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【Day6】ベトナム63省バイク旅(Gia Lai省編)海と山に、拠点をつくる

「安息日」を経て、体力を充電させて6時半には外へ。今日は200㎞程走るので、晴れる時間が多い朝を中心に行動する。

Buôn Ma Thuột は、さすがコーヒーの街だなぁ。中央高原地域で最大の都市で、街には活気があり、全ての道にカフェがある。そして、博物館やホテルも多い。

朝は、Cà phê Bâng Khuângへ行き、Cà phê Kem (30.000VND)を頂く。朝6時半から開いているベトナムのカフェよ・・・ありがとう。

朝からお客さん多い!と思ったら、全部スタッフの方々のバイクだった
2階のオープンスペース 貸し切り
熱帯植物の使い方、デザインへの取り入れ方が素敵
ココナッツフレークものっている・・・!甘いが美味しかった
そして、どこへ行っても人懐こい猫 ココナッツは食べなかった

その後、まだ少し時間があったので、昨日行けていなかったLàng Cà phê Trung Nguyên (Trung Nguyen Coffee Village) へ。ちなみに、Trung Nguyen Coffee は、ベトナムを世界のコーヒー輸出国第2位へと導いた、ベトナム最大のコーヒーカンパニーで、ベトナム全土の至る場所にカフェがあり、スーパー等でもお土産として箱詰めされたものを購入可能。

Trung Nguyen Coffee

ここは、レストラン(カフェ?)があり、その周辺にお土産屋やちょっとしたコーヒーにまつわる展示品などがあるテーマパーク(といっても、入場料は無し)。

中央のレストラン兼カフェ
ディズニーシーを思い出す
噴水が虹をつくっていた

Trung Nguyen の本格コーヒーは、昨日 The World Coffee Museum で頂いたので、ここは20分程だけ滞在して、ガソリンスタンドに寄り、いざ、本日のバイクの旅へ。(ちなみに、駐車場代金は無料)

田園風景が広がる 走りやすい!
何度か停まって写真を撮る

ずっとまっすぐの道を1時間ほど走った後、途中の経由地としていたカフェへ。

BE PRESENT COFFEE
「ここを好きになる」と確信した入り口・・・笑
地元の学生たちが、荷物を店内に置いて、外で撮影大会を行っていた・・

そして、ここで、近くでリトリート(宿泊施設)を持っているという方(Sonさん)に出会う。そして、その方の友人で、日本の秋田県にも住んでいたことのある方(Huongさん)が、ホーチミンから遊びに来ていて、リトリートに宿泊しているというので、ここで1杯のカフェを注文して、その後リトリート(バイクで15分程)にお邪魔することに。

カフェのメニューの絵が可愛い!
そして、安い!ホーチミンだと、50.000VND以上はする
とにかく広い空間に、便座があつて、土と緑がむき出しになっていて、フレンチタイル!

Guava juice (25.000VND) を頼んだいたのだけれど、いつの間にか、SonさんとHuongさんが支払ってくれていた!ありがとう!!

近くの市場で、お買い物
唐辛子とアボカドを近所の方からいただく
小道に入って、山々の絶景を見ながら、到着!一気に周囲が静かになる
Sonさんがフーコック島で働いていたので、雑誌があった
「散らかっていてごめん」と言っていたが、私はこの空間が好き
2階のベッドルーム

Sonさんが、お腹が空いていた自分の為に、まず手作りのお菓子と豆乳ドリンクを用意してくれて、その後、豆腐やアボカド、山菜がたくさん入った春巻きをふるまってくれた。なんという、才能に満ち溢れた人だ!

会話の中で、印象的だったのは、「海と山に、拠点をつくる」ということ。日本だと2拠点や多拠点っていうと「都会と田舎」の分け方が多い気がしていたけれど、Sonさんは「ここ(Ea Dăngという街)は、山側の拠点。もうひとつは、フーコック島(海)に拠点があって、10月〜4月頃まではフーコック島にいる。」とのこと。「海と山に拠点をつくって季節に応じて行き来する」という考え方も良いな。SonさんとHuongさんは、10日間のBuôn Hồという街であったメディテーションのクラスで出会ったそうで、ヨガ、瞑想、料理、リトリート、そして本。共通点が多い人々は、出会う運命なのだろうな、そんなことを思いながら、この土地をさった。Sonさんのホーチミンに住む友人が、9月から日本に行くそうなので、それまでに会えたらよいな。

