見出し画像

色々衝撃のエルサレム。

さて、滞在中にエルサレムに2回行ったと書きましたが、1回目は旧市街、2回目は新市街と分けていきました。というのも、テルアビブから電車で45分とかで行けてしまうので、全然日帰りで行けちゃいます。
イスラエル自体もすごい小さな国なので、わりと電車でどこでも行けてしまいます。電車に乗るときはRav Kavカードという、日本でいうところのSuicaやPasmoみたいなのがあって、スマホにかざすだけでフィジカルなカードも簡単にチャージできます。この辺はハイテク!パーソナライズもできるし、匿名のものも作れます。
たくさん移動するときは1-dayパスを買って、そんなに移動しないときはトップアップした金額から引かれていくシステムです。
エルサレムに行くときは、エルサレムエリアに行ける1-dayパスを買う必要があります。
 
テルアビブではまだ建設中のトラムですが、エルサレムではすでにトラムが走っています。駅に到着すると、旧市街の方までトラムで簡単に行けました。もちろんエルサレムエリア付きの1-dayパスなら Rav Kavカードも問題なく使えます。
やっぱり聖地だけあり、トラムに乗ってるお客さんもユダヤ教のオーソドックスの人が多い。例の黒服にもみあげを伸ばしてる人達です。
黒い帽子の下にはさらにキッパという丸い小さな帽子をかぶっています。オーソドックスじゃない人はキッパだけをかぶってる人も多くいます。
こんなに暑いのに長袖シャツに黒いスーツを着ていて大丈夫なのかなって思ってしまったけど、、、ちなみに結婚している場合、奥さんは膝が隠れるワンピースを着ていて、頭にはターバンを巻いていることが多いです。
 
肝心の旧市街ですが、いやーーカオスだった😨
それしか言えないくらい、、キリスト教徒街区、ユダヤ教徒街区、ムスリム街区、アルメニア人街区と4つの区画に分かれていて、今私は何街区にいるの?ってなります。(私的にはディズニーランドにいる感覚でした)
それぞれの地区にそれぞれのルールがあって、”Muslim only”とか言われてイスラム教徒しか入れないところとかもありました。
嘆きの壁はユダヤ教徒じゃなくても入れるけど、男性は必ずキッパを着用しないといけないみたい。
 
途中、ユダヤ教の要人のお葬式があったみたいで、オーソドックスの人たちが旧市街周辺を行進していてかなり奇妙な光景でした。その間はトラムも止まってしまって、しばらく足止めでしたが、無事にテルアビブに着いたらなんか都会的で落ち着くっていう😂
ちなみに「あれはお葬式だよ」って教えてくれたのは、一緒にバス停で待っていたフィリピン人のおばちゃん。イスラエルには介護職などでたくさんフィリピン人が来ていて、おそらく一番多いアジア人な気がします。(あとはエチオピアやエリトリアなどアフリカ諸国からの不法滞在者も多いとか・・・)
 
ユダヤ人の話で言うと、歴史上世界中にユダヤ教徒はいるわけなのですが、世界中に散らばったユダヤ人がイスラエルに帰ってくることを「アリヤー」と言うそうで、外国生まれでイスラエルに移住してくる人は大抵このカテゴリーだそう。
そのおかげでオーストリアのシュニッツェルがチキンになってイスラエルで食べられていたり、色んな国の食文化がアレンジされて存在しています。そこはすごく面白いです。
彼はよく「あなたもアリヤーなの?」って聞かれるらしいけど、「全然違う、ピュアなフランス人だ」って言うって言ってました🤣
 
次は死海ツアーのことを書きます🏖