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忘れられない音楽体験 ~関ジャニ∞【You Can See】

※2020年1月10日に書いたものをhatena blog→noteに移動させたものです

これは当時参加したライブと今の私を繋いだとある楽曲の思い出話。

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2020年のライブ初めが明日に迫ってきた。


新品のスケジュールに真っ先に書いたのは


―佐伯ユウスケ ワンマンライブ【ウラオモテンション2】―

 

ライブに向けて準備をしながら手元のチケットを見るというルーティンを繰り返しながら当日を待つ。お風呂のあとはラジオ聞きながらネイルしよう、当日は誕生日にもらった可愛いリップ塗ろう、なぁんて考えていることに気づいた瞬間、自分がこのライブをいかに楽しみにしていたか気づいてしまい、一人暮らしの部屋の中で「ふふふ」と笑ってしまった。

 
いつもより丁寧に予定を書き込んでいたら、あることを思い出した。そしてすぐさま自分のスマホのメモを探り始めた。

 


―あった。

佐伯ユウスケ、ファーストワンマンライブが開催された2018年5月のメモ。

 
ちゃんと律儀にタイトルまでつけて保存してあった。(こういう時メモ魔な過去の自分を褒めたくなる)


メモの内容はこうだ。

佐伯ユウスケ ウラオモテンションカバー曲

西野カナ/君って

☆村上&丸山(関ジャニ)?/YOU CAN SEE?

柿原徹也/咲いちゃいな

入野自由/ I am I

吉野裕行/さよなら

村上くんと丸ちゃんの名前や楽曲タイトルの横に自信のなさの象徴であるハテナが書かれているのを今見ると笑いが漏れてしまう。
※あとメモなので呼び捨てになっている点は許してほしい。


スマホにメモするということは、その曲を相当気に入ったのだろう。メモの横にしっかりと☆マークを付けていたことからそのハマり度合いがうかがえる。そしていざライブのセトリを作ろうとした時【You Can See】だけ音源がどうにもこうにも手に入らなかったことも思い出した。

 




本当に。

今ふりかえってもこれって運命?なんて思ってしまう。白馬王子様との出会いのようだ。

なぜなら2018年の私は2019年にFCに入っている私なんて想像出来なかったから。


 

私がeighterになったのは2019年の2月だった。


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当時の私はまさかこの提供曲がアルバム収録のユニット曲だとは知るよしもない。探せど探せど見つからない曲。そりゃ一般からのルートじゃたどり着けないはずだ。


そしてこの曲は私の中で幻の曲となったのだった。

 



いつかまた出会えるかな?

また聞きたいな。

関ジャニ∞のライブとか見たらいいのかな?

そんなことを考えながらこの曲に思いを馳せていた。

 
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【You Can See】を聞いたときに体に走った感動の震えはよく覚えている。


メジャーシーンのアーティストからアニソンや声優まで、幅広い表現者たちに楽曲を提供してきた佐伯ユウスケさん。ライブのワンコーナーで設けられた提供楽曲を披露するコーナーはとてもシンプルな構成だった。

ステージには1台のピアノと佐伯ユウスケさんのみ。

彼はピンスポが柔らかく照らす中、他のアーティストに託した曲を愛おしそうに歌い上げていた。そして私はその真っ直ぐな旋律に聴き入ってしまっていたのだ。

 

音に対して言葉数が少し多めのユウスケさんの歌詞。それはコロコロと自然と口の中を転がるようで、一つ一つの音がとても心地良かった。

―きっともう空のあの人に泣きそうです

―今では楽勝です

―現在に勝てたらはじかれそうです
You Can See の歌詞より

このですます調になる部分はどこかよそよそしさがあり、胸がキュッとなる。そしてその印象は強く、鼓膜の中でリフレインしていた。

 

しかもユウスケさんのワンマンでは楽器はジャズピアノアレンジが加えられ、くぐもったようなツヤっぽい大人な雰囲気が素敵だった。


 
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そして2020年1月。私はあと少しでeighter1周年を迎えようとしている。

 
気づけばただ「知っている」だけだったエイトは今では「応援する」人になった。


 

【You Can See】との再会はeighterになってすぐに訪れた。友達が貸してくれたPuzzleのライブDVDのユニットコーナーでイントロが流れた瞬間鳥肌が立った。脳みそが恋焦がれた相手(音楽)との再会を喜んで祝福のベルを鳴らしていた。「私!これ!知ってるよ!!!」そう声にならない思いが身体中を駆け巡った。

 

スポットライトを浴びた村上くんと丸ちゃん。当時のやんちゃさが残る見た目を思うと、少し背伸びしてるように感じるスタイリングでの登場だった。その表情は少し緊張しているようにも見え、スタンドマイクとのなんとも言えない距離感が愛おしいステージだった。

 
 

この曲の魅力は英語と日本語の歌詞が入り交じっているところだと思う。歌詞の音、そして素敵な声を持つ2人の声帯にのせたらどうきこえるのか。ソングライターの佐伯ユウスケさんは実はそこまで考えたのではないか?と思ってしまうくらいバシッと村上くんと丸ちゃんの声帯にハマるメロディを生み出している。クリエイターのユウスケさんはこの二人のこういった声のトーンまで意識した歌詞を書いたのではないか。

 

 

そしてこの喜びの再会を果たした瞬間もうひとつのことに私は気づいたのだった。

 

 

このユウスケさんのライブで【You Can See】を聞いていたときは私の意識に関ジャニ∞という存在は影も形もなかった。顔が浮かぶこともなかった。そりゃそうだ。あの頃私が知ってた関ジャニ∞は【ズッコケ男道】のような紅白やカウコンで見るテイストのものだった。まさかこんな大人の空気を持つ曲を歌っていたなんて思いもしなかった。

 

 

ユウスケさんは雑味のない真っ直ぐな声を持つ。パキッと気持ちいい明るさと暗さのバランスが絶妙なのだ。そんなユウスケさんの【You Can See】はドライでサバサバしていた。そしてその分、歌詞がとても良く耳に届く。だからこそこの曲に私は惹かれたのかもしれない。

 
だけど自分がエイトの中でも好みの歌声を持つ丸ちゃんと村上さんの声で聞いた時、始めてこの曲が完成されたような気がした。

 
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なかなかクリエイターがカバーする場面というものに出くわすチャンスはない。しかも知らないうちにそのアーティストにハマって楽曲と再会するなんて、どれくらいの確率だろう。

 

 

これほ本当にとても素敵で忘れられない音楽体験だった。

 

 

振り返りながら私はこう思う。

これはこの上なく純な状態で曲に出会えたってことなのかもしれない、と。

そしてこんな出会いはかなりラッキーなんじゃないか、と。

 

 

今この曲を聞いたらどうしたって丸ちゃんと村上さんが自動的にリンクして脳裏に顔が浮かんでしまう。無意識のうちに曲というものに人という要素がプラスされてしまうのだ。

 
あの時の私はゼロの状態で曲を聞くという経験ができた。そんな意味でもこの曲は私にとってかけがえのないものになっている。

 

 

 

そして明日、私はまたユウスケさんに会う。

エイターになった私はもしかしたらまた新たな音楽体験がライブで出来るのかもしれない。

 

 

そう思うとワクワクして、今日は寝れそうにない。

 

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