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複雑なシフト管理を顔認証で!? 人手不足に悩む旅館の業務負担を軽減したいッ!

皆さんこんにちは🌸PLEN Roboticsインターン生の鈴木です!(ただいま絶賛春休み中です!)

世間では長期の休みを利用してどこか旅行に行こうと考える方も多いはず。さらに全国旅行支援の再開や訪日外国人観光客の受け入れ再開により、やはり今は旅行がアツい‼

ということで今回は旅行・観光にまつわるお話をさせてください!
PLEN Cubeがどう絡んでくるのか予想しながら読んでみてください!


◯PLEN Cubeの顔認証

まず弊社のプロダクト、「PLEN Cube」について簡単に説明します。
PLEN Cubeは顔認証技術を搭載しています。(他にも顔認識や音声認識などの技術も搭載していますが、今回の記事では顔認証にフォーカスします!)
簡単に言うと、PLEN Cubeは個人の顔を特定できるんです。
例えばあなたは一度PLEN Cubeに顔を登録するだけで、次回からは「こんにちは、〇〇さん。」のようにあなたを覚えていてくれます。

この技術を利用したサービスには勤怠管理、出欠管理、予約受付などがあります。
例えば会社の入り口にPLEN Cubeを設置し、出勤時と退勤時に顔を見せることで、顔認証での勤怠管理が可能です。
教室の入口に置けば生徒の出欠管理、病院に置けば来院されたお客様の予約受付をすることだってできます!
実際に学校や病院、コワーキング施設などで使われています。

↓その他の技術、顔認識や音声認識についてはこちらの記事から。


◯旅館の勤怠管理は大変すぎ!?

先程説明したように、PLEN Cubeは顔認証での勤怠管理が可能。そして様々な施設に導入させてもらってきました。

そして今回、新たな試みを行いました!
それはズバリ、旅館の勤怠管理

なぜこれが新たな試みであったかと言うと、ホテルや旅館という観光業で働く人々のシフトはとても変則的で複雑なものなんです。

例えば、正社員、時給者、ナイトシフト、特別社員など複数の勤務形態があります。それに加え、中抜け時間や時給者の有休取得時のみなし勤務時間などもあります。

これらを踏まえた勤務時間や給与の計算はとても手間がかかり、さらにそれをデジタル化することも容易ではありませんでした。
そこで私たちはそれらに対応する勤怠管理アプリを開発し、この度、滋賀県にある『びわ湖花街道』という温泉旅館に導入していただきました!


◯旅館の潜在的なバックオフィス負担

旅館の勤怠管理は複雑で手間がかかるだけでなく、人手不足も重要な課題となっています。特に飲食・宿泊業ではコロナ禍に不要不急の行動が制限されたため、25万人の雇用者が減少したんです。
2022年になり、全国旅行支援や外国人観光客の受け入れ再開により宿泊業の需要は回復しつつありますが、結果人手不足により受け入れ体制が不十分という状況になっているんです。また宿泊業は1日単位、週単位、季節単位で忙しさが変わってきます。そのため変形労働時間制(労働時間を月単位・年単位で調整すること)を採用している企業も多く、バックオフィス(人事、総務、経理部門など)の負担はとても大きいと言えます。

実際に、今回PLEN Cubeの勤怠管理システムを導入されたびわ湖花街道では、調理・接客・フロント・経理等の複雑化する従業員の出退勤管理・給与計算をほぼ一人の従業員で対応し、複雑で膨大な事務作業の処理を余儀なくされていたんです(゚д゚)!


◯実際に見てみよう

これまで行っていたカードでの出退勤

出勤ボタンを押し、勤務時間を選択し、カードをかざす
退勤時も同様に退勤ボタンを押し、カードをかざす


今回導入されたPLEN Cubeでの出退勤

出勤時、退勤時共に顔を見せるだけ。カードを忘れてしまったなんて事態も起こりません。

打刻データはクラウド上(Webアプリ)に保存され、データ確認や集計をすることが出来ます。また顔認証と同時に体温も計測してくれるため、従業員がそれぞれ自宅で体温を測り、出勤時に記録する手間もなくなりました。


◯日本のこれからの観光を支えるため!

労働人口の不足は日本全体における深刻な問題であります。特に宿泊業ではどうしても人手に頼らないといけない状況(例えば旅館ならではの"おもてなし"など)もあり、働き手が不足しているのが現状です。
そこで我々は今回のように定型化された業務の自動化、効率化に貢献します!


いかがだったでしょうか。今回は最近のPLEN Cubeの導入事例をご紹介させていただきました。興味を持っていただければ幸いです!

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動画では実際に動く様子もご覧ください!


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