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真冬に&重機を使わずに【山を開拓した話】

今日は、購入した山を開拓した時の話をします。
2019年にキャンプ場を作るために山を購入したのですが、
それがまあ大変でした笑(それ以上に楽しかったですが😆)

なんで大変だったかと言うと、普通業者さんに依頼して重機を使ってやったりすると思うんですけど、僕はお金も重機も無かったので、時間を掛けて人の手で山を開拓する道を選んだからです。笑

どんな方法で開拓した/何に困ったみたいな話をしていきます。

まず買った時の山がどんな状態だったかと言うと、

・草だらけでどこまでキャンプ場として使えるのかわからない
・水道も電気も通ってない
当たり前なんですけど、本当にただの山でした。笑

なのでまずやったことで言うと
草刈りです。

草刈り機を買って草刈りをしてみました。
だだっ広い山の敷地全体の草刈りだけで1週間くらいかかりましたね。笑

普通だとクルマみたいに操縦する草刈機を使う広さだと思うんですけど、お金が無かったし、変なこだわりで楽はしたく無かったので、肩掛けの草刈機でやりました。笑

それで草を刈り終えてみて、一週間前に見てた景色と全く違ったので本当に感動したんですけど、
その喜びも束の間で、今度は地面がボコボコで。。

こんなんじゃキャンプできな〜〜〜い!!!!ってなりました。笑


この時ちょっとだけ思いました。
「勢いが過ぎたかな。契約前に草刈らせてもらうべきだったな」ってww

持ち前のなんとかなる精神で全然余裕でしょって事で
今度は地面を平にするために何をしたらいいか調べて実際に整地していくんですけど、

まず必要な機材や材料を揃えました。

・耕運機(畑を耕す機械)
・クワ
・シャベル
・ウッドチップ
とかですね。

※これも本当は全然違う重機を揃えるべきです
(ユンボとかローラー?とかそうゆうやつ笑)


上の4点と、
手伝ってくれる仲間、あと時間があればなんとかなりました笑
(この2つが一番大切)

耕運機でボコボコの地面を耕して、
クワの裏側で叩いてなんとなく地面を平にして、
その上をみんなでジャンプしたり、クルマで行ったり来たりして地面を固めて、最後にちょっとウッドチップをかける。

これでそれなりに平になりました。
(2000坪の山が・・・)

こんなんもう現代人がやる事じゃなくて、
動物の森の感覚です。
ただそう思うと逆に楽しくなってきてしまう。笑


この整地作業と並行してやっていた作業が
小屋の制作なんですけど、

当時東京から日帰りで通ったり、山でテントで野営していたんですけど、日帰りは移動費が勿体無いし、野営は真冬に差し掛かり凍え死ぬし疲労が取れないと思って、家の代わりになる小屋を作りました(現在は荷物倉庫)

これも全部手作りなんですけど、昔から物作りが好きだったのでとても楽しかったです。
あと5個くらい小屋作りたいです。笑

ただそんなに簡単なものではなくて、

材木を大量に買ってきてキシラデコール(防腐剤)を塗って、
地面は水平をとって、材木を適当な形に切ってって感じで、、

専門的な話はできないししないんですけど、先輩の大工さんに設計してもらって教えてもらいながらやる大工作業は本当に楽しかったです。

小屋ができてからは、みんなで夜は鍋をしたりボードゲームしたりと一生の思い出になりました笑

そして、ここらへんでちょっと気づくんですよね。
結構作業進んできてない?
ただの山では無くなってきてない?ってw

作業が進んでいくと完成が近づいてきてちょっと寂しい気持ちもありました

こんな形でこの後もトイレ/シャワーの小屋を作ったり、グランピング用のウッドデッキを4つ作ったりと進んでいって、無事現在のキャンプ場としての形ができました!!


長くなってしまったのと被るところもあるので、最後はちょっと省略します。

キャンプ場として形になりオープンしたものの、まだ未開拓のエリアなどもあるので、そこは引き続き開拓していきますし『開拓したい!!』と言って下さる仲間も随時募集しておりますので、興味がある方はぜひ連絡をお待ちしております。

最後まで見ていただきありがとうございます!

それではまた!

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