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    他人が何を考えているか覗き見たい。自分に責任がある意見発信やコミュニケーションはしたくない。という、悪趣味な人以外の人は読まなくていいです。「今日これを美しくないと思った」みたいな話が多い。

  • ピヨ川殉子のおしゃべり黙示録

    もくもくピヨピヨおしゃべりしま~す!!

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283 tribute to spitz 「空も飛べるはず」

<Disc1> ヒバリのこころ 風野灯織 春の歌 桑山千雪 惑星のかけら 田中摩美々 甘ったれクリーチャー 大崎甜花 夏の魔物 西城樹里 魔法のコトバ 園田智代子 青い車 福丸小糸 渚 市川雛菜 正夢 有栖川夏葉 魔女旅に出る 三峰結華 夢じゃない 杜野凛世 愛のことば 大崎甘奈 スピカ アルストロメリア <Disc2> 夜を駆ける 八宮めぐる スカーレット 樋口円香 8823 和泉愛依 ホタル 白瀬咲耶 スパイダー 月岡恋鐘 名前をつけてやる 芹沢あさひ ハネモノ 幽谷霧

    • シャニマスはアイドルの不易流行を止揚しようとしている気がする

      元来「アイドル(偶像)」には純潔や神秘性が求められていたし、 「アニメ(二次元)」には不老不死であること、閉じた物語の中で不変の人格であることが価値とされていた。 特定の語尾や性質が定められていて、絶対にお兄ちゃんを好きな妹、現実と相反することで現実を忘れさせてくれる、あるいは現実よりいいものを感じさせてくれるなぐさめとしての機能と需要があった。 元祖アイドルマスターの「この子はこういう子」+「インタラクティブなEメールが届く」システムの頃。 2005年頃から「電車男」「

      • シャイニーカラーズに裏切ってもらえなかった俺たち

        ・全部予想してたけどね! これは虚勢ではなく、オタクはすべての可能性について夜な夜な喋ってるから結果的に当たったというだけの話です。 「頼む!頼むからもう一週間待って!3rdでやって!2ndの2日目で封切らないで!」という切なる願いでいたのだけど、ありがたくもシーズなる新しいアイドルユニットの2人の登場が発表された。されてしまったね〜。 ニヤニヤしながら「赤いきつねと緑のたぬき……ってコト?」とエヘエヘ言うハチワレになることしかできなかった。肉眼で岡咲美保と市川雛菜の実在

        • 夢の中のまっすぐな道、アイドルの住む街

          1.夢を見た。 2.「知ってる情報に置き換えたい」というプロセス 3.そうではない、「ここではない、どこか」を生でやったらどうなる 1.夢の中の千葉駅にいた。千葉駅はターミナル、ハブ駅なので色んな乗り換えがある。 僕は「家に帰ろう」としていて、電車に乗ったときは確かに地元に行く色で、「〇〇行き」も住んでる家のある駅が書いてあったように思う。 乗客はまばらで、千葉の電車あるある「ボックス席」で4人座れるけど3人うまってるから立ってる、ドア側の2人掛けに座れたら良いなぁ、

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          シャニマスとミスチルのオタクに刺さる話

          ノクチルってミスチルじゃん という言論の続きになるのだけど、皆さんミスチルにどういうイメージを抱いていますか。ポップスですか。ドラマの主題歌ですか。売れ線ですか。ベテランですか。反戦ですか。博愛ですか。それらのポジティブでメジャーなイメージは小林武史というプロデューサーさんが構築に大きく影響しているということをご存知ですか。この話は広げませんが。 次。Mr.Childrenのアルバム「Q」を聴いたことがありますか。ない人はサブスクにあるので聴いてみるといいです。ミスチルを

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          花とアリスを触るまでに15年かかった

          今敏がなくなって10年経ったらしい。 『夢みる機械』見てぇ~~というコメントをすると「アニメ見てます感」や「オタクやってます感」が出せて通ぶれるというのがあるのだけど、これについては今敏監督じゃないと作れない世界観があるとか色々あり、実際そうだと思うのでオタクは繰り返し『パプリカ』と『妄想代理人』を見ることとなる。そして若者がより深いあれを知るためにAKIRAや風の谷のナウシカを映画版ではなく漫画版までしっかり読むようになる感じで、千年女優とかを見るのだ。「今敏すげぇ~~」

          花とアリスを触るまでに15年かかった

          「ゴミを見るような目」までやさしいシャイニーカラーズ

          そういう話です。 「アジェンダ283」の大いなるスポイル。 「赤子の手をひねる」が容易であることのたとえに用いられる時、いやいやいやいや無理じゃね!?倫理的に最も無理なことじゃね!?と思うのだけど。実際に(物理的に)行うことは容易だけど、実現性を社会的な観点で考えたら到底不可能なこと、の喩えで使ったほうがいいことわざ。 「試着室にジーパン持って入って全裸で出てきたら面白いよな~」 「それ『赤子の手をひねる』ギャグだな」 みたいな。 「ゴミを見るような目で見られてぇ~」

          「ゴミを見るような目」までやさしいシャイニーカラーズ

          「ミスチルの桜井さん」の抑揚で「ノクチルの浅倉さん」と言ってみよう

          灯台下暗しみたいな感覚だったんですが、 ノクチルってミスチルじゃん という話。 日夜ディスコードで「シャイニーカラーズのアイドルがCM出たらどの企業のどういうやつか?」という話を永遠にやってきた者たちは恐ろしいスピードで趣旨を理解しつつも侃々諤々の午後を過ごしたのだった。 「架空の清涼飲料水のキャッチコピーを作ろう」という企画なのだが、仮にシャニマスのオタクでなかったとしても、日本で20代30代まで生きていれば大体ほぼ確実に「ポカリのCMの美少女と青春の感じ」は刺さっ

