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か ま く ら ism (第5回) 中学生の夜釣は大人の夜釣の10倍楽しい

鎌倉で夜釣

思い出します 中学時代の夜釣のこと
真夏の夜に行われる恒例行事
夏休みから9月いっぱいやりましたね
未だ鎌倉でも少しは星が見えた頃のお話です。

当時釣りはまだ男たちの世界、中学生の男たちが集まっては魚を追い求める。そう言っても、最大で30cmのキスとかですけどね。
でも、その楽しさは、午前4時起きの 源氏山カブトムシ捕獲よりも遥かに楽しく、遥かに満ち足りたものでした。
あの日に帰りたい、そう強く思える少年時代の出来事です。


坂の下って何処のこと


鎌倉には雪ノ下という地名があり、ここは八幡様の近くの地名です
そして、今日は雪ノ下ではなくて、坂の下のお話です。
#鎌倉市  坂の下 ここには鎌倉で育った人ならほぼ誰でも知っている筈の
#鎌倉市営プール  があるあの場所です。
市営プールには隣接した #ヴィーナス というお洒落なお店も併設していましたが、ここに出入りし始めたのは、高校生になってからでしたね。
#タコス #サイミン  といいう名前の食べものを知ったのはここでした。
市営プールにいくために、中学生が学校行事の場合は、 #江ノ電  で鎌倉から長谷まで乗って徒歩でのアクセス。なのに、プライベートだと自転車でガンガン行ける場所でした。
長谷といえば、づつと忘れていましたが、いきなり思い出したものがあります。それは、コロッケです 長兵衛さんのコロッケです。
ソースを付けて、その場で食べたような記憶が曖昧にあります。

坂の下の釣り

当時僕らは鎌倉市内並び、逗子の様々なところで釣りをしたものです。
その流れとは、大体 こんな漢字です。
⚪釣りを覚えたのは小坪の漁港内でのダボハゼ釣り 万能セットで充分
⚪滑川河口でのカゴカキダイ釣り (オヤユビッチャやシマイサキと誤認している人もいた)
⚪やがて、和賀江島でクロダイ釣り
⚪材木座海岸でクロダイの投げ釣り
⚪由比ヶ浜でイシモチ釣り(実はニベ)
⚪逗マリのテトラでメジナ釣り
などなどです
で、夜釣はもっぱら、足場の良い坂の下と決まっていましたね。
なぜ、夜釣は雪の下なのか?
国道沿いの充分に余地のある遊歩道からの釣りなので、明るい、安心、安全
海側には広く建物も一切何ので、釣りをしても他人の迷惑になりにくい。
道路を渡れば、大型の宿泊施設やガソリンスタンドがあり、その光が辺りをより明るくしてくれている。
何か有れば、大人に助けを呼べる。
子供ながらのリスク管理ですね。
さらに、この頃、まだコンビニ等は無い時代で、夜の時間帯、毎回では無かったのですが、学生会館の売店で飲み物やアイスを買えた。これは、可否があったのは、宿泊団体側のレギュレーションとか、事情はあると思うのですが、売って頂いたことがありました。
それ以外の釣り場は、砂浜は原則暗くて危険だから避ける、さらに暗すぎて作業が出来ない。 磯場はもっての他、テトラは昼間でも危険なのだから最初からNG。

夜釣りの方法

原則ここでの夜釣、僕らは2通りの釣り方をしていました。
ここ、水面が遠い釣りなんです。
砂浜の沖合回り込んだところに位置するので、釣り場の下には砂浜はありません。防波堤代わりのテトラが沖にのびて、防波堤はかなり高い場所にあるので、仮に大物がかかった場合は、長いタモでも届かないので、絶望です。
でも、ここでは抜けるサイズの魚しかみたことはありません。
一つは、投げ釣り ジェットでも、海藻でもいいので天秤に投げ仕掛けで釣ります。
どんな場所かはマップで鎌倉坂の下を検索してください
もう一つは電気ウキです。
電気ウキと言っても、今みたいな高級なのではなく、単3電池と豆電球のユニットが入った、塩ビみたいな素材の浮きに仕掛けを付けて投げます。
浮力はあるのですが、何分 電池と発光ユニットの重さが重さなので、小さめの魚の引きでもゆらゆら沈みます。
サンプルをぐぐってもう出てきませんね
これはもう想像してください(でも想像とは違うかも)
サーフライト電気ウキ で検索すると電球を使った近い形が出ます

