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トイレ事情は高齢になると大変なこともあります

トイレ事情は、
高齢になると大変なこともあります。

食べると排泄するはセットです。
途中で消化吸収されて、
不要なものが排泄されるのです。

先日、
友人と原宿にいき、
若い人がたくさんいました。

トイレが混み合っており、
友人が、
若い人ばかりだから順番早いよ、
本当に早くて驚きました。

その時に、
歳を重ねるって、
大変なこともあると思い出しました。

私がもうやりきったな、
と退職を決めたのは、
病院での排せつ介助中でした。

なぜだかわかりませんが、
もういいよ、
やりきったから、
と聞こえてきました。

そうかと思ったのを、
覚えています。

排泄介助をしていたのは女性、
自分でできることもしない、
依存的なかたでした。

手伝うことはできますが、
自分でできることは、
時間がかかっても、
自分でできる満足感と、
機能を落とさない訓練にもなります。

いい人なのに、
依存的で、
本当にこれでいいのかと思った時に、
私に向けて声が聞こえてきました。

そうか、
もうそういうことも、
考えなくていいんだと、
思いました。

気持ちが軽くなったのを、
覚えています。

私の父は、
アルツハイマー型の認知症でした。
認知症がすすみ、
便器に座っても、
どうしてよいかわからなくなりました。

どうしたらいいんだと言われ、
排泄することも、
わからなくなり、
娘である私は、
心のなかで泣いていました。

オムツに排泄ができれば楽なのに、
トイレが頻回で、
情緒が不安的になり、
ゴミ箱を蹴ったり、
私の腕に爪で傷をつけたり、
しまいには、
暴れて手がつけれないこともありました。
鎮静の注射までしないと落ち着きませんでした。

トイレ事情からの現場を思い出したので、
書いてみました。

自分は、
できるだけ自分でしたいのですが、
どうなるかはわかりません。

まあ、
心配しても始まらないので、
今を精一杯生きることを続けて行きますね。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。



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