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          三峰結華は奨学金をもらっていない

          ・ミリオンの"Glow Map"が多分相当やばいんだけど時間と気力がとれなさすぎる。待ってくれ。 ・星井美希の生配信のやつ。現実すぎて、「現実にこういう売れ方してて、こういう配信をしがちなアイドルだったら、多分ここまで妄執的に星井美希に恋い焦がれてはいなかっただろうな」と思うぐらい現実だった。だって現実のコミケでえなこさん(コスプレイヤー)が囲まれてたのに対して「ふ~ん」「今はこういう人類が支持されているんだなあ」ぐらいの興味じゃん。そのたぐいのタレントを追いかけてるわけじ

          三峰結華は奨学金をもらっていない

          ノクチルが行く超でかい本屋はめっちゃおしゃれ

          「聖蹟」に行った。 「聖蹟」は天皇が神とされていた時代に行幸(訪問)された地をそのように呼んだなごりで、関戸を聖蹟桜ヶ丘と改称したそうなのだが、時は流れもうひとつの意味合いでこの地は再び「聖蹟」となったといえる。 オタク的に聖地といえば「聖なる者たちが訪問した場所」という意味合いで、ガルパンびとにおいては大洗を聖地とよび、響け!ユーフォニアムびとにおいては宇治を聖地とよぶのであるが、私、ひいてはシャニマスびとにとって「聖蹟」はすなわちシャイニーカラーズにゆかりのある土地そ

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          今週のハイライト・暗黒王子浅倉

          「絵がわかる人」からもらった視点の話。 ・浅倉透は目の中のハイライトが常にカメラ目線なので「こっち見てる感」が強調されて、他のアイドルよりもプレイヤー自身を見つめてきているという効果が強く出ている。 そこから考えたこと。 ・乳児を本能的にかわいい、庇護せねば、と思うのも寄り目がちで瞳が大きく、こちらを見つめている(Gaze)効果が大きく、基本的には無表情であるほうが「かわいい!」と思わせる、いじらしいと感じさせるためだといわれていて、ファンシーグッズのデザインや、女性向けゲ

          今週のハイライト・暗黒王子浅倉

          【鉛・筆・五・本】(ストーリーストーリーによせて)

          最初に僕なりに考えた霧子さんのシャー芯の件。 「筆圧が強い」のではなく、「かなり寝かせて書いてる」のかもしれない 強く書けば折れる、それは鉛筆でもシャーペンでもそうで、 そこらへんは17歳で加減できないってほどでもないんじゃないかと思う 字を書く際はシャーペンは垂直とまではいかないが立てて書くもので、 文字はだいたいが点と線で構成されている シャーペンにせよ鉛筆にせよ「寝かせて書く」必要性が出るのは黒で「面・塗り」を表現する必要がある場合なわけで、 塗りを多用する場合は当

          【鉛・筆・五・本】(ストーリーストーリーによせて)

          とりとめのある、芹沢あさひ・小岩井よつばの成育論(ルソーのエミールより)

          下書きがいくつかあった。「フィギュアが開けらんない」という話と「アルストロメリア全員A型、という話の前に知っておきたい血液型論について」という話だった。今ざっくりまとめようと思ったのは「ルソーのエミールから得る消極教育論と、よつばと!と、芹沢あさひの生育環境についての随感」だったので、今日の話のテーマはその数点にばらけながらとりとめなく展開されていくだろう。 ・「ルソーのエミール」については、「これから小難しいことを言います。前提として、読む人にある程度の教養を必要とします

          とりとめのある、芹沢あさひ・小岩井よつばの成育論(ルソーのエミールより)

          特別ではないあなたたちへ

          ・「ノクチルを好きと言わなくてはだめか?」という話 ・ならびに「シャイニーカラーズを全肯定するべきか?」という話 これは「でましたよ~ 得意の逆張りが!!だからウザいんだよな~」だったり、「別にお前がどう思ってようが知らんし、あっちいってろ」だったり、こういう主張があった時に、言葉にしないけどそれらが好きな人々に生じる反発や反感をざっくりと言葉にしたもの。を、踏まえて、「僕は僕に対して、そうも思っている」ということを含めて、思うことを言わなきゃあしょうがないという性分でやっ

          特別ではないあなたたちへ

          アイドルマスター!ディミニッシュセブンス

          アイドルマスターをもっとわかりたい。 音楽の仕組みをなんとなく意識しながら、アイマスの曲は「なぜ」いいのかをより深く理解していきたい。 あと奏法とか技法の名前がまだよく知らないカタカナいっぱいあってカッコいい。 というのがあり、楽器と音楽理論に強い斎藤パさんとの話を配信した。 まずシンデレラガールズ、LiPPSの「Tulip」がカッコいい。ここまでは前提で、「なぜカッコいいのか」を追求して解説していただいた。 5時間ぐらい話してたのだが3時間目あたりで「ギターアレンジ

          アイドルマスター!ディミニッシュセブンス

          ダイヤモンドは砕けない(読了:エンドロールは流れない)

          アルストロメリアのイベント、よかった。 僕はシャイニーカラーズを「オーディションを勝ち抜くシミュレーションゲーム」としてやっていくことはリタイアした。「お気に入りのカードを引くためのガシャゲー」のジュエルを稼ぐ手段としてその要素は避けて通れないけど、そこもグッとこらえようと思うぐらい、目押しと編成とスキル性能を詰めていくあのゲームシステムが、どうしても嫌いだ。 「イベントコミュ」と称されるそれは完全に文学で、「ビジュアルノベル」として確実に最高峰のビジュアルで、ノベルなの

          ダイヤモンドは砕けない(読了:エンドロールは流れない)