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【IE11対応終了のお知らせ】これからの対応どうしよう?

こんにちは。PIVOTのフロントエンジニア菊池です。

先日ついに来年の6月でIE11のサポート終了が発表されましたね。
IE11の終了までのスケジュールのおさらいとシェア率、大手各社がどういった対応をしているかなどをまとめてみました!
IE11の対応をするか否かでお見積額が変わったり、表現できることなども変わってきてしまいます。
シェア率や大手各社の動向なども簡単にまとめましたので今後の参考にしていただければ幸いです!

IEのサポートがいよいよ終了!いつから?

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Microsoft 365でのIE11のサポートが2021年8月17日に終了し、
その後、すべてのIE11のサポートが2022年6月15日に終了します
※一部OS上のIE、Microsoft Edge上のIE modeは除外されます

現在のIEのシェア率

現在のシェア率をおさらいしてみましょう!

国内シェア率|4位|IE 11.0|7.27%
世界|9位|IE 11.0|1.72%
※参照元(2021/02/16時点):StatCounter GlobalStats

個人的には国内のシェア率が思ったより高かったのでびっくりです(エンジニアが検証等でIEを使用するがゆえにシェア率が上がっているなどというまことしやかな噂もありますがw)
とはいえ全体的にシェア率は下がっており、今後も減少傾向を辿っていくと思われます。

大手サイトの動向は?

YouTubeやTwitter、AppleなどではすでにIE11対応をやめています。
上記3サイトではIEでアクセスするとMicrosoft Edgeを強制的に起動し、注意書きが書かれたオーバーレイが表示されるようになっています。
下記は実際にTwitterをIEで表示した際にEdgeを強制起動されたときのキャプチャです。

【TwitterをIEで開いた際に、強制起動されたEdgeの画面】

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【IEは下記のような注意喚起画面にリダイレクトされます】

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IE11からMicrosoft Edgeを強制的起動する方法

ウェブサイトを運営する側で、Microsoft Edgeを強制的に起動するように設定することも可能です。
特にサイトにスクリプトを埋め込むなどの必要性はなく、下記の必要項目を記載した上で、
ietoedge@microsoft.com宛に電子メールを送信することで1週間程度でIE非互換リストへの追加・削除がされるとのこと。
・所有者名
・社名
・電子メールアドレス
・会社名
・住所
・ウェブサイトアドレス

詳しくは、下記URLを参照ください(英語ですが…!)
https://docs.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/web-platform/ie-to-microsoft-edge-redirection#request-an-update-to-the-ie-compatibility-list

以上、IEサポート終了にまつわるあれこれでした!

これからはMicrosoft Edgeの時代!ということで、ウェブサイトの改修や更新時の表示確認は、IEではなくてMicrosoft Edgeで確認しましょう。
次回は、そんなMicrosoft Edgeにも従来タイプと新しいタイプの2種類があるということを解説したいと思います!

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