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沖縄滞在日記その1

岩橋由梨:記

11月の終わりにアーツ ベースド ラボで沖縄2泊3日の合宿をすることになりました。
ここ2,3年は和歌山での竹由庵合宿が続いたので、そろそろ沖縄もいいのではないかとなったのです。

沖縄で合宿の下見をしながらどうせなら沖縄ならではのアクティビティを事務局うららと二人で体験しようと決めました。
那覇1泊、本部に1泊、そして合宿場所になるやんばる学びの森で3泊の5泊6日の旅です。
羽地さんは最後の2泊やんばる学びの森で合流です。

わたしは個人的に昨年夏に母と妹と姪で沖縄の奥間で2泊しました。
母は初めての沖縄でした。
沖縄の北、やんばるをドライブして
和歌山とは違う亜熱帯の植生に魅せられました。

オオバヤドリノボタンと大きなクロアゲハ


メディニラ(サンゴノボタン)
色が沖縄らしい

なので今回も北を中心に旅ができることはとても嬉しいことでした。

初日(3/25)


月曜に南大阪で朗読劇の稽古をしてから夜の便で沖縄へ。
飛行機は満席。
遅い時間なので小さな子どもはいないけど、時節柄学生グループがたくさん乗っていました。
到着は少し遅れて23時前に。
遅い時間に着くのがわかっていたのでその日は夕方に着いたうららと那覇空港近くのロワジールホテルで1泊です。

空港に降り立つと空気があたたかくて
荷物を持って少し移動するだけで汗が噴き出てきました。
重ね着していたものをあわてて脱いで、冷たいさんぴん茶を買いました。
数時間前までは寒さに震えていたのに、夜の11時に冷たい飲み物を買ってゴクゴク飲むとは思いもしませんでした。

空港ではうららが車で迎えにきてくれました。

ホテルに着いて二人で地図を広げて翌日からどうするかを考えることにします。
互いにギリギリまで仕事をしていたので沖縄の話がその日までできなかったのでした。
二日目は本部の一軒家のゲストハウスに宿泊予定です。
飛行機は満席だったし、那覇市周辺にたくさんの人がいそうだねということになり、そうそうに北上したほうがよさそうだと決まりました。

ホテルの部屋はあたりまえのように冷房がついています。
その夜は初日の興奮もあってか、あまり眠れませんでした。

二日目(3/26)


少し早く起きてホテルの大浴場へいくことにしました。
身体が暑いのか寒いのかをうまく判別できずにいるようなので
汗をかくことにしました。
このロワジールホテルは沖縄では珍しい掛け流しの天然温泉です。
本州のような火山性成分ではなく、800年前の化石海水だそう。
ヨウ素を含んでいるのでお湯の色はたしかにヨードチンキが薄まったような色。だけれど無臭。塩分濃度が高くとてもあたたまってスッキリしました。
温泉に浸かってようやく少し土地に足を踏み入れたと実感してきました。

ホテルの隣が三重城(みーぐすく)という場所。
行くと、鳥居があって、拝む場所があります。
そこでは、二組のグループがそれぞれの場所で拝む準備をされていました。
こういう光景は沖縄を感じるところです。
手を合わせ、
これからしばらく滞在するのでどうぞよろしくお願いします
とご挨拶をさせてもらいました。

お昼は北谷の漁港でイカスミ汁定食を食べることに決定。
うららは3種類の丼。
とにかくわたしは沖縄で墨汁があればそれを食べることにしています。
身体にすっと馴染む味で美味しい。これが和歌山にもあればといつも思います。

イカ墨汁定食
酢味噌がかかっているお刺身のぶつ切りも小鉢に入っています
うららの頼んだイカスミ汁とお刺身丼ともずく丼


その後本部へ移動して本日の宿にチェックインしました。
ここは最高9人が宿泊できる一軒家で、調理もできるようです。

とても広くて気持ちいい
ゲストハウス


この日はふったりやんだりの雨だったので遠出もできず、車で近くを散策に出かけました。
本部漁港は今まで何度か行ったことがある場所です。
今回は近くでビーガン用の食材を売っているようなこだわりの商店にはじめて出会いました。そこでは本部にある麹を使った味噌や甘酒を売っています。お湯に溶かすとかちゅーゆ(かつを出汁の味噌汁)ができる調理味噌や甘酒アイス、冷凍の玄米酵素おにぎりも買いました。そのお店の人に天ぷらの美味しい居酒屋も紹介してもらい、一つ100円で3つその場で揚げてもらい持ち帰ることにしました。さらに宿の近くの商店でもそーめんチャンプルーを買って、簡単な夕食のつもりが案外豪華な食事になってしまいました。

そーめんちゃんぷるーとてんぷら、そして玄米酵素おにぎりを半分こ
かちゅー湯味噌をお湯でといて
これは美味しいおみそでした


食事を済ませたら、その日は眠くなって11時には寝てしまいました。


三日目(3/27)


翌朝は本部港でホエールウォッチングを予約していたため、朝8時半に港に集合です。
この日は晴れているけど海はだいぶん荒れそうだということ。予約の電話では、
シーズン終わりでくじらがだいぶんと少なくなっているから、見つけるまでに時間がかかるかもしれません。お昼を過ぎるかもしれないと覚悟しておいてください、と言われていました。

二人とも実は船にはあまり強くありません。
前日からできるだけ胃の負担をなくし、睡眠をよくとって、朝食も最小限に、トイレもできるだけ船に乗る直前に行きました。
買ってきた酔い止めを服用して、万全の体制で、緊張して船に乗り込みます。

ライフジャケットを着ていざ!


ところが、出航して10分も行かないうちに
「あの〜、くじら発見しちゃいました。どうぞ前のデッキに来てください」
と案内されました!どうやらスタッフのみなさんもこんなに早く見つかるとは思ってなかったようです。
みんなで前のデッキに出て、クジラが出てくるのを待ちました。

遠くに2頭の背中が、、、

おお!いました!
バッチリ!親子鯨を確認できました!

12月から3月までのこの時期は、鯨が子育てをするために沖縄にやってくるそうです。
親子が息を吸うために海面に上がってきますが、その度に船が近づいて親子で潮吹きをする様子を何度も見ることができました。
(酔うことが心配でほとんどスマホを触れなかったために、写真が限られていますが。)

尾なのか、背なのかわかりませんが。います!


子くじらがいるため、親子はあまり深くは潜れないらしい。
頻繁に潮を噴き上げるけれど深く潜るための尾まではあまりあげないようです。

不思議だったのが、くじらが潜った後の水面は、そこだけ丸い形になって、その丸い中は波が立たず、一瞬鏡面のように見えます、2匹の潜った後に二つの丸が海に浮き上がってきて、やがてそれらがなかったかのようにいつのまにか元の海に戻る。それがとてもおもしろくて、クジラを探すよりも、くじらの潜った後の海面をよくみていました。
今まで、こんなに海面を凝視したこともなければ、波の変化を感じたことはありませんでした。

左側にその丸の片鱗が…
多分。
左もホエールウォッチングをしている船
前のデッキに人が座っているのが見えるでしょうか。
あとからクジラの調査をしている船なども合流しました。


ホエールウォッチングは子鯨にストレスを与えないよう、発見したら1時間で追いかけるのをやめねばならないというルールがあるそうです。
たしかに、海面に出る度にエンジンかけて近づいてこられたら嫌ですよね。
大満足でした。

やっと人を写す余裕ができました。
うららも楽しそう!


朝9時くらいに出港して、帰ってきたら10時半過ぎ。
今季最速遭遇でした。と係の人が言いました。
レイトチェックアウトにしてあったため、ホッとしたらお腹が空いてきて、ゆし豆腐とふーチャンプルーを買って宿に戻って朝食の続きをしました。
酔い止めを飲んで緊張が解けたところに、また食事。この頃に酔い止めが効いてきました。普段薬を飲まない二人は強烈な眠気に襲われてしまい、その後爆睡してしましました。
ひと息寝たらスッキリして、あわててチェックアウトへ。
今日の夜は何時に何を食べられるかわからないので、遅い昼食として沖縄そばをたべました。我々は空腹と寒さが続くとめっぽう弱いのです。

2度目の朝食は、ふーチャンプルとゆし豆腐を買って
残りものの玄米酵素おにぎり
わたしの家から持ってきた母手作りの新生姜も!
きしもと食堂でおそばとジューシー(炊き込みご飯)もひとつ頼んでしまう
食べてばっかり!


腹ごしらえも終わり、いよいよ国頭村のやんばる学びの森に移動となりました。
本部からは1時間と少し。

本部から与那川を少し超えたところまで、海岸沿いの58号線は道の駅がたくさんあります。
それぞれが特徴的なのですが、まず、羽地さんと同じ名前の羽地の駅。
これはパイナップルなどの果実がよく売られている場所です。

もう少し先へ行くと、道の駅おおぎみ。こちらは大きな施設で飲み物、デザート、お土産なんでも揃います。

道の駅をひやかしていたらあっという間に夕方です。

58号線から山の中へ30分弱ほど入って行くと、やんばる学びの森に到着しました。
周辺のお食事どころは58号線に戻らねば何もありませんし、たいてい店は夕方前に終了してしまいます。
唯一8時すぎくらいまで開いていたのが、国頭村食堂
行った時はちょうど夕日が沈む頃で、外でもお食事ができるようになっており
木にはハンモックがたくさんつるしてあります。

夕焼けがきれい

唯一開いているこの店に、インバウンドの人もたくさんきていてごった返している中
なんとか並んでご飯もたのめました。
こうして盛りだくさんだった三日目が終わります。

次回は国頭村周辺や、やんばる学びの森の宿舎やその周辺についてです.

沖縄滞在日記その2へ続く。

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