そしてまた走る この道、好き!穴が無い!トラック少ない!そして晴天!
また別のカフェがある小さな街に到着!
Bạc Xỉu (20.000VND)

このカフェで、店主の方とその友人の方が「あの人は、韓国人に違いない」「いや、日本人じゃない?」「でもなんで一人でバイク乗ってるんだ」と会話しているのが聞こえた。笑 こちらでは、よくあることだけれど、よくカフェの人々が、私の出身国の話で盛り上がっているのが聞こえる・・・。

で、最終的に誰かが、「どこから?」と聞いてくる。「日本ですよ」と言うと、「なぜベトナム語が話せるの?」「なんで一人でバイク乗ってるの?」というお決まりの質問パターン。

聞くと、このお店は3か月前にオープンしたばかりなのだそう。店主は、ここの街の近く出身で、ダナンにも住んでいたことがあり、カフェは少し日本のイメージを取り入れているのだとか。

店主と友人と子どもさん(可愛いー!)
この部分が、「日本のイメージ」なのだそう ・・・どうでしょうか?笑

あまり時間が無かったので、「もう一杯、何か飲む?何か食べる?」と言ってくれたけれど、出発することに。「(飲んだ )Bạc Xỉu のお代はいらないよ、その代わり、このカフェを紹介してね。」と言わわれる。神だ。最初、若干話しかけにくそうなお兄ちゃんだと思ったけれど(笑)、めっちゃ優しかった。そして、洞察力がある人だった。Chư Sê という、Gia Lai 省にある、小さな街(というかいくつかの通り)。誰かほかに行く人がいるのかわからないけれど、ここで紹介する(笑)。

カフェの紹介というよりも、そこに住む人々の紹介が、やっぱり面白いな。

そして、また走らせること1時間ほど。坂の街、Pleiku に到着。そういえば、ここは、数年前にマラソン大会に参加する予定だった街だった!笑 いやぁ、あのときは、本当に、行きたかったなぁー。(その後、さすがマラソン大会を実施する街、公園でランナー人口が多いことを知る)

ジャライ(ザライ)民族が住んでいた地域の入り口の門
中部高原の家のレンガ造り
ここで、ゆっくり セミが鳴いている
汁なしフォー麺(40.000VND)

Phở khô Hồng という場所を見つけ、名物料理を注文。最近よくあるのは、google map上での写真が、コロナ禍前の写真が多くて、全てのメニューが約5.000VND~10.000VNDほど値上げしていること。それに円安もあるので、感覚的には、毎食100円程値上がり。でも、美味しかった!(プロの食レポーターではないので、食に対するコメントの語彙力なし)

本日の走行距離197.16km。いやぁー地図上で見ても、本当に真っ直ぐの道だった!走りやすかった!(本当は、+20km程走っていたけれど、完全に設定を忘れていた)

Pleiku で見つけた素敵なカフェで旅の振り返りを。

夕方に行く アンザン省のチャウドックにあるビクトリアホテルから眺望を思い出す
夜もまたオシャレ!

行った場所
Cà phê Bâng Khuâng
BE PRESENT COFFEE
the Atisô coffee
Phở khô Hồng
Trốn Cafe

費用
宿泊代
145.000VND
ガソリン代
100.000VND
Cà phê Kem(アイスクリーム&コーヒー(アフォガードではない))
30.000VND
Mặt hàng Hồng trà tấc mặt ong(ハチミツ入りのフルーツティー)
25.000VND
Phở khô
40.000VND
合計:340.000VND(約1900円)

おまけ(裏話)
シューズが連日の雨で濡れていたけれど、この日1日中バイクに着けて走っていたら、日光と風のお陰で乾いた!笑

本日も、健康と出会いと食に感謝。
そして、こちらのnote上でも、ガソリンやカフェ代のサポートを頂いた方々に、より一層の感謝を。これからも、素敵な空間、物語を探検していきます!(ベトナムに来られるご予定がある方がいらっしゃったら、是非ご連絡下さい。その時、どこにいるかはわかりませんが、カフェ探検しましょう)


創造の場所であるカフェ代のサポートを頂けると嬉しいです! 旅先で出会った料理、カフェ、空間、建築、熱帯植物を紹介していきます。 感性=知識×経験 மிக்க நன்றி