この釣りで釣れる魚

⚪嬉しい魚  シロギス メゴチ イシモチ(ニベ) ウミタナゴ 
       アイナメ 
✘ 嬉しくない魚 ゴンズイ(注)クサフグ(注)ハオコゼ(注)
  アカエイ(注)

毒魚は、絶対に素手で触らない、何処が毒バリ 毒は何処にあるかなどの最低限の知識は必要です。そして何より、大事なのは、この場所は普通の方も通る道、死んだ魚に子供が触ったらという想像力も働かして、確実に処理しましょう。生き物の立場にたてば、針を外してリリースなのですが、それをしようと無理して刺されても困ります。特によく動くアカエイの尻尾には要注意です。

投釣り 
近場は避けて、とにかく遠投が有利 数 型 ともにシロギスなら投げること、中学生と侮るなかれ、当時は、リールシートを使わず、タイヤチューブでリールを固定した、4.2mのサーフロッドに遠投用の長いスプールのリールで100m超えを投げると良型のシロギスが上がってました。
手前はゴンズイだまが遊泳しているのか、餌はゴンズイの餌になる有様で、おまけに海藻が多く、根掛かりの危険も高いため、飛距離が出ないなら、1本ばりが効率良しです。

電気ウキ
こちらにもゴンズイはついて回ります。ただウキ下の調整で、テトラのそばに流せば、アイナメがかかります。
釣果は、投釣り遠投には遠く及びませんが、なにより、水面に漂う電気ウキを見つめているのは、楽しいものです。
それに、原則 同じロットで対応出来ますから、飽きたら投げるが可能です。

ただ、根掛かりで、テーパー持って行かれてもつまらんので、ハリスは細めでお願いしますね。
当時僕らは道糸3号 テーパーライン ハリス1.5号でやってましたが、
飛ばす先輩は、道糸2号 テーパーライン ハリス1号未満でした。

釣具と餌

鎌倉で釣りをするとなると、釣り場によって調達する釣具屋を変えるというも有りですが、釣具屋さんにも特徴があるので、それそれご贔屓があります。それに、なぜか知らんけれど、特徴もあり
僕なんか、釣りをしない日も、釣具屋さんに入り浸っている少年でしたから、釣具も餌もほぼ一択。ただし、 #バス釣り を始めてからは、どうしても専門店にはなりまして、藤沢の #フジ釣具店  になってしまいます。
バス釣りの話はまたの機会に。

以下は当時のお話なので、現在の事はわかりません。

⚪野畑釣具店 材木座と由比ヶ浜の中間に位置する、何と言ってもオジサンがいい人、そして おびかさん というお兄さんが最高に良い 鎌倉の釣り少年の聖地でした

⚪市毛釣具店 こちらは、本当に材木座という場所にある釣具店、勝手な感想なのですが、ここは数回活餌を買ったのですが、ここで買う餌と野畑さんで買う餌が明確に違ってたのを覚えています。
扱い種類には差がないはずなのに、なぜでしょうか?

⚪あらい釣具店 長谷といえばこちらですね。なぜか、こちらも何度か利用させていただきました。

餌のお話

投げ釣り系は基本的に撒き餌をしないので、挿し餌だけを買います。
その種類はこんな感じでした。

活餌 活きた餌です (ミミズのお化けみたいなやつです)
⚪青イソメ ⚪ゴカイ ⚪ジャリメ ⚪袋イソメ ⚪岩イソメ
個人的な感想です
青イソメ 安くて万能 これで総て足りる
ゴカイ  柔らかくて針持ちが悪い
袋イソメ なんともこれである必要を感じない
ジャリメ 細いけれど青イソメより高いし釣れる気がするでも細すぎ
岩イソメ 高級品 大物用 なので 要らない 何回か使ったけれど

⚪海老系というかプランクトンというか
オキアミ 万能餌 、釣れるイメージが強いけれど 投げ釣りでは使えない
桜えび  子供の頃は餌として売られていた もったいない としか思えず
モエビ  オキアミより高い気がする オキアミで良い

⚪その他
サナギ 釣れたことがない これこそまき餌とセットでしょう
カニ  現地調達 まあ釣れたことなし
むき身 カワハギの餌あさり イソメで釣れちゃうから別にイソメで良い

当時青イソメ1杯 200円でしたね

思わず中学生の海釣りの話に
興味無いですよね
では またの機会に

※最近は釣りを離れているので自分ならと考え以下のチョイスですが
 特にラインがわからない PEとかなんだかです?

さらに昔みたいな、短いテーパーラインが無いので
200mの道糸を100で繋いで、75mのテーパーで使い
次回に残り100mを残すのかなぁ〜


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