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成長しないのは”記録”自体

一時的に貧血のような状態を少し感じている状態。
気が遠いので目を瞑ると幾らかふらつく”感覚”を感じる。
座っていて実際にふらついている訳じゃなく、文字通り
「気が遠のく感じを”実感”する」という感じ。

自分の身体を
・重く感じるって
・ふらつくって
・気が遠いって…
なんだろう?表現てつくづくおもしろいと思う。


そんな頭なのでポツポツと(書いているのは前日、↑状態もその時の話)。

以前に一度軽く触れたのだけど、【幼い頃の感覚は、大人になっても勝手に成長したりしない】ということ。その時の具体的な話を簡単に。

父がここへ来ることになる前に、一度超久々に昔住んでいた所へ顔を出しに行った。父がそこで独り生活をしていた所へ。早くにそこを出ているので、私の記憶はまったく更新されておらず、また現在を予想をする事もなく”自宅”に到着した。

「こんなに道幅は狭かった」そんな事を感じる事ももちろん一切なく普通に、こんな所で生活していたんだと思った。家の前の道は車のすれ違いができない程だったと、その時に知る。

エピソード自体はこの程度なんだけど。
そしてこれも、”空間”が違うだけで、私の感覚はきちんといつも作動しているんだけど(笑)


それを体験した時の初めの印象は、【】の通りそう感じている。でも何かが不一致・ズレていることも分かる。その”脳内の記録”と現実とのズレが非常に大きく開き、驚くほどの印象と、子どもの頃から成長して大人になった自分から見る現場と記録してある情報との差異の大きさがあった。

現状は事実としてある。この”頭の中の記録”が長年そこに触れていなかったために、まったく更新されていなかった。この感覚は確かに今をきちんと捉えていた。

”感覚”が成長していないのではなく、この「頭の中の記憶」が大層古いままだった。そしてそれを疑うことなく再生されるままにそこから見せられた感想を、私は自分の「感覚のようす」として表現していた。(見方によってはそれでもいいけども)

身体と一致する現在の私の感覚が、現場を捉えて脳へ繋いだ。それと過去の古い記憶との照合ではズレが非常に大きく、私の中の反応としてはとても驚いたんだと思う。そして”子供の頃の感覚”を、なぜか当然のように”成長していくもの”と考えている。

大人になるに従い感覚が成長する(拡大する)のでなく、きっといつもこの現在の”私”というものと一体になっているのだけど、その時の私の頭の情報が更新されておらず、その様な”出力”をしていた、と今なら考える。


実際に”今”捉えているそれは、現在を目の前にした情報であって、それだけをただ処理せずにそこと関連する情報・記録を持ち出されるから、色々が混じって出力する。

そこに見たもの触れたもの…。

その時感じたそれの処理から脳内で照合させる。大きな差ならば”違い”をきちんと考える事は簡単だけど、大した差のない状態ではきっと、脳内の情報は自然と優先されててしまうのだろう、と少し感じた。

・・・

この「感覚」の事を書いていて、つい先日の自分の動作を思い出していた。

やせてしまったワンコは寒いからなのか、私の顔のすぐそばで布団をかけられて、夕方眠ることが通常となった。しばらく寝ては起きて水を飲みオシッコをする、そしてまた私の顔のそばに来て片腕を出すと、それを腕枕にゆっくりと眠る。あまり布団の中に入って眠るコじゃなかったけどくっ付いている事が多くなった。

メガネを外すとほとんど見えないため、気配だけを感じるようにしている。みんな白いので分からない、毛質が異なるので撫でて誰がどこに居るという事はボチボチ確認する。

確か私の頭の近く、頭上でやせたワンコが横になった音を聞いていたのだけど、僅かに頭部とワンコは触れていたのだけど。ずっとその状態でいると”一体化”してしまい、または本当に少し離れているのかも知れず、半分眠っている状態では定かでなくなった。そこはあまり温かくない場所。


少し頭をそちらにゆっくり押し込んでみた。

ほんの少しで”そちらからの”プレッシャーを感じ、「あ、ここに居るんだねzzz」と確認した。ずっと触れている、ずっと”同じ状態にある(なる)”という状態は、そのものと一体化してしまい、”そちら”からの何かを感じない限り分からなくなってしまう。よくある事を再び確認していた。

それぞれ固有の動作とそのテンポ・音、その個の香りニホイ、気配…。

目からの情報を遮断していると、それ以外のところの情報が頼りだし、それで確かめるしかない。頭がゆるんでいる(眠っている)ような状態の時、まだしっかりと働いていない時というのは、その”敏感さ”が際立って感じるかもしれないと思った―――。


毎朝階下へ降りてきて、ワン達のウンチ処理など片付けから始まる。それだけ動いていても、意外と私の頭はまだ全然”起きていない”ことは、何度も理解してきた。

⦅あっ、冷たい感じがした…(;´・ω・)⦆

着替える前のことで、靴下も履いていない状態で、何か所かのウンチを片付けたりする。排泄した後にその”感覚”に、興奮して走り回るワンコが我が家にはいる…。

もしや?と思い、冷たい感じの後、その足は素直に下ろさずに傾けて移動した。ビンゴ!走り回ったコのそれであろう、小さな茶色が足裏に広がっていた。

そういう寝ぼけた状態だから、かえって感覚からの情報を拾えると、私は感じるのだけど、どうだろうか。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!