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休職を経て、人生設計をもう一度考え直してみた②

ぴです。
前回の記事の続きとなります。

休職を経て、どういった企業に入りたいかと考えた結果が以下となりました。

①働き方を自分で選べる
②自分の会社のことを好きだとはっきり言える人がいる
③待遇が良い
④子育てしている女性エンジニアがいる

結果、軸全てがかなえられる(と言われた)会社に入社することが出来ました。
しかし、やはりすべてがうまくいくというのは中々なく。
入った後に考慮していなかったなぁ・・・と思える点をいくつか挙げてみます。
あくまでも私が考慮出来ていなかったというだけであって、会社は全然悪くないです。


転職時に考慮出来ていなかった点

①働き方を自分で選べる
=どんな働き方でも成果を出さなければならない

あたりまえのことですが、リモートワークも出社も経験していたので、入社先でも大丈夫だろうと思ってはいました。

ですが、その見積もりは大分甘かったです。
まず、会社での進め方も、社員の方々もどういう人か全然わからない。
入社した私にどういった成果を期待しているのか、みんな何が出来て、何が出来ないのか、どう立ち振る舞えば嫌われずに済むのか・・・etc

転職も二回目なので、何とかなるだろうと思っていたのですが、仕事で成果を出すには、色々な悩みで脳みそがノイズだらけの状態になってしまっていました。
また、思っていた以上にみんな優秀なのもあり、なおのことどう振舞えばよいのかわからなくなってしまいました。
みんな困った時は頼っていいとはいえ、やはりエンジニアは忙しくなりそうな業種なので、言いづらい・・・また、経験者がわからないと連呼するのもどうなのか・・・
というのもあって、初期は中々成果が出せていなかったなと思います。当初はフルリモートワークでの採用でしたが、効率の良さから出社も増えていきました。また、関係構築という点でも出社は強いなと思えました。
(会社に出社は一度も強制されていないです)
いずれは、リモートでも成果が出せるようになっていきたいなとは思っています。

②自分の会社のことを好きだとはっきり言える人がいる
=自分が好きだと思える会社に入ることが出来る実力がある

私の就活(転職)人生、そもそも努力して入るということがありませんでした。なので、自分の好きな会社に入るという発想もなかったですし、入った後に好きになろうと思うくらい楽観的でした。
入社前に好きになれそうと思えない限り、基本は無理です。
ネットの評判を少しは信じておけばよかったと思いました。
ただ、最初から好きになれそうな会社に入れる人はそもそもが実力者なんだなと、入った後に気づきました。
皆、良い人です。会社の悪口は言いませんし、会社内の人の悪口も言いません。多分、私のことも悪く言われてはいないでしょう(実際にどう思っているのは知りませんが。)
会社が選びに選び抜いたからこういう良い人が残っているのだなと今なら思えます。私は運よく横入り出来たからそこにいるだけで、実力はそこに見合うだけの人間ではないです。
だからこそ、今からであっても努力しないといけないのだと思えます。前職だったら、会社を好きな人なんて基本はいなくて、いたとしてもただ運のよい人だと思ったまま生きていたと思います。会社を好きになれる人たちは、頑張ってきた人たちです。
神が私に与えてくれた最後のチャンスだと思い頑張ろうと思います。

③待遇が良い
=その待遇分の成果を出さなければならない。


正直これは前職でも同じことがあったので、大丈夫だろうと思っていましたが、いざ入ってみると成果主義が強い強い。
成果をプラスにするどころかマイナスの可能性もあるかもしれないと思えました。そして、マイナスだとOUTを食らう可能性もありました。降格もあります。
当初は降格が怖くて仕方なかったですが、試用期間が終わる直前には、頼むからクビにしないでくれ!!!と毎日お祈りしていました。
(お祈りが叶ったからか、無事本採用になりました。降格もなかったです。とはいえ油断はできませんが。)

④子育てしている女性エンジニアがいる

=子育てしながらエンジニアとして働くというのは

これについては、転職前の考慮が足りないというよりは、実際に見るまでわからないのでどうしようもないのですが・・・
たまたま入った案件にも、他の案件にも(しかもPLで!)いました。一日八時間働けるということがどれだけ幸福なのかというのが、わかりました。

今しか、旦那さんと価値観のすり合わせをする時間も、キャリアのためにかけられる時間もないということが現実的にわかってしまいました。

前職の時、ロールモデルがいなかったために、本当に私が子育てしながら正社員(しかも、エンジニア)として働けるのかわからなかったですが、いざロールモデルとなる人を見つけた結果、現状の私には無理だなと思うことが出来ました。
加えて、育休で落ちる収入も想像以上にだったというのもFPとの相談で判明し、転職して収入を上げてよかったと改めて思います。

結論

考慮が足りない点はありましたが、転職して後悔はありません!!私は!
寧ろ弊社ごめんなさいって感じです。

今後について

タイトルの人生設計を考えるという点に改めて戻ろうと思います。

これまでの経緯のことを考えると、まだまだ実力不足、独り立ちできない人間であるのだなと思わされました。
なので、これからは以下のことを頑張りたいと思っています。

①仕事関連の内容で、これに関しては詳しいという知識を付けること。

具体的には、開発エンジニアとして詳しい言語知識、ネットワークの知識を身に着けたいと思っています。
当初は、自分のエンジニアとしての実力が、オフショアの人よりも全然なく、きっと私は管理層に向かうのが正当なルートなのだと思っていたことがあったのですが(前職でPLをやっていた理由でもあります。)、いざやってみると、没頭できないなと思っていましたし、何より部下の責任を自分が一手に請け負うというのは容易な覚悟ではできないと思いました。
今度やるときは、覚悟を決めた時にやろうかなと思っています。
そして、私はそれ以前にエンジニアとして何かこれだけは強みがあるというのを身に着けたいと思っていました。
今、仕事をしていて、サーバサイドエンジニアとしての道が一番自分に向いているかもしれないと思っているところであります。
なので、そのために必要な知識を取得しておきたいなと思っています。

②自分にとって適切な人間関係の距離についてきちんと考え直すこと


前項で、子育てしながら働いている女性エンジニアを目の当たりに
して、自分の至らなさを実感していました。
そして、自分の出産適齢期について考えると、実力を身に着けるためにはプライベートの時間をたくさん使って実力を身につけなければならないことが判明しました。
加えて、家庭の事情もあり、家購入も進めなければならない。
とにかく時間が惜しかった。時間をうまく使えない人間で恥ずかしいと思いますが、余裕のない状況でした。

そんな中で、仲良しの友人に飲み会に誘われました。
以前も誘われたのですが、転職中であったことで断っていました。
誘われた際に、次誘う時には落ち着いたときに私から声をかけると友人に伝えていたのですが、その上で度々誘ってきたことで正直しんどいなと思っていた点もあります。
その上で、飲み会でトラブルが起こってしまい、飲み会にいた三人のうち、二人と仲違いになってしまいました。(原因については、あまり詳細に語れないのですがご了承ください。)

トラブルの間、ずっと旦那さんに話を聞いてもらい、私には友人関係で適切な距離をとるということが出来ていないのではないか。入れ込んでいるから無駄に傷ついてしまうのではないかと助言をいただきました。

私はこれまでずっと愛情を注ぐべき存在を友人だと思っていました。

最初はよくわからなったのですが、日がたつうちに段々実感が湧いていきました。友人と会わない日が減っても、自分の幸福度に影響がないどころか充実していることに気づいてしまったのです。
(もちろん、これは人それぞれであるので、中にはうまくいく人もいるでしょう。)

私も含めて、時間が経つほど人間は変わっていく。その上で、どう振舞うべきなのか改めて考え直してみたいと思います。
思いついたら別記事にしようかと思います。

③子供を産む時期について

まだ未定ではありますが、当初よりも遅らせることにはなるだろうなと思っています。というのも、やはり子供を育てながらキャリアを積むということの難しさに直面し、転職してすぐに戦力にならない状態で子供を為すということに対して抵抗感を持ってしまったためです。
仮に、産んだとしてもそれを責める人たちではないとは思いますが、やはり育休を経た上で戻ってきてほしい人材になれるならなりたいというのが本心です。(その間、産める身体なのかどうかは確認しようとは思っています。)

以上が、休職を経て考えなおした人生設計となります。
誰かのお役に立てれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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