見出し画像

白馬に乗った王子様のふりなんてもうしなくていいよ、リアルに成長を続ける未熟な自分のほうがはるかにかっこいいよ

最近めちゃくちゃハマってるYouTuberの方がいます。

です。
主に服のレビューをされていてる方なのですが、動画と笑いのセンスが良すぎる。
何て言うか、まじでこの人の感性が好きです。
まじでどっぷりくそファンです。
あの、ファッションYouTuberの域をはるかに超えて面白いので是非見て見て下さい。
これからも頑張ってください、まじで似合いそうな服あったら送りつけたいです。

さて、王子様ってなんぞやって考えていて思うことがありましたので書きます。
(切り替え)
王子様って、女心を分かってて、優しくて、感情のままに怒って周りに当たり散らしたりしないし、自分を見失なってプリンセスを裏切ったりしないし、いつも優しく悩めるプリンセスを励ましてくれて、生々しい性欲を一方的に自分勝手にプリンセスには決して向けない。
つまり、もうこりゃもはや人間では無いんですわ。
(イメージなんだからそりゃそうだわ)
(ここでいう王子様というのは、白馬に乗った王子様的なイメージを指すのであって、本物のどっかの国の王子という意味ではありません)

生きてる人間は、汚い感情も、抱えきれないほどの悲しみも、生々しい欲望も、めんどくさい自己中心さも、曲がった愛情も持ってる。
生きてる人間同士が恋愛関係に陥って、一緒に生きていくのであれば、そういうものから目をそらすことはできない。
いや、目をそらすことは可能なのだけど(だから世の中には不倫とか浮気とかがあるわけだが)目をそらす、ということをした時点でそれは学びとリスペクトを放棄した、傷つけ合いの関係に変わっていくのではないだろうか。
(それは苦しいね)

もし王子様がこの世に存在しているんだとしたら、その人は自分を自分で殺したのだろうと思う。
そうするに至った原因は、もしかしたら恋人に暴力か何かで恐怖を与えられた経験かもしれないし、両親の仲違いを見たトラウマかもしれないしそれは人それぞれだと思う。(そりゃ、そうじゃ)
何でも恋人のいうことを聞いて、機嫌をとってくれて、話合いではなく恋人の意思によって事が運んでいくのを眺めているだけ(ポジティブな話し合いには参加するけど何かとても重要でヘビーな話し合いにはきちんと参加しない)、という人がいたら、もしかしたらそれは王子様を演じていて、自分がどこかに置いてきぼりにされた人なのかもしれない。
こういう人は世の中に男女問わず沢山いると思う。
たった29年の人生の中でも、沢山出会ってきた。
むしろそれが恋愛だと思っていたことすらあるくらいだ。

つまり何が言いたいかというと、誰も王子様にならなくていいし、王子様なんていなくていいよという話です。
皆リアルで複雑な人間でいいよ。
無理して誰かを喜ばせるためにイメージを演じる必要はない。
もし自分がわからなくなってしまったら、ゆっくり取り戻せばいい。
取り戻す術も検討がつかないなら、これからゆっくり見つけに行けばいい。
(死ぬまでに見つけられたらハッピー)
本当に自分にとって価値があるのは、誰かに喜んでもらえる演技を覚えた自分じゃなくて、ただの自分なのだって私は思う。
その演技をやめたらもう恋人に見放されちゃうよ、というんだったら手放したほうが楽だ。
本当は必要ないものを、何かしらの恐怖や不安で繋ぎ止めていても自分を消耗するだけのように思えるからです。
これから恋人が出来ないかもって思っても、演技をしなきゃ仲良く出来ない人よりいい人は沢山いるし、恋人なんかいなくても割と幸せかもしれないし、また恋人を作りたくなったらいくらでもSNSで探せばいいです。
白馬の王子様なんかより、
どろどろの性欲を持て余して、寂しさでしょうもないことしそうになって、不安で恐怖で顔はひきつって、人のこと傷つけたり傷つけられたりしながらあーでもない、こーでもない、でもこれ学んだから次から怖く無いって日々たくましく、色んな「前」を向いてる自分のほうがよっぽど、
かっこよくて、ユニークで、いかしてるんじゃねえかって思う夜でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?