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昔話に学ぶ《q》

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ある日見つけた

大好きな本

いそっぷのおはなし

イソップ物語

絵が可愛くて

どことなく哀愁や

性格の悪さとかもでて

もう大好きです。

そんな中から一つ…

きつねとつるって知ってる?

きつねとつる

イソップ物語でも代表的なもの。

多分聞けば、「あぁ、あれね。」

ってなると思う。

そんな話。

あらすじは以下…


むかし

ある所にきつねとつるが住んでいた。

ある昼時の事、

きつねは

「美味しいスープを作ったから

食べにいらっしゃいな」

といって

つるを家に招いた。

つるが喜んで応じると、

きつねは浅いお皿にスープを注いで出した。

だが、つるは長いくちばしが邪魔で

スープが飲めず困り果て、

きつねはスープを飲みながら

「こんな美味しいスープが飲めないなんて、

可哀想ですねェ」と笑い飛ばした。

その翌日、

今度はつるが

「きつねさんに昨日のお礼がしたいので、

我が家の昼食にいらっしゃいな」

と声をかけた。

きつねが喜んで応じると、

つるは口がほそ長い花瓶に

スープを注いで出した。

だが、きつねはくちばしがないため

スープが飲めず困り果てた。

その姿を見たつるは、

「あの日私も同じ目にあったのですよ。

相手がされて嫌な事は、

自分がされても嫌なのです」

と答え、きつねは深く反省し謝った。

その後

つるが浅いお皿に

スープを注ぎなおしてくれたので、

二人は仲良く食事を楽しんだ。

おしまい…


つる優しっ。

優しさの塊。

本当に特別な存在は

あなたが間違ったことをしたら

教えてくれるヒト

いけないことをした時に

本気で注意してくれるヒト

だと思う。

ニコニコして一緒にいる

そんなこと誰だって出来る

叱るって

ものすごいエネルギー使うし、

相手のことを考えないと

わざわざそんな膨大なエネルギーを使ってまで

本気で叱れない。

本気で心配して

相手のことを思っているからこそ

叱る教える

ホント有り難いことだ

大人になって

説明されることって少なくなるだけでなく

素直に注意が聞けなくなってきた気がする。

何かを言われても、

プライドが邪魔して

自分の責任じゃない。

教えてくれないのが悪い。

最初からうまく出来るわけはない。

言い訳が先に出てしまい、

簡単に反省が出来なくなってしまう。

ホントにありがたいことなのに。

貴重な時間を割いてまで

その人のことを考えてくれている

興味を持ってくれている

関心を持ってもらっている

そのことがどんなにありがたいか

「何も言わない」

「放っておく」

何も思わなければこれが一番楽チン。

でも教えてくれている。

愛情以外の何ものでもない。

そもそも、叱ると怒るは違う。

叱る

→相手のために、良い方向へ導くために伝える

怒る

→自分の不快な感情を表に出し相手にぶつける

「叱る」という漢字は

口を使って相手を鋭い刃のように切り刻む

七は十文字に切り刻む動作を表している

それぐらい相手を傷つける行為をする

一生懸命、相手を思ってしないといけない。

愛情もって叱る。相手を思って叱る。

ホントに難しい。

それくらいのことをしてくれているんだ。

感謝。

「しあわせ」や「ゆたかさ」を探求し、

最低限の幸福と社会的援助を提供する

それぞれの自己肯定感を満たし、

存在や居場所を与え

目的に向かって助け合う。

それが福祉。

存在や居場所って

自然と出来るものでもあるんだけど

周りから与えられるものだけじゃない

自分で切り開くものでもある

自分の人生だもの

自分で決めたいじゃない

でもね

時に不安になったり

暴走しちゃったり

間違うこともあるのよ

ヒトだから

そんな時に助けてくれる優しさ

これってなかなかない存在なのよ

自然とは築けない

相手との関係性だから

自分の行動や相手への配慮なんかも

関わってくると思う

優しさの種類も色々あるんだけどね

相手からの好意を無碍に扱うことなく

一方的に相手からの行動を待つのではなく

まず自分から

助け合いの精神で関わっていく

押し付けじゃなく配慮で

これが社会を築く

コミュニティーを増やす

第一歩になると思うのだよ

初めの第一歩

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サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!