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猫のタツとの暮らし

何の予兆もなく突然に始まったタツとの暮らしは、幸せに進んでいる。タツといると心が穏やかに満ちていく感じがする。
ご飯を食べるときは貪りついてるけど、普段は穏やかな性格のタツは癒しパワーが絶大。

タツの寝相を見ながら愛おしいってこういうことか、と自分の感情への発見もあったり、引っかかったままだった幼い頃のあるネガティブな記憶とその感情の整理が突如進んだりしている。

所属している研究所に正月早々から居着いて離れなくなった猫を夜だけゲージに入れて家に連れて帰るつもりでいたけど、夜だけだと言ってもゲージの中にいれたままでは私の心が痛む…と、初めましてから2日目の夜に家を自由に動いてもらったら翌朝早々に私の布団をトイレにされた。
まだ寒い朝6時から泣きそうになりながら布団を洗い、そうしながら何故か、この子と一緒にこの家に住もうと決意した。

そんな経緯で始まったタツとの暮らしは明日で一週間になる。
最初の三日間は家に誰かいる…と思って少し落ち着かなかったけど、もう慣れて、お世話も全然苦じゃない。(トイレを覚えてくれて、布団を洗うことは暫くはなさそうで安心)
何故か家の掃除も捗る。

1人では見つけられなかった感情を、自分以外の存在が私に心開いてくれていることで見つけられたりする。面白いなぁ、と思う。
タツといたら、私はいろんな発見をしながら成長していける気がする。


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