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ベトナム・カントーでハス茶のテイスティングに参加してきた

カントーで何かしら観光目的ではなく、地元の体験が無いか探していたときにハス茶のテイスティング体験というのを見つけた。カフェ好きな友人を誘い、開催場所であるカフェに向かった。

カフェ近くは地元の人々が暮らすローカルエリア。美味しそうな食材が並ぶ。少し迷い、うろうろしていたら、おじさんが道案内してくれた。

体験場所は、このYÊNカフェの2階。かわいらしいデザイン。

ベトナムのお菓子と共に既に準備されていた。日本で購入したものが多いという。茶道の文化に触れ、ハス茶に取り入れたというオーナー。懐かしく、新鮮な、落ち着く場所だった。

Hoa Sen (Lotus) はハス
Hoa Lài (Jusmine) はジャスミン
Hoa ngọc (Iran Iran) はイランイラン
イランイランの花とウーロン茶を混ぜて作るのがイランイラン

それぞれのお茶を3杯ずつ頂く。どんどん味が濃くなっていくのがわかる。

オーナーは、本当は中国のmeditation treeのことを学びたいと思っていた。中国の歴史も好き。だが、日本のお茶セットが質が良い、と。そして4日間の日本の東京へ家族と一緒に旅行。日本では抹茶を購入した。旅行会社を通してビザ取得。

オリジナルのお茶を販売もしている。

地元の人々が作成したボトル入れやカップ、カバン等。2階に飾ってあり、こちらも販売中。

自然を取り入れた、素敵な場所だった。

以下は、オーナーとの会話の中で教えてもらったことを羅列する。

・カントーのオススメの日本食レストラン:Tokyo SushiとSakura
・Quả hồng (Mulberry) は桑の実
・ゴング茶はもともと日本産。海外に発掘されてアレンジされて
 発信される。ゴング茶、豆腐、黒糖タピオカ、寿司すべて日本発だが、
 海外発信は他のアジアが上手。
・đường nâu (Brown Sugar) は黒砂糖
・コーヒー作るときに黒砂糖使うと、コーヒーの味が冷めてしまう。
 料理のときは黒砂糖使う
・コーダックファーム@ダラットでコーヒー豆を購入している。 
 ちなみにダラットはベトナムでも珍しい高原地帯なので、
 こちらの人はハイランズ(Highlands)と呼んでいる

コーヒー豆4種類
・アラビカ
・ロブスタ
・ハニーコーヒー(cafe sữa đá(アイスミルクコーヒー)に良く使われる)
・モカ(most expensive)

・ダナンからホイアンまで海岸沿いを行ける。フエも近い。
・カントーで、どんなお土産がオススメ?と聞いたら、
 「うーーーん」と悩み、「例えば、誰に買う?」と。
 「友人ならお酒もありかも」と。
 あまり、日本で言う「この地域に来る人には、これ!」
 「オススメランキング!」みたいなものが無い。

・lục bình (hyacinth) はヒヤシンスの花(ドンタップエリアでは、
 ヒヤシンスの花でリーフを作っているエリアがある)

・オーナーの夢は、エスニックグループの村の経済的自立を助けること。
 Tri Tônというエリアには、学校に行ったことが無い子供が多い。
 電気もない。

オーナーが運営しているという近くのホームスティ&ショップにもお邪魔した。こちらではコーヒー豆の販売も行っている。

オーガニック石鹸。パッケージや紹介等、全てがオシャレだ。

ハーバルシャンプー!こういうパッケージ化されていないのが良い。

またコーヒーやお茶を飲みに訪れよう。素敵な体験だった。

場所はサントイ湖の近く。ニンキウエリアからは徒歩10分ほど。

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