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自分で決めれるようになる

自分で自分のことをするのは大事だ。

自分で決めれるようになる過程を、
記事にした。

精神遅滞と統合失調症、
20代の女性だった。
体格がよく、
感情の波はあるが、
素直で優しい。

精神遅滞もあるので、
ちょっとわからないことなど、
些細なことで混乱がおこる。

今までは、
そういう混乱で抑制がきかない。
また、
すぐに注射をする処置で対応されていたので、
目覚めると忘れてしまって、
わからないことの繰り返しだった。

感情の抑制、
社会との関わり方など、
自分の気をつけることがわからなかった。
眠ってしまうから。

治療の方針として、
薬は使わない。

気持ちの整理はスタッフが担当。
自分の気持ち、
そういう対処でよかったのか?
まわりへの影響。
自分にとってどうなのか?

わかるレベルまで、
具体的に落とし込んで、
スタッフは対応した。

コップなどは叩き割ってしまうので、
プラスチックの割れないものに変えたりした。

眠らされないことは、
やってしまったことを、
自分なりに向き合わないとならないので、
かえってつらかったかもしれない。

その都度、
温かく見守り、
改善していった。

生活はグループホーム、
施設長に相談に乗ってもらう。
訪問看護で生活の確認。
就労支援では、
そこのスタッフの見守りを受けたり、
自立していった。

時々混乱は起こるが、
自分の気持ちを、
なぜそれが起きたか学んでいった。
暴れて感情を出すのではなく、
それなりに対応できるようになっていった。

対人関係は、
心が通い、
安心すると、
なんでも話しやすい。

自分の力で考えられるのに、
考えが及ばなくても、
自分にとってよくないことだと、
自分なりに感じれば行動できる。

そういう芽を積みたくないと思った。
自分で決める。
自己決定って大事だと思う。

温かい目で、
じっくり関われるスタッフの存在も必要だ。

障がいや病気を持ちながらも、
明るい人生を歩いてほしいと願う。

最後まで読んでくれて、
ありがとう。

何かの役に立ったら、
嬉しいです。



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