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なもなきもの

世の中には

これはこれという定められたものも

たくさん溢れているが

実は名前のついていないものや事象

それ以前に名前すら意識したことないこと

そんなものも

実は溢れかえっているのではないだろうか

少し前に

「名もなき家事」って表現が

昼間や夕方のワイドショーとかで

取り上げられたりしてたよね?

主婦たちは揃ってそうそう。あるある。と

納得感満載に共感したんじゃないかな。

料理や掃除、片付け、衣替え、洗濯のように

名前はついていないけれど

例えば

古くなったタオルを捨てて

新しいタオルに交換したり

トイレットペーパーがなくなったら困るから

余分を置いてみたり

天気の日に

外の空気を取り入れたり

子ども達が脱ぎ捨てた靴下たちを

揃えながら洗濯したりだとか

あんまり意識してしていないかもしれないし

見過ごされがちなことだけれど

積み重なるとそれなりに心にも身体にも

負担になる家事行動のことを指している

きっと気になる人は気になる

気にならない人は一切気にも留めてないだろうに

きっと家事だけじゃない

育児にもあるし

仕事にもある

他人と関わっている上では

行動・所作の一つひとつに

そういう名前のないものが発生している

これは思いやりとか配慮とか?

一概に思いやり、配慮の類

と言い切れるものばかりではない

でも、

プラスアルファ

優しさ

であることには間違いない

思いやりとか配慮は他者に向けたことで

気付いてもらえて

双方に認識されることでようやく名前がつく

それまでの間は

一方の認識のみ

それは無条件に優しさでしかない

それは一方的な自己勝手なもの

自己満足でしかない

だから

やるべきではない

やる必要なんてない

そんなことを利用者さんが言う

プラスアルファ優しさが

出来るヒトの落ち着きだったり

威厳だったり、凄さったら

ハンパないと思わない?

自分に出来ない

理解できないからしないのではなく

凄いと思うことは

自分も真似してすればいいわけで

別にするからどうとか

結果がこうなるからいないといけない

そんなことは一切ないんだけど

それによって

誰かが救われたり

心が軽くなる

誰かの助けになるのであれば

それは無条件な優しさであっても

配慮や思いやりにならなくっても

しなくていいものではないし

していいものでしかない

自分一人だけで生活するなら

自分のためだけにすりゃーよいけどさ

ヒトと共に

誰かと共に

結果生きている

今の現代社会の関わりの中ではさ

特定の誰かではなくて

誰にでもに向けた

プラスアルファ優しさ

これが出来るヒト

であればこそ

誰かが救われる

自分の居心地もよくなる

そんな心の余裕をもって

生活を送りたいなぁ

と思う今日この頃でございます。

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サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!