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通信制大学院日誌 東亜のスクーリング

こんにちは。まいこです。

6月の初めに、東京のセミナーハウスでスクーリングがありました。
どうやら東亜大学大学院の法学専攻では、スクーリングもゼミも公聴会も東京のようです。
これは本当に、入学式と卒業式しか山口に行かないのでは…?
おそらく先生方も多くが関東在住なのではないかと思われます。

前期のスクーリングは6月初めの金・土・日の3日間。コロナ前は宿泊付きで、まさに缶詰学習会だったようです。今年はお泊りは各自好きにしてくださいとのことでしたので、わたしは近郊在住のため毎日通いました。片道1時間くらいです。
朝9時から、1時間半の授業が1日5コマ。昼食も夕食もついていて、1日目と2日目は終わるのが20時20分!(3日目は夕方までです)
ハードな3日間ですが、これに出席しないといくらレポートを書いても単位はもらえないようですから、全員出席しておりました。
例年ですと2日目の夜は1年生と2年生と先生方みんなで懇親会があったようですが、今年はコロナの影響でそれもありませんでした。(代わりに授業w)

次回スクーリングは後期の11月。
8月末にはゼミが決まり、いよいよ修士論文と向き合う準備が始まったという感じです。
まだ具体的な指示はありませんが、11月のゼミで教授にテーマをいくつか提示できれば少し前進できるかも。

さて、テーマ選定は教授曰く、一番大事!とのことです。
とはいえ難しいですよね。
まず税法を知らないと、どこが問題なのかも見当がつきません。
入学時のガイダンスで、仕事をされている方はお客さんの疑問や仕事で疑問に思ったことをテーマに選ぶといいと教授が言っていましたが、なかなか良いテーマと出会うのは難しいのかなあと思います。
また国税不服審判所どまりだとあまり論じるところがないため、裁判所までいった案件で、最適なのは最新の裁判のうち高等裁判所でまだ最高裁に行っていないのがいいとか…。

ある教授と6月のスクーリングで食事をご一緒したときに、法学の研究とは何かを聞いたことがあります。
教授は「ブロック積み」だとおっしゃっていました。
ちょっとだけ形の違うブロックを作って(これが修士論文)、すこしずつ積んでいき、みんなでその塊を大きくしていく作業だ、と。
だから、もう大きくなってしまっている塊は、ちょっとだけ形の違うブロックを作れないし、塊がまだできていないところに1個目のブロックを置くのも大変だ、とのことでした。
論じつくされたテーマはNG、だれも論じていない(先行論文がない)テーマもNGだという理由はここにあったのかと、とても納得しました。
税法を学習済みの方は、なるべくその税法の中で、先生がここはグレーだから勉強しません、試験に出ませんといったあたりをテーマにするといいかなと思います。実務の話なのでダメと教授に言われることもありますが…。

税法全体をみて、がむしゃらに他の方の論文を無作為に読むのは、とても大変なんです。
ある程度、的を絞って探したいですよね。
そこで、ちょっといい方法を思いつきました。
無事にテーマが決まったら開示させてもらいます。お楽しみに!


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