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不思議ちゃんとは私の代名詞

私は20代前半くらいまでは、俗に言う『霊感』というものがあったように思う。
しかし、成長とともに薄れていって、現在は全くというほどなくなってしまった。


裏山の洞窟


1番力が強かったのが、今考えれば10代前半だった。
小学校高学年の頃、学校近くの裏山に小さな洞窟があった。
その洞窟は長さ20mあったかどうか。
すぐ行き止まりになっていて、よく友達とも遊んでいた。
そこで、サキちゃんが言った。

ここの洞窟、目が光るんだって!


それ以来、周りの子はビビって洞窟には近寄らなくなった。
私は特に気にもしていなかったので、今まで通り遊んでいた。

そんなある日、いつものように遊んでいたのだけど、気づいたら夕暮れ時になっていた。

帰ろうかなと、ぼんやりと顔を上げたその時!!

オレンジ色に光った!!



一瞬の出来事に、目を疑った。

懐中電灯で洞窟の行き止まりまで行ってみたけど、何ともなっていなかった。

私は猛ダッシュで家に帰った。
でも怖くはなかった。


次の日サキちゃんに言った。
『目がオレンジに光ったよ』と。

サキちゃんは言った。
『目は黄色か緑色に光るんだよ』と。


自分が見たのは何だったのか。
でも強烈に記憶に残っている。

その後、目が光ることは1度もなかった。


金縛りはしんどい


中学に入学して、私の『霊感』は強さを増していった。
ある先生には、守護霊みたいな黒い得体の知れないモノが左右の肩の上の行ったり来たりしていたし、
見えないモノが見えていた。
人のオーラが見える時もあった。

でも1番しんどかったのは、金縛り。
あ、今日クルな…と思う日は必ず金縛りがあった。
なんとなくわかるのだ。
寝る前に、嫌な予感がする。
今日は寝るのやめようかな…と何度思ったことか。

でも無理なのだ。

物凄い睡魔とともに身体が動かなくなる。
私は金縛りにあうと、目も開かなくなるタイプで、目を開けてやるわァァ!!と思っても、
ビクともしない。
そして、頭の中に声という声が反響する。
そしてある時は、お腹の上にボールのようなものが落ちてくる。何度も何度も。
そしてある時は、何かが這いつくばって顔まで上がってくる。

ろくなもんじゃない!


私の金縛り解除方法は、
金縛りの弱いところを動かしていくと徐々に解除されると何度目かに気づいた。
なので、基本的に手の小指に全神経を集中させて、動かす。
その間は、やられっぱなしだ。

でも1番早く解除できる方法だと思う。

ちなみに1度、目からいこう!と試した時があった。
全神経を目に集中させて、動かす!!
グワッと目が開いた!!
と同時に、
黒い物体が絶叫しながら目の前に来たので、


2度と目を開けるまい…
と心に誓った。

金縛りの最中、目が開けられないタイプで本当によかったです…。

ちなみに、中学の登山で泊まる山小屋は、『出る』と有名だった。
登山で山小屋に着いた瞬間、
出るなんてもんじゃない、もうすでにいるじゃないか…とドン引きした。
肝試しは参加しなかった。だってもうそこにいるし(白目)


今は見えなくなって本当によかった。
あ、でも今も見えていたら、霊媒師とか占い師とかになれたかもしれない。
そこは少し残念だ。

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