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普通の会社員が、noteを通じて夢を実現するまでにやってみた3つのこと。

メーカー勤務の一般的な会社員。そんなわたしですが、noteをきっかけに書籍を出すことになりました。

はじめる・楽しむ・発信する noteのガイドブック
(2023年12月21日発売予定、現在予約受付中です。)

noteの基本から、noteをビジネスに活かしていくことまでを視野に入れた”noteの入門書”です。

わたし自身、「好きなことで仕事ができたらいいな」という夢を抱きつつnoteを書き始め、今では複数のweb媒体で好きな文章や写真の仕事をいただけるようになりました。

その実現までに、試行錯誤して効果があった3つのことを書きます。


▍コロナ禍をきっかけに試みた3つのこと

noteで展覧会の情報や感想などの発信をスタートしたものの、ただ書き続けても鳴かず飛ばず… そんなわたしの転機となったのはコロナ禍でした。

コロナ禍で美術館が閉鎖され、noteに書くテーマに困った私は新しいアプローチを試行錯誤… 結果として、その中で夢を叶えることに繋がったのは次の3つです。

① 同じ軸でコンテンツの幅を広げること

わたしにとってはこれが一番大きかったです。

わたしの場合、noteは「アート」の話題を軸にしていましたが、作品を「観る」(鑑賞する)という視点だけでなく、自分で「つくる」という新しい視点を加えました。

(▲コロナ禍ではじめた「つくる」試み)

結果として、読者層が広がり、つくる側の視点も理解できたことで今までと違った視点から記事を書いたりできるようになったと感じます。

② 「編集」の視点を取り入れること

単に記事を「書く」だけでなく、「編集」の視点も加えました。

たとえば、ひとつの美術館を掘り下げる記事を書くだけではなく、連想ゲームのようにして関連のある美術館を短く複数紹介したりと、ガイドブックをつくるようなイメージの記事も書いてみたり。

自分で書いた記事をその中に入れ込むことで、一度書いた記事を再度紹介できるのも良かったと思います。

③ noteの面白い記事から学ぶこと

自分とは異なるジャンルのnoteで面白かったトピックは、自分のジャンルにも転用できないかな?と、考えてみたりしました。

「#買ってよかったもの」の記事ってつい読んでしまうな…ということから、さまざまなテーマを決めて「#買ってよかったもの」を考えてみたり。

トピックだけでなく、書き方のテンポや文章の区切り等、読みやすさの点で良いと思うポイントも取り入れるようにしました。(このあたりは書籍のなかに書いています。)

もともと
 ・自分の「軸」から外れたテーマについては書かない
 ・読んでくれた方に「役に立つ情報」を入れる

という2点は気に掛けて記事を書いていましたが、それに加え、上記の3つの試みはPV数などの変化を見て手応えが感じられました。

▍noteがきっかけで叶った夢

● web媒体での仕事をもらえるようになった!
カルチャー、アート、ファッション等のwebメディアから、アート関連の記事を書く仕事をいただけるようになりました。最初はnoteからの問い合わせがきっかけでした。

● 自分で創作したものを販売できるようになった!
自分で創作した作品の販売も始めました。ひとりでつくっているだけなら勇気が出なかったと思いますが、つくったものをnoteで公開し、手応えが感じられたことが大きな後押しになりました。

● 書籍を発売できることになった!
そして、こちらが今回の冒頭に述べたものです。
わたし自身、noteが好きで続けてきて、noteをきっかけにライティングの仕事がもらえるようになりました。自分の経験にだけでなく、出版社の編集の方からいただいたアドバイスなども加えています。

▍noteは名刺がわり

noteはわたしの名刺のようなものだなと実感しています。

フルタイムで会社員をしながら、webや書籍の仕事もいただくようになったため、時期によっては忙しくてnoteの更新頻度が大きく下がってしまったこともありました。

でも、工夫をしながらnoteをある程度の頻度で更新し続けることで、またnote経由でわくわくするような新しい依頼をいただけることを実感しています。

これからも、試行錯誤しながらnoteを楽しんでいきたいと思います。

こんなわたしの経験も活かした書籍です。2023年12月21日発売予定。よかったら手に取ってみてください。(予約受付中です。)


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