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<第18回>交配の方法を知る①

今日から交配について一般的な方法と私なりの考え方をお伝えできればと考えています。どうぞ最後までよろしくお願いします。

今回の内容もRadiotalkで配信をしています。


植物の交配は種から育てるプランツラバーにとって重要な楽しみかもしれません。
私はパンジー・ビオラの交配を初めて約10年になりますが、飽きることなく毎年行っています。

この交配なのですが、実は業界のルールや記載ルールがありまして、しっかり守ることが大切です。今はいつでも個人販売ができる時代ですので、交配を行いたいのであれば一定のマナーとルールを覚えておきましょう。
また、せっかくタネを残すのであれば、自分なりの姿形を残したいものです。どのようにして自分なりの植物を作り出すのか、そのコツについてもお話ができたらと思っております。

それでは、まず交配の方法からお話をしていきます。

どの植物でも方法はだいたい同じですので、ご安心ください。

まず、タネを作る親株を選びます。次に、花粉をとる株を選びます。
花粉をとったら、親株の雌しべにつけて、札をつけてタネが実ることを願いつつ待ちます。

この札には最初に親株の名前、(ここではNo1としておきましょう。)次に×と書いて、花粉をとった株の名前(ここではNo2としましょう)を事前に書いておくと便利です。

こうして、実ったタネは札と一緒に、タネが漏れないような袋に入れて保管します。このとき、保管する場所は暗冷室に入れてください。例えば冷蔵庫のような場所です。こうすることでタネの鮮度を守ります。

そして、シーズンになったら種まきを開始するという具合です。

いかがだったでしょうか。今日は交配の方法についてお話をしていきました。次回は親株の選び方についてお話をしていきますのでよろしくお願いします。

今日から全国的に晴れて行楽日和となる場所も出てくるようです。紫外線も強くなってきますので、日焼けにはご注意ください。
それでは今日も良い1日を。

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