繊細と騒音が同居する空間は、そうないよなーと思いながら街を見渡していた。「繊細」というと、ヨーロッパの教会にあるステンドグラスや、日本の和食を思い出すけれど、それらの繊細は、常に静寂をも意味していた。ハノイの街は、なぜかとても繊細で騒音なのだ。居心地が良い。

ディエンビエンフー(Dien Bien Phu)通り～フンフン(Phung Hung)通りの区間に敷かれた線路は、観光客にとって人気の路線通りのカフェが連なっていた。そこには、アートの空間が広がっており、それぞれが思い思いに過ごしていた。

全く知らないが、この２人にどこかで再会したら、この写真を贈りたい。

本をメインに撮影していたつもりが、おじさんの開脚にしか目がいかない。

ノンラーをかぶって自転車で物を売る人々。きっとバイクは通行禁止なのだろう。

こんな絵になる場所で絵を描いたら、きっと素敵な絵が描けるだろう。・・・という思い込みをさせてくれる。

この路線は、今でも使われていて、数時間に１本走る電車を見ることが、ひとつの目玉となっていた。ただ、本来、この路線近くで、店の前にテーブルを出して営業することは禁止されていたのだそう。そして、近年観光客が増えるにつれて、走る電車を撮影する人々でごった返し、電車を緊急停止しなければならないケースが相次いでいたため、昨年、交通運輸省はこの路線への観光客の立ち入りやカフェ営業を禁止した。

ベトナム語で、いらないと言っているのに、とにかくよく話しかけてくるおばちゃんだった。今頃、どこで何をしているのだろう・・・。

さて、場所を移動して、ハノイで大好きなカフェへ。

少し観光地からは外れるけれど、ここに来るためだけに歩く価値あり。ALL DAY COFFEEは3階建ての建物で、座席数も多い。テラス席もある。

どこを切り取っても絵になるカフェ。

メニューに記載されている、コーヒーベルトの情報。なんだか、世界の探検家になった気分。

フラスコに入っているのがまたオシャレ。

そして、クッキー！の下にはコーヒー豆！

気に入りすぎて、何度も来る。そして、このアフォガードを注文した際は、「時間がかかりすぎたから、今回は無料でサービスしますね」というオファーが！確かに、20分くらい待ったような気もするが、あまり気にしていなかったので、ラッキー！また来ますー！

ちなみに、この XOFA cafe は ALL DAY COFFEE と同じ系列店で、珍しく24時間オープンしているカフェ！ここも店内が広く、テーブル席やソファー席、テラス席が多数ある。

ちなみに、こちらのベトナム人がフリーランスの人々にオススメするカフェでXOFA cafe も紹介されていた。

https://wecheckin.vn/quan-ca-phe/quan-cafe-lam-viec-cho-freelancer.html

そして、最後は MAROU へ。知る人ぞ知る、ベトナムで有名なベトナム産カカオを使用したチョコレートのお店。ALL DAY COFFEE から徒歩10分くらい。

そして、後から考えてみたら、以前にもハノイのカフェを紹介していたことを思い出した。良ければこちらも是非。