男が化粧水や保湿クリーム、ボディクリームなんて使ったりすると、女子力たけーやつだなと揶揄に近いコメントをいただいたりする。

そう言われると、自分が恥ずかしいことをしてるように感じて、他人に隠しながら使ったり、なんなら使わなくなったり。自分も何度か使ってはやめてを繰り返してきた。

けどもう無理。化粧水も保湿クリームもボディクリームも全部使う。

だって、乾燥がつらい。

なにがつらいって、背中がかゆくてかゆくて。シャワー後に寝るときがとくにひどくて、ろくに寝られない。

連日そんな感じで睡眠不足がつらくなってきたので、保湿を心がけようとニベアの青缶を買ってみた。が、あのクリーム、伸びが悪くて体に塗るのが大変。使いづらいので即リストラした。あれってボディ塗る用じゃないのか？

今は、薬局のいちばん目立つところに置いてあった「ニベア プレミアム　ボディミルク」を使っている。結局ニベアだ。これ伸びはいいのだけど匂いが強いので、もう少し控えめなやつがほしくて今もアットコスメを眺めてる。

さて、
こんな話をすれば、確実に女子力と言われる。本当に女子力高い人からするとどこがやねんと思うだろうが、もう条件反射で言ってしまうんだろう。言ってくる輩の女子力が皆無というパターンも多い。そもそも、女子力の定義からしてあやしい。

自分に女子力と言ってくる輩の「女子力」とは。
ちょっと考えてみたが、もしかして保湿行為＝女子力ではなく、女子力的ワードが要因なのでは？　「ニベア」とか「ボディミルク」という言葉が女子力に絡め取られてるんじゃないか、という考えにいたった。

じゃあもっと別の言葉で言えば女子力と言われないのではなかろうか。もし「乾燥が辛くてさー、保湿のためにごま油使ってるんだよね」という話になれば「かどや？マルホン？」と聞くしかないと思う。

そしたらもう、話題はごま油だ。卵かけご飯にかけるとうまいとか、キムチにかけるとうまいとか、そういう話になる。おかずがない時は白飯に塩とごま油でOK。ごま油最強。そういう話になる。ここまでくれば女子力うんぬんの話にはならないだろう。うん。わが家はかどやです。