軌跡という奇跡
昨日、今日とナースさんの面接。
昨日の男性ナースさんは残念ながら採用できない。
面接だというのにトレーナー。フケが肩に落ちていてお風呂に入っていない匂いがしていた。高齢者相手でも、いや、高齢者だからこそ言葉じゃ誤魔化せないものがある。よく喋る人だった。何故だか自身満々の。
今日お会いした方は出来れば下さい!と施設長にお願いしておいた。
しっかりした人だった。年齢の割にはお若く見えた。
***
施設の皆様は本日も平和。
誰も痛みに苦しむことなく、笑顔。
先読みしてしまうことがある。
病名を見てその予後を想像して泣きそうになることがある。誰にも言わないけど。
けれども、そんな懸念に打ち勝って、その人の今を大切にしてケアしていると、何と、奇跡が起こることがある。
最大の奇跡としては治癒してしまうこと。
次に凄いのは、うまいこと病と付き合って、毎日ゲラゲラ笑いながら幸せな余生を過ごした人も居る。
だから、今日も大切に過ごせて良かった。今を大切に出来て良かった。
ありがとう。
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