ぷらねったです。
普段は宇宙やSFに関する話題のみですが、今回は番外編として…使用している動画編集ソフト「VideoProc Vlogger」の無料版で起きる致命的なエラーと、その対策について書いていきます◎

①書き出した映像に字幕が反映されない

このソフトではエフェクトなどの処理だけでなく、字幕を入力・表示できます。フォントもある程度選べますし、便利な機能です。
しかし、いざ時間を掛けて入力した字幕が一部だけ欠落して書き出される...そんな現象が何度も発生しました。
困ったことに欠落する箇所はランダムなので、動画を書き出す度に欠落する場所が変わったりもします。後から対応するには映像を観ながら字幕を再度入力するしか無いので、とても大変です。

エラーの起きる原因は公式で明かされていないので体験からの推測ですが、素材やエフェクトを複数使用している箇所など処理が重い部分で発生する傾向にあるようです。
なので、対策としてはズバリこれしかありません。

・字幕なしの映像をあらかじめ書き出しておく

つまり、字幕を入力する工程を一番最後に持ってくるという方法です。
1. 元々のプロジェクトで字幕なしの映像を書き出し
2. 新規プロジェクトを作成し、①で書き出した字幕なしの映像を取り込み
3. その後、②のプロジェクトで字幕を入力して書き出し
こういった手順でおこなうと負荷が減るため、自分の場合は字幕のエラーがまったく起きなくなりました。

ちなみにプロジェクト編集画面で字幕が表示されなくなるケースも稀に起きますが、これは表示されない箇所の字幕ファイルを一旦削除してから新規で入力することでエラーを回避できます◎

②プロジェクトが開けなくなる

過去に編集したプロジェクトを開こうとすると、エラーが表示されて開けないことがあります。

原因は複数考えられます。
・該当プロジェクトに使用していた素材のファイル名を変えた
・該当プロジェクトに使用していた素材よりも上の階層にあるフォルダの名前を変えた
・該当プロジェクトに使用していたファイルを別の場所に移動した

こんなところでしょうか。
困ったことに、このエラー状態になるとプロジェクト自体が開けないことがほとんどです。こちらのエラーを解消するためには基本的に1つの方法だけしかありません。

・ファイルまたはフォルダ名をエラー欄に表示されている通りに修正する

これだけです。
極論、プロジェクトを開ける状態にしたいだけであれば素材の中身は同じである必要は無いかと思われます。その場合、もちろん素材が置き換わってしまいますが...。

対策としては、
・素材をプロジェクトに取り込む前にファイル名やフォルダ名を決めておく
・取り込んだあとにファイル名・フォルダ名を変えない。また、場所を移動しない
ということが必須です。
シンプルな対策ですが、このソフトを使う上ではとても重要な点です◎

取り込んだ音源がバリバリと割れて聴こえる

取り込む前に再生した時は普通なのに、取り込んだあとに再生してみるとバリバリ鳴っている...こんなことがあります。実はこれは音源側に問題があることがほとんどです。

実はこのエラーについては
・音源の先頭および末尾部分に無音部分が無い
これが唯一の原因です。
そのため、対策としては

・先頭部分が原因の場合、先頭部分にフェードイン
・末尾部分が原因の場合、末尾部分にフェードイン

こういったオーディオ編集によって回避することができます。
他の動画ソフトでも起きうると思うので、ぜひ覚えておきたいところです◎

あとがき

これらのエラーについての言及や対策はWebサイトで検索しても見つからなかったので、とても苦労しました。
エラーを理解すれば無料版でも十分素晴らしい動画編集ソフトだと思いますので、自分のような苦労をさせないためにも、ここに書いておきたいと思います◎