ワークショップ稽古場日誌⑥


「澤塾ワークショップ」
稽古場日誌6回目(全9回)
自分


今日は朝からなにか変だった。
体調も悪い訳では無いが、心が安定しない、思考も不安定だし、何より落ち着かない。
理由のわからなさの気持ち悪さ。
更年期障害は今んとこないんだけれど、そんな感じ?
少し早めに起きたので、深く深呼吸したり、瞑想っぽく目を閉じ静かにしてみたり。
体調不良はよくあるから対処は出来るんだけど、そーゆーのは久しぶりだったので少し焦った。結果、余り効果なく稽古場に向かう。
常に、自分と向き合いながら生きていく間に、こーゆーケースの時はどうしたらいいか、とか、対処の方法を複数持っておきたい。歳のせいかも知れないが、何があるか分からない年齢にはなっているので。
でも、それってお芝居や稽古と一緒で、対処法や引き出しを多く持つコトで解消出来る。自分への対処法、引き出しを持ちたい。

稽古場へ。
今日は暑くてみんなダル気味からのスタート。(違ってたらごめんなさい)
私はこんなに感じだったので、いつもより地に足をつけてゆっくりと歩く。しっかりと歩く。せかせか歩かなかった。
歩いていくうちに少しづつ自分の状態が戻っていく感覚を覚える。稽古への集中がそうさせるのかは分からないが、不安定さは残るが出先の時よりはだいぶ落ち着いた。
目を瞑っての作業。
いつものように、何かを指さす。やっぱり不安定さのせいか時間がかかってしまったが合ってた。
そして、今回は5人での参加だったので、3人組を1組作って、あとは1人1人になる、を作る。
私は近くに1人いるのは分かってたので目を瞑りながらその人を探してもう1人とも合流出来て無事任務達成。ホントに目を瞑っての作業が慣れてきたのか分かる。見てる澤さんからも言われた。どこら辺にいるかとか、足音がとこから聞こえたとかが分かりやすくなってきた。継続は力なり。

もうひとつ目を瞑ってのワークをやったが、コレはとある理由により説明は省きます。次回は書けるかな。

輪になって椅子に座る。「スパイゲーム」
人狼よりも探偵ごっこよりもシンプル。ただスパイを当てるゲーム。
ルールは15分間ただ雑談する。その間にスパイを見つける。
雑談15分って長そうに感じるが、話すとあっという間。雑談終了後スパイを指名する。1回目、当たり!
ホントに些細なコトがその人いつもと違うな、という単純な答えが多かったが見事に当てる。
2回目からはスパイを2名に増やす。雑談を5分にしてスパイ指名タイム、その後1分間もう一度話してから再度指名すると言う流れに。15分から5分になって途端に話すことが無くはないが何を話したらいいのか、スパイを探す方がいいのか迷ってしまう。あっという間に5分終了。スパイを指名する。1分間もう一度話す。ここで今回はスパイとされた人の弁明に使ってしまった。
そして今回はハズレ。最後の1分間を弁明に使うのは意味が全くなかった。
3回目、他は変わらず最後の1分間を3分間にしてスタート。
今回の5分は割とスパイを探す方に話が回った。そしてスパイを指名。ある人に集中する。そして3分間の話し合い。ここで何と、この人ではなくて違人ではないか、との話から疑いが強まり、最後の指名では最初にスパイ疑惑が集中した人から別の人に集中するという動きになった。
そして、見事当てることに成功。
最後の3分間が正解かは分からなかったが、動きがあったからこそ正解したのだろう。
ホントにシンプルたが、面白いゲームだった。

最後はテキストを使って自由に稽古してください、と言う時間に。
私はこのテキスト(台本)が好きだ。与えられた役も凄く好きだ。
他のキャラも好きだし、このチームはいいな、と思ってる。
だから、大事なのは如何に楽に演じれるか?ではないかと思ってて、そこを話し合う。
各自が各々が、楽に演じれたらこの作品は良くなる。
稽古より話し合う時間の方が多かったが、有意義な時間の使い方が出来てた気がする。
次回は稽古に時間を当てたい。

出だしはどうなるか、と思ったが何とか乗り切れた。と言うよりむしろ楽しめた。
なんか終わって、ホッとした。


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