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えんぴつころころあみだくじ 2023/08/12





雑談

どうも、ト〇・クルーズです。
自己紹介は興味があったら↓を読んでください。

いつもは日記書いてるんですが、今日は昔話します。

あの選択をしたから

あみだくじに参加するという選択をしたことで今の自分があるという話。
それ以上のことは内容としてないです。
内容が無いよう

~~ここから高校生の時の話~~

自称進学校に通っている高校生のピスタチオ君は、2年生の終わり頃理系のくせに数学のテストで2点を叩き出しており、担任の先生からは進学できる大学が存在しないといわれるくらいあほだった。
ちなみに数学だけが苦手だったわけではなく、ほかの科目も全部点数が低かった。
シンプルなおバカ!!!


高校卒業後の進路としては即働きたいという思いもなかったので、問題先延ばし的な感じで大学進学を希望しており、親も進学を認めてくれていた。


だけど、入れる大学がない。
詰んだ。


まぁ勉強すればいいだけなんですが、特に進学する目的もなければ、入りたい!と熱望する大学も特になかったので、目標の立てようもなかった。強いて言えば、一人暮らしがしたいということと、情報系のとこがいいなぁくらい。

そんなことで悩んでいるある日、隣の席のおっさんみたいな友達があみだくじに誘ってくれた。

何のあみだくじかは教えてくれなかったけど、せっかく誘ってくれたのだからと参加することにし、えんぴつをころころして6つあるスタート地点の中から運命のスタート地点を選び、あみだくじがスタートした。

結果、そのあみだくじは自分たちの進学先を決めるものだった。
あみだくじの結果、自分の志望校は三重大学になった。
地元のFラン大学も怪しいのに、今から国公立目指すなんてぶっちゃけかなりふざけてる。

あみだくじに誘ってくれた友達は、あみだくじで出た志望校に絶対合格するつもりで3年になったら勉強しよう。と言っていた。
まじで行ってるのか?とおもったけど、自分だけではなく友達の方も本気で勉強するからと説得され、渋々了承してしまった。

でも、目標がない自分にとっては、そのふざけたあみだくじが勉強を始めるにあたっての十分すぎるきっかけになった。


そこからちょっとずつ勉強するようにはなったけど、そんなすぐに成績がよくなるわけではないので、あみだくじのしばらく後にあった三者面談で親と先生に三重大学を志望すると言ってめっちゃ怒られた。

親には家に帰ってからも怒られたし、先生は自分がやけくそになっていると勘違いしており、若干心配もされた。
でもあみだくじで出ちゃったしなぁ、と思いながらいい感じに大人のお気持ちを受け流し、勉強をちょっとずつ続けた。


そんなことをしている間に2年生は終わり、3年生に進級。
あみだくじをしたおっさんみたいな友達とは引き続き同じクラスだったし、初めて同じクラスになった人とも仲良くなった。
新しく仲良くなった友達にあみだくじで志望校を決めたことを話すと、大笑いしていた。でも否定はしてなかったと思う。

いや、頭やばいんじゃないって言われたかも。
自分の志望校の話をしたら、その友達も国公立志望ということを教えてくれた。
どうせ帰り道一緒だし、公民館で毎日22時まで勉強しようぜとも誘ってくれた。
正直ちょっとめんどくさかったけど、自分一人だと勉強が手につかなくなってしまうので、一緒に勉強させてもらうことにした。


結果、三重大学には合格しませんでした。
さすがにそこまでの潜在能力はなかったみたい。

だけど、地方の国公立大学には合格することができた。
志望校ではなかったけれど、地方国公立なので一人暮らしはできるし、私立に比べて国公立は学費がだいぶ少ないので親もすごい喜んでた。
学校の先生もほめてくれたし、わかりやすいハッピーエンドって感じ。

~~ここまでが高校生の時の話、ここから振り返り~~


今思い返してみると、たかがあみだくじが今の自分を形成するマスターピースになっているということを改めて自覚した。
あのあみだくじがなければ、新しい友達と勉強することもなく、多分地元の私立に進学して結局実家にいたと思うし、妻との出会いもなかった。

なので、あほだな~~と思っても、何かに誘われるようなことがあれば積極的に飛び込んでいこうと思います。
結果がよくても悪くても人生の経験値にはなりますし。
話のネタが作れるからね。



ちなみに、1年勉強して大学合格できたという自分なりの成功体験に味を占めて、仕事とか課題を締め切り近くにならないとなかなか始めないという悪い癖がつきました。



おしり

それでは、今日はこの辺で。


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