前で府中市や上下町のことをPRするのが主たる使命。世は移住時代を迎えており、数多の地域が東京でPRを行っています。府中市とい

          地域おこし協力隊は東京に出掛けて一体何をしているのか?!

          ぴろ通4コマ 3

          ぴろ通4コマ 3