森繁ピザ屋

5カ国に住んだことのあるバイリンガルなのに、とっても地味なアラサー。ピザは売っていませ…

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5カ国に住んだことのあるバイリンガルなのに、とっても地味なアラサー。ピザは売っていません。

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5カ国に住んだバイリンガル。「英語は必要ない」

なんだか芸能人の子供がこぞってインターナショナルスクールに通っている昨今、バイリンガルのわたしは声を大にして言いたい。英語が過大評価されていないだろうか。 *** わたしは、話題づくりに役立つ最強の手札を持っている。「生い立ちユニークカード」だ。30年弱の人生で、5カ国7都市に住んだ。身バレを避けるために都市名は伏せるが、出身は日本で、あとはヨーロッパ・東南アジア・北アメリカの国々を転々としてきた。 しかし、自己紹介の時には、できればこのカードは使いたくない。言うと相手

    • 2回目のコロナ感染で思うこと

      毎日書こうと思ってnoteを始めたのに、波に乗ってきたところでコロナに罹った。 もう何日も前に治っていたのだけど、一度離れるとどうにも腰が重く、再開まで時間がかかってしまった。「恥ずかしながら戻って参りました」。 今日は人生2回目のコロナになって思うことを描きたい。 初めてコロナに罹ったのは去年の夏だった。緊急事態宣言下ではなかったけれど、わたしはまだ感染予防を徹底していた。友達にはほとんど会わず、家に帰ったらすぐ風呂に入っていたし、スマホだって頻繁にアルコールシートで

      • 【番外編】テイラー・スウィフトと新恋人が可愛すぎるから見て!!

        こんばんは、森繁ピザ屋です。 前回のnote↓の冒頭でもお伝えした通り、 わたしは「芋バイリンガル」なのですが、芋のくせに(?)海外ゴシップが大好きでして。 今夜は海外ゴシップの話をさせていただきたいのですが、以下、わたしの大好きな去木アコ先生へのリスペクトを込めて、「いかにも」な口調でお送りします(アコ先生のリンクも貼っておくわね。リンク先の開始時間から見るのがおすすめよ)。 〜以下アコ先生モード〜 みなさんッ!! あの世界の歌姫テイラー・スウィフトが、いまアメ

        • 実家を売って、homeを失った

          「家」の定義はなんだろう。「house」ではなく「home」の意味の、「家」。 この間、親がわたしの実家を売った。もう実家には住んでいなかったから親の好きにしたら良いと思ったけれど、引き渡す前のからっぽの家を見て、心にぽっかり穴が空いた。 すっからかんの家の前で、3年前にアメリカ人の友達に言われた言葉を思い出した。「僕にとってのhomeは犬だった。犬が死んでから、実家は何の意味も持たない」。彼はもうほどんど実家に帰っていないらしい。 では、わたしにとっての「home」は

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          芸人を目指す友人。ひとの夢を応援するということ

          高校生の時、「将来お笑い芸人になりたい」とこっそり教えてくれた友人がいた。友人と言えるのかどうか分からないくらい、ほとんど喋ったことのないクラスメイトだった。わたしは弱小部活に所属していたでくのぼうで、彼はサッカー部の目立つ存在だった。なんでわたしに話してくれたのか、今でも分からない。 彼をK君と呼ぼう。K君は友達が多かった。運動神経の良い彼女もいた。しかし、芸人になりたいことは、友達や彼女、家族にも言っていなかったらしい。わたしはのK君の告白に、「めっちゃいいじゃん!」と

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          誰にも話していない両親の離婚のこと

          わたしの父と母は、わたしが高校に入学したくらいから口を聞かなくなった。「今朝うちの両親が大喧嘩してさ」なんて愚痴をこぼすクラスメイトもいたけれど、わたしはそれを羨ましいとすら思った。喧嘩をしている内はまだましで、本当に「終わった」仲の夫婦は一言も口を聞かないからだ。わたしと弟は、両親が会話をやめたその日から、父と母の「伝言係」になった。 両親が口を聞かなくなったのなんてもう10年以上も前のことだから、きっかけなんてもう遠くの彼方に忘れてしまった。(わたしの知る限りでは)不倫

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