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じめん。のショーケースを見て受けた衝撃の詳細 2/3

じめん。のショーケースについて書いてます。前回の記事からの続きです!
YouTube動画2分15秒〜↓↓↓

※下線部分をタップすると該当のYouTubeに飛びます

SO-BOWさんがピッと腕を上げた瞬間後ろでフリーズしていた3人がゆっくり動き出す。地を這いながらポジションについたときフッと音楽が消え「Welcome to the Jungle」の声が響き渡りSO-BOWさんは手を組みながらひとり座禅し3人は正座をしたまま頭を下げ土下座の体勢についた途端音楽が変わる。

3曲目ATOLSの「ゾンビメイカー」。
不協和音でできた祭囃子のような前奏はカンカンという金属音でより不気味さを増長させている。頭がゾワゾワする不穏さが鳴る中3人は上体→腕→頭の順番で起こしていくその動きが主旋律に別の音が重なるタイミングとばっちり合っていて、否が応でも注視せざるを得ないくらいぞくぞくと高ぶってくる。音の緊張と次の動きへの期待が同時にきゅるきゅると盛り上がり頂点に達したとき、キッキキッキキキという高音の爆発に合わせ3人の腕が指がうねり中心にいるSO-BOWさんに観客の目を注目させる。3人が送り込んだ力を取り込むようにSO-BOWさんの上半身が音に合わせてヒットした次の瞬間その集まった力を開放するかのようにンバッと腕を広げる。この間約2秒。たった2秒間のこのシンクロした動きのかっこよさよ!!!驚嘆する観客の声がばっちり入ってるくらいこの一撃の衝撃がすさまじい…!!

速い&カクカクなので動画見てください🙏

解放された力を受け四方八方にたなびく8本の腕が座禅を組んでいるSO-BOWさんから生えているように見えて、まるで千手観音が踊っているかのようだ。先ほど感じた神聖なものがここにつながってくる。メロディのキンキンとした緊張感に反してボーカロイドの歌はロングトーンで単調な感じが、ゆらゆらぐにゃぐにゃとした4人のゆとりのあるウェーブに合っている。がまたタッタタッタタタと先ほどと同じ拍子の音が鳴り、歌詞が聞き取れないくらいの早口になる。それまで歌に合った動きをしていた4人はヒットで音取りした後、歌ではなく新たに追加された裏打ちのカッカッという音に合わせるようになる。早口の歌よりも大きめのその音の方が聞こえやすいため、振りが歌取りから音取りに自然と変わるのもまったく違和感がなくすごい。カッカッに合わせ1人ずつフリーズしていくこの動きも4人だからこそハマって気持ちがいいし、正面から見ると三角形に見えるフォーメーションが面白い。
と思っていたらまた歌取りに変わる。それまでゆっくりだったウェーブにスピード感が増し早口な歌にノっている。その早口にノったまま中央に固まっていた4人がバラっと俊敏な動きでフロアにウワッと広がる。その広がり方も好きなので1人ずつ見ていく。
まずはSO-BOWさん、ずっと組んでいた座禅を崩しながら前へ肩をぐっぐっと揺らして這い出てからオクトさんの後ろへ移動。オクトさんは膝立ちのまま膝を軸に身体をすり回しながら首だけをクッと左側に残しまた元の位置へ。する~っとした美しい平行移動がとても好き。Tatsukiさんは上へウェーブしつつくるりと回りながら勢いよく立ち上がりそのまま右に移り低姿勢のままフリーズ。りくさんはお尻をポンと叩きそこから生まれたウェーブが腕に伸びていきその勢いで右に移り低姿勢のままフリーズ。ここから振りが二手に分かれる。

速い&カクカクなので動画を見てください🙇🏻‍♀️


まずはオクトさん・SO-BOWさんチーム。「頭を開いて極彩」という歌詞をMVで見ると頭蓋骨が開いて極彩色の絵具が飛び出す映像が流れている箇所なので、ここの振りはそこから取ったのではないだろうか。よくよく見るとSO-BOWさんが指をウネウネさせながら右手をぐるぐる回している。オクトさんが自ら開けた頭の中をウネウネしぐちゅぐちゅしかき混ぜているような仕草。歌詞ハメをした後に四つ打ちに合わせて動くウネウネ指に頭をハメていく、曲も相まって不気味さを感じる。
次はTatsukiさん・なだるさんチーム。このチーム身体能力えぐくて言語化できません。Tatsukiさんのアクロバティック度となだるさんの這いつくばり度が合わさってMAXになったような動きとしか言えないほどの凄さがある。5秒間であっという間に軽々とやってのけてらっしゃるがこれが合うのはちょっと信じられない。ほぼ足の力は使っておらず、腕の力はもちろん回転したときの力をうまく使って無駄のない滑らかな動きになっていて、もはや人体力学とかそういう域ではないかと思う。

速い&カクカクなので動画を見てください🙏

長すぎるので次の記事に移ります!!
次で最後です!!!

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