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メタバース芸大企画話9

昨年末から続けてきた『説明会』も昨日で終了。いよいよ4月開校、キックオフの「入学式」に向けて!メタバース芸大がグイグイ進んでいる。その途中話。

昨年末の12月から三ヶ月間。一方的なプレゼンではなくゼロから対話を重ね、修正しながら創ってきたメタバース芸大。昨日は2月最終回、そしてオープン形式では本年度最後となる説明会を行った。

10回以上となっている公開説明会に最初からずっと参加、ユーモアを交えながら熱い意見をくれる方。ふらっと面白そうだと参加してくれる方。色々なモチベーションが混在しているとはいえ、とにもかくもスタート前。未だ「絵に描いた餅」状態である初年度の企画に興味を持ってくれている事には感謝の気持ちしかない。

特に今回は悩んでいた大事な3日間のキックオフイベント「入学式」の内容について。既に明らかにした『日程、内容』それに加えて、えいや!っと、初めて決定したリアルワールドからの「外部」ゲストの方々を一部紹介させていただきました。

うん、備忘録なので書いておきますが。初年度の今年。最初はゲストに関しても「メタバース発」なので既にメタバースで文化、芸術活動を行っている「はじめまして」の方々にぜひお願いしよう、お願いすべきとギリギリまで悩み考えていました。

ただ、一説によるとメタバースは未だ「認知率8割も利用率は1割未満」という現状下、利用者自体の裾野を広げる意味でもリアルワールドからゲストを誘致した方が「より効果的ではないか」また、そもそもメタバースという世界では知名度も知己も限られている私。現実的にもこの選択肢が「初年度は適切ではないか」と結論づけました。

また、そんなリアルワールドからのゲストの方々に関しても、誰にお願いするか・・もちろん悩みましたが。説明会や関係者との飲み会(雑談会)を通じて「比較的若い方が多い」ことを知ったことで、将来の予測が困難なVUCA状態の社会を生き抜く彼ら彼女らの未来のために。それでも!と模索しながらそれぞれのキャリアを着実に積み重ねている「現役世代の表現者の方々」にロールモデル役をお願いすることにしました。(快く引き受けてくれた皆様に感謝)

うん。ここまでの思考プロセスが「最適解かどうか」は後になってみないとわかりませんが『今出来る最善』から、とりあえず「軸がスッと通って安堵している」さて、3月からは4月開校に向けて今度はPR、これからは『記念すべき一期生』の生徒集めに頑張るぞ〜。

と「始める前からこんなんで実現できるの?さっさと始めたら?」最近の風潮だとそうだと思うし、私自身、どちらかと言えば良くも悪くも本来は「そっち系」のせっかち思考の性格なのですが。

そんな風潮、「アテンション・エコノミー(関心経済)」に抗って、また自分自身への新しい挑戦も兼ねての三ヶ月間の「ゆっくり、繰り返した対話」参加してくれた方々の助言に大いにヒントをもらえたり、気付かされることも多く、これはこれで貴重だったなと不慣れながらにも確かな手応えを感じている。

この『企画話』自体もどこまで回数を重ねるか。着地はわかりませんが。無事に予定の一年間を走り抜けた来年、そしてそれ以降に振り返った時に意味のある備忘録になっていたら。そんなことを今から考えている。(=ちょっと余裕出てきたかも)

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