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PLOT設立に向けた想いとは?

2023年12月に開校予定の、PLOT。幼児や小・中学生、高校生、社会人に向けて、プログラミングやデザインのほか、英語を主とした全小中学校の教科書に準拠した問題で予習・復習ができるプログラムを提供します。
この記事では、PLOTがなぜ設立されるのか、その背景や想いをご紹介します。

主観的なウェルビーイングを高める

PLOTでは、子どもたちの主観的なウェルビーイングを促したいと考えています。ウェルビーイングとは、自尊心や自己効力感が高いことが人生の幸福をもたらすという獲得的幸福感に基づく尺度のこと。国際的な比較調査では、日本の子どもたちのウェルビーイングが他の国に比べて低い傾向が報告されています。

ウェルビーイングを高めるためには、子どもたちが下記のような状態になることが理想だと考えられています。そこで、PLOTでは、「人」を育てるプログラムや講座を開催することで、その実現を目指します。

勉強で大事な学習方法は「繰り返し」です、分からなかったことが「分かる」ようになりできなかったことが「出来る」ようになる。
その小さな達成感の積み重ねがやがて大きな自信へと繋がります。

(ウェルビーイングに関連する項目)
〇将来の夢や目標を持っている
〇授業の内容がよく分かる
〇勉強が好きと思う
〇普段の生活の中で、幸せな気持ちになる
〇友人関係に満足している
〇自分と違う意見について考えるのは楽しい
〇人が困っているときは進んで助けている
〇先生は自分のいいところを認めてくれる
〇困りごとや不安がある時に先生や学校にいる大人にいつでも相談できる
など

子供たち一人ひとりの主観的なウェルビーイングが高まることで、それが家庭や地域に広がっていく。その広がりが世代を超えて循環していくことで、よりよい社会の実現ができると考えています。

また、ウェルビーイングを高める必要があるのは子どもだけでなく、大人も同様です。日本は世界の中でも企業の人材投資への意識が低く、学ぶ機会の少ない社会人が多いといわれています。
就職をした後も、継続的に学びの機会を設けることで、仕事や暮らしをより充実させることができる。そのため、PLOTでは子どもだけでなく、大人も対象にしたプログラムを提供します。

モンテッソーリ教育 "教育の主体は子どもである"

また、PLOTでは、子どもたちの教育にあたって「モンテッソーリ教育」の考えをもとにプログラムの設計を行っています。
モンテッソーリ教育とは、イタリアの病院で医師をしていたマリア・モンテッソーリが築き上げた教育法。彼女は「教育の主体は子どもである」ということを大前提に様々なことを試み、そして大きな成果を挙げてきました。

最近では、将棋で大記録を打ち立てた藤井聡太さんが幼児期にモンテッソーリ教育を受けていたことでも話題となり、藤井聡太さん以外にも様々な著名人がモンテッソーリ教育を受けていたことが知られています。

【モンテッソーリ教育を受けたとされる著名人】
・Google共同創業者 セルゲイ・ブリン ラリー・ペイジ
・Amazon創業者 ジェフ・ベゾス
・Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ
・『マネジメント』の著者 マネジメントの父と呼ばれた ピーター・ドラッカー
・史上最年少(10歳0ヵ月)でプロ囲碁棋士入り 仲邑 菫

モンテッソーリ教育の根幹となるのは「教育の主体は子どもである」という考えです。PLOTも、教育の主体を子どもに置き、「子どもが自発的に自らやりたいところを選んでする」ことに重点を置いたプログラムや講座を提供します。

主体的に取り組み、達成し満足感を得て「できる!」という自己肯定感を育む。そして、その繰り返しによって学習習慣を身に付けながら、必要な能力を獲得していく。
こうした学習サイクル・学習習慣を身につけることで、その後の人生におけるあらゆる「学習」の機会で、新しい知識や考え方・技術などを身に付けやすくなります。

いかがでしたでしょうか。主体的なウェルビーイングを高めること、モンテッソーリ教育をもとにすること。PLOTは、このふたつの考えをもとにプログラムや講座の提供を行っていきます。

実施している内容の詳細はウェブサイトに掲載しているので、そちらをご覧ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。


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