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ロシアとウクライナ、そして頭脳警察

■志願兵、ロシア側は1万6千人以上希望 「ISと戦った兵士多い」
(朝日新聞デジタル - 03月11日 21:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6882497


今日は暖かいですね。暖かいというより暑い。
ここ宝塚シティは18℃くらい行ったんじゃないかしら。

先日書いたようにワタクシ今般のアレにつき、もっぱら研究しています。なぜあんな事になったのか。
両国の成り立ちからソ連崩壊、近年までの歴史を掘り掘りしつつ。

だんだん分かってきたことは、各国政府のステートメントや報道が、いかに一色かということ。万人がひとつの方向にガーッと行くと、ろくなことはない。
それは大日本帝国が先の大戦で証明しています。

アレについての見解は別途。が、複雑怪奇な物事に脊髄反射して、価値判断するのは控えた方が良いと思う。
わからないことはわからないと、棚上げするのも賢い態度。
※よしんば募金するならば、ユニセフや国境なき医師団等、中立的な組織にした方がいいですぜ。なんとなれば、戦争に加担する事になるから。

さて頭脳警察です。

頭脳といえば、70年安保前後にデビュー。上掲のデビューアルバムそのジャケは、ご存知三億円犯人のモンタージュ写真。
東芝府中がやられたというね。

頭脳警察が出てきた頃は、全共闘が東大安田講堂攻防戦に敗北し、連合赤軍(国内版)や日本赤軍(海外版)に分裂・過激化。ハイジャックだの浅間山荘だのダッカ乱射事件だの・・・
覚えてますよ、もちろん。小学生~中坊ではあったけど。

あれから半世紀を経て、人類は全く進歩してないんじゃね? これだけは断言できますね、ええ。
同じ過ちを繰り返す。おまえのため、そう万物流転。

  *
鏡の中から叫ぶ おまえの声、聞こえない
移り変わる時を捨て 唇も凍えてた
森の木々は朽ち果てて 季節まで塗り尽くし
けものは生き血を求め 街路樹に身を隠す

風が咲かす火の花に 香しく目を閉じて
おまえは夢の中にまで 釣り糸を垂らしてる
形も色も匂いも何もかも ないものと
戯れてるおまえを見て、悲しさを殺してた

神話を彷徨うユニコーンみたいに

ああ、転げ落ちていくよ、どこまでもどこまでも
ああ、水をつかむように やるせなく、そう万物流転

銀の馬車に乗りこんで 無意識の馭者に問う
夜が明けるのはいつかと 月明かり遮って
鏡の海を渡れば 水甕の娘たち
終末を舞い続けてる 神殿の生贄に

侵略者が朝になれば、玉座から見下ろして
程よく散りばめられた貢ぎ物 恵み次ぐ
追われ続けた栄華がたどり着く 岩山の
洞窟で見てしまった 神々の策略を

胸に隠した セラミックの刃

ああ何にも変わらない、それなのに それなのに
ああ、風を掴むような虚しさで ほら万物流転

◆頭脳警察 ー 万物流転(パンタレイ)

https://youtu.be/0VfmlKP9dyE

今般の戦争を表し余りない。しかし希望はまだあります。

銀河に散る星屑が 俺の目に降り注ぐ
新しい命のために 捧げよう、この夜を・・・

ーーー

頭脳警察のこの曲こそ普遍的。日本のロックは然して、知性的なのでありました。
春はすぐそこ。

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