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心配無用

昨日、コロナ疑いの発熱で帰宅したKちゃんだったが、結局39℃台まであがった。
二人とも昨日も今日も朝晩抗原キットにかけているが陰性。Kちゃんの方は本日病院でPCR検査も提出していた。

それにしてもコロナ渦になってからもうすぐ3年になろうとしているのに、未だこういう時に診てくれる病院が皆無。あちらこちらに電話したあげく「窓からPCR検査のキットを渡します。玄関からは入って来ないで着いたら電話して下さい。」と言われたそうだ。
商店街に無料で検査できるところもチラホラあるのだが、そんなところに行って他人にうつすわけにもいかないし、はたまた、そんな場所で陽性と出たところで誰が発生届出すねん。

現場は努力しているに違いないのだが、未だに行動フローが出来ていない。

***

心配しても仕方ないのだが、心配である。
朝、「喉が痛くてパンが食べれない。」と言うので、てっきり何も食べれないのか?と思ったら、結構食べてくれているのでホッとしている。

そもそも彼女が「とうとう熱が出た!」と言いながら帰って来た時、私は夕飯にチキンステーキを焼いていた。カリっと焼いたもも肉に、ソースはデミグラスと焼肉のたれと赤ワインと焼き汁を混ぜたやつだった。
具合が悪いと知っていたら、こんなガッツリ系のメニューにしなかったのに。
しかし、その時既に38℃台あり「死にそうだ。」とワーワー騒いでいると言うのに、たいらげた。
そして今朝はパンが食べれないというので「そうでしょ、そうでしょ。」と、スープを作ろうとしていたところ「豚丼とかなら食べれる。」と全然意味が分からないことを言っている。
しかも、作って出してみたら、本当に食べた。

チキンステーキ、豚丼と来て大丈夫かな?と思ったら、ラーメンも食べた。まじか。

今夜は「何食べたい?」などと絶対訊かない。
絶対うどんとか優しいメニューにしよう。と思っていたら・・・。

「え?うどん?じゃあ、うどんすきにして。いつか作ってくれたやつ。」

・・・・・。鶏とかエビとかホタテとか餅巾着とかを入れたあれですか?作り過ぎたかな?と思っていたら、お一人で鍋いっぱいお食べになっていたあれですか?

「うん。喉が痛いから、あれしか食べれない。もうダメ。」

この人は、何があっても死なない。大丈夫だと思った。

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