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コンシューマー向けカメラも遂に8Kに!VRカメラQooCam 8K発表

2018年8月に中国の360度カメラメーカー、KANDAO社から発売された、
変形型360度兼、3D180度のVR用カメラ「QooCam」

弊社でも大活躍しているカメラですが、今年2019年に新機種「QooCam 8K」の発売が発表されました。
従来の 「QooCam」 は機能の幅が広く、アプリ内のsmart clip機能から簡単に2D動画への編集が行えたり、撮影後にピント調整や被写界深度のフォーカス調整を行えるリフォーカス機能などが魅力的でした。

従来の360度カメラによくある、スティック型の本体に360度撮影用のレンズが前面と背面についているデザインなのですが、180度3D撮影のため、一方の面にだけレンズが2つついています。
スティック型で360度撮影、L字型で3D撮影という仕組みで撮影モードを切り替える、切替のギミックやデザインがとても斬新なカメラです。

出典:https://www.mitomo.co.jp/products/kandao-qoocam/

そんな遊び心満載のQoocamですが、一番の着目点は3D180度写真(もちろん動画も)が撮れること、撮った映像を簡単にSNSでシェアできることです。

実際に3Dモードで撮影した写真がこちら。

編集から投稿掲載まで30秒も掛かっていません。

そんな魅力的なQoocamが今回8K仕様となって登場しました。

出典:https://www.kandaovr.com/ja/qoocam-8k/

新たに販売予定の「QooCam 8K」は360度専用となり、レンズは本体前後についているのみです。

名前の通り8K(7680x3840ピクセル)の静止画・動画を撮影できます。初代QooCamはいずれも4Kだったので、画素数で言うと4倍もの高画質になりました。

静止画はJPEGと12bit DNG(RAW)の同時記録に対応。動画は8K 30fps、ビットレートは200Mbpsと高画質での動画撮影を実現しています。(ただし、ライブストリーミングは8Kではなく4K解像度となります)従来通り、スタビライザー機能も実装されており、移動撮影もスムーズに行えます。

さらに4K 120fpsでのハイスピード撮影も可能。パソコンで後処理を行うことにより、960fpsのスローモーションも表現できます。

撮影画面のプレビューや各種設定変更は、カメラ本体のタッチスクリーンで操作可能。一般的なVRカメラではプレビューにスマホアプリ連携が必要でしたが、「QooCam 8K」ではカメラ単体で撮影プレビューが行えます。

また、本体には冷却用のファンが内蔵されています。コンシューマー向けのVRカメラに冷却ファンがつくのは、「QooCam 8K」が初めてではないでしょうか。

8Kもの性能を正常に動作させるには熱問題は不可避ですので、当然の仕様でともいえますが・・・。冷却のための風通し穴があるため、必然的に防水仕様ではありません。

そんな「QooCam 8K」は2019年12月に発売予定。

価格は6万7100円となっています。

8K動画が撮れてこの値段は思っていたよりも安いな、という印象でした。

今からお小遣いを貯めて、年末年始は「QooCam 8K」で遊び倒しましょうかね